松島基地復興感謝イベントに当選したので、久しぶりに基地内に立ち入ることができました。
開場は8時半ということなので、8時前に矢本駅に着くように仙石線に乗りました
以前は駅からまっすぐ行った、田んぼの畦道を歩いた先のゲートから入りましたが、
今回は北ゲートから入場ということで、けっこう歩きました。
当選ハガキを見せて入った先では、所持品検査…
荷物の中身と、金属探知機で全身をチェック
さらにここからかさ上げされたエプロンまで、長いスロープ状の道路が続きます。
エプロン手前で一旦止められ、開場になるまで5分程待ちました
そして、開場時間になり、エプロンへ…
かさ上げされた新しいハンガーとエプロンで、場内の様子がだいぶ変わっていました
コンクリートは真っ白で、炎天下に一日居たらコゲて熔けそうです
おそらくハンガー正面がブルーのショーセンターになると踏んだのですが、
KC―130Hが鎮座しています…
まぁ、上がっちゃえばフライトを観るのにはあまり影響ないか、
ということで、場所を決めました
そんなこんなで、早くも9時からフォーメーションフライトです
一航過目は、
まずは、松島救難隊のUH―60JとU―125Aです
125はヘリの速度に合わせるため、脚を出し、フラップを下ろしています
つづいて、二機のF―2Bがエシュロンで…
前の速度に合わせて、こちらもダーティです
つづくブルーは、1番、5番、6番の三機がデルタで…
二航過目は、ヘリを除く六機で、デルタです
午後のブルーの課目の時もそうだったのですが、
6番機のライトウィングがちょっと離れ気味です
三航過目は、ブルー三機がエシュロンで…
ひと休みしてから、次のプログラムは、
F―2Bの機動飛行です
高速で進入し、アフターバーナーを焚いてターン
湿度が高いので、ぶわっ、とベイパーが起きます
タッチアンドゴーからの急上昇や、
高迎角での低速飛行からの急ターンなど
(雲が低くてハイレートクライムが見られなくて残念)
F―2の高い機動性を披露してくれました
最後はコンバットピッチで着陸
ドラッグシュートを引いて減速し、着陸距離を短縮します
つづいては、仙台消防局の412による、
バケットを使った消火水散布です
駐機していたUH―60JとU―125Aが飛行展示のためにタクシーアウトしていきました
海上保安庁のDHC―8 Q300”おおたか”が、一航過だけ…
そして、午前中のシメは救難展示です
通報を受けたU―125Aが、遭難者を捜索するために飛び立ちます
機首に回転式に収納されている赤外線暗視装置が出されています
遭難者を発見したU―125Aは、救難装備を投下します
(投下装置はキャビン内のタイヤ収納部の上の位置にあり、
脚室を通して投下されるため、脚を下ろしています)
遭難者の救助にはUH―60Jがあたります
救助員が遭難者の元にリペリング降下します
遭難者をホイストで懸吊し、機内に収容します
残った救助員を収容し帰投します
最後にUH―60Jは、ヘリ特有の機動を見せてくれました
お昼休みの間に、目の前のKC-130Hに動きが…
50人ほどの人がわらわらと現れました…
ファンシードリル隊の航空学生でした
(通常人員なら92名搭乗可能だそうです)
積載する貨物は…おみやげの、ずんだもちか萩の月…?
ではなく、制服や小銃、楽器などでしょうか
カーゴドアをレベルにしてパレットを積み込むので
ヒンジやアクチュエータに負担がかからないように、脚立のようなつっかえでドアが支えられています
図らずも、目の前の視界が広がりました
KC―130Hは、小牧に向けて飛び立っていきました
(その2、午後のブルーにつづく…)