庭の花もこの暑さで元気がありません。
そんな中で ハマウツボ科のナンバンギセルの変わった花が咲いてきました。
ナンバンギセルは葉緑素を持たない寄生植物で、ススキやイネ科の植物等に
寄生する一年草の花です。
南蛮人が使っていたキセルに形が似ていることからこの名前が付きました。
日本語で書くと 南蛮煙管 と書きます。
春3月、小型の屋久島ススキの根元に種を蒔きました。8月の末頃からススキの根元に
ニョキニョキと芽が出てきますが、暑さの為に全部開くことはなく、途中で黒くなって
枯れてしまうものもあります。
ピンク系の花です
赤系の花 右下にあるように蕾のまま黒くなってしまうことも多々あります。
シラタマホシクサ
愛知県・三重県・岐阜県・静岡県の湿地に分布するホシクサ科の一年草です。
小さな金平糖のような花をつけることからコンペイトウグサとも言われます。
環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種の指定されております。
これも3月に種を蒔きました。最初は田んぼに生える草のような感じでしたが、その内
葉先に小さな蕾を持つようになりました。非常に小さい花でアップの写真に苦労しました。
花後に刈り取って来年用の種を採集しておきます。ナンバンギセルも同じようにします
ヒメタムラソウ キク科
秋咲きスノウドロップ ヒガンバナ科
チシマギク キク科 返り咲きの花です。
今年は気候の変動が多かった為か、返り咲きの花や二度咲きの花も多く見られました。
ネジバナの花も9月になってから、種が何処からか飛んできて庭で咲いていました。
植物にも色々影響が出てくるようです。