例年より花が遅れていると言われている今年、昨年は6月6日に行っているので、
もしかしたら未だかもしれないと思いながらも、お天気に誘われて出かけてみました。
週末の土曜日(4日)は、相変わらずの大混雑で高尾山口の駅はごった返しておりました。
でもセッコクのことは余り知られて無いらしく、ケーブルカーの上り口「清滝駅」の桜の
木に着生している花を見る人は殆どなく、皆先を急いでいました。
駅の人にお断りして中に入れてもらい、桜の木の高さ5mぐらいの所に着生した満開の
セッコクを写しました。丁度満開で純白の花がとても綺麗でした。
デジカメをめいっぱいアップしても中々これ以上は大きく写せませんでした。
原生林の自然の中に着生している場所は、6号路の中心点辺りにあります。
ストックを出してカメラを首から提げてゆっくりと花を眺めながら進んでいきました。大勢の
ハイカーは先を急いでいてカメラを向けている人は誰もいません。
スイカズラ スイカズラ科
いつもだとこのあたりにミツバウツギ・とても良い香りのするガクウツギが咲いているはずなのですが、今年は見つかりませんでした。
登山道は緑のトンネルで爽やかな空気が流れ、小鳥の声も聞かれて森林浴に一番
良い季節です。
ヤマアジサイ ユキノシタ科 カエデのプロペラ
アカショウマ キンポウゲ科
コミヤマスミレ スミレ科
コミヤマスミレは花期が5月初旬で高尾山で咲く最後のスミレです。
当然今は葉っぱだけになっていましたので、花は以前写したものです。私はこのスミレが
一番好きですが、今年は娘の看病で見に行かれませんでした。
ここから左に行くと6号路の道が険しく 琵琶滝 修験道が滝に打たれて
なってきます。 いることがあります
山はここら辺りか厳しくなって太い木の根っこが邪魔しています。
40分ほど歩くと、原生林の杉の木に着生したセッコクが見えます。しかし30mくらいある
高さのうえに山道からもかなり離れています。写真は上手く撮れませんでした