心Cafe 〜Kuga Chanの目指す道〜

過去から学んだ色んなこと。こんなやり方も、こんな考え方もあるのかと思って頂ければ幸に思います。

赤ちゃんのままでいたい・・・つづき・・・

2019-05-16 00:35:11 | カウンセラー
昨日の続きです。

次の日が参観だと言うことが頭いっぱいだったのか、半べそをかいて登校した末っ子ちゃん。

とにかく、音符はママが書いてあげるよ、帰って来たら一緒に練習しようと言い続けた。
って、これしか、言いようも無かった。

末っ子ちゃんは黙って頷き、半べそのまま登校していったが・・・。
学校ではどうなっていることやっら・・・(^^;)

今回、参観前の事をクローズアップして書いたが、これだけでは無く、末っこちゃんには、学校ですることの殆どすべてが周りに着いて行けない状態にある。
それは、動作や学力と言う訳ではなく、精神的にということ。
(動作や学力ももちろんついて行けてるとは思えないけど(^^;)

みんなと同じようにお喋りの輪に入っても何の事を言ってるのかサッパリ判らずにただニコニコしているだけだったり、反行動と言われても、何をどうしていいのか判らない・・・。
それでも、周りを見ながら必死に同じことをマネしているらしく、それが帰宅後の疲れ、甘えとなって出てくるようなのだ。

先生に質問したら叱られるのではないか、友達に聞いたら笑われるのではないか・・・。
そういったマイナス思考だけは働いているようです。
そこだけ歳相応なの?(10代は悩めるお年頃でもある)という気もしなくもないが、とてもアンバランスなのが、この障害の難しさなのかも知れない。

料理は好き、お嫁さんになっりたい(この頃は)と言う夢はあるものの、赤ちゃんに戻りたいと言う思いの方が強く、赤ちゃんの頃の話を執拗に聞いてくるのです。
しかも、毎日・・・(ーー;)

末っ子ちゃんにしろ、長男君にしろ、失敗には敏感だ。
しかも、長女ちゃんのように冗談が通じたり、笑いに変えたりが出来ない(言葉通りに解釈するため)ので、毎日が苦痛の連続となるのだと思います。

末っ子ちゃんも長男君も、自分の実年齢や周りの友達とのバランスをこれでも必死になって保とうとしている。
運動でも、遊びでも、お喋りでも、みんなと「一緒」にと必死なんだと思います。
1人が寂しいことも知ってるから、友達と遊ぶということが恋しいから本人なりに必死なんだと思います。

でも、それが、頑張ってしても出来ないから、それなら赤ちゃんの頃にと思うのでしょう。

末っ子ちゃんが赤ちゃんのままで居たい訳・・・それは必死になっても周りに置いて行かれることへの不安から来るのかも知れない。
子供社会で、これだけ大変なんだから大人になったらもっとつらいだろう、だから大人あなりたくないと思っているのかも知れない・・・。

出来る事の嬉しさ、成功する事の達成感・・・こういったものをもっとたくさん経験させることが今、1番大切なのかも知れないな・・・。


末っ子ちゃんは、長い時間、家の中では赤ちゃんでした。
でも、kugachanはそれで良いと思っていました。
外で頑張っている分、家の中くらいはと。
そして、幼い子がするような遊びであっても、出来れば褒める。
出来なければ、一緒になってしていました。
そうやって、少しずつ、自分で出来る事が増えて行き、今では1人暮らしが出来ています。

連絡もして来ません、ラインの返事もありません。
でも、長女ちゃんを通して、元気にしている事だけは聞いています。
それで、良いのでしょうね。

赤ちゃんのままでいたい

2019-05-14 20:48:48 | メンタルヘルス
この記事は2007年2月初旬の事です。

末っ子ちゃんは家の中ではもの凄く甘えん坊だ。
それは学校の中での末っ子ちゃんと比べると、ビックリする程違う。
別人のようだ・・・。

2面性があると言う言い方もある。
(誰もが、その場その時で変わりますよね。)
が、末っ子ちゃんの場合は、学校ではテンパっているのだ。
みんなと同じようにしようと必死なのだ・・・。

周りの子の成長に着いて行けてないのを、必死でついて行っているように見せる事に必死なのです。

支援学級に最初から入っていれば、もっと気を楽にしていらかもしれないと思う事もある。
が、今更、入級させてもお友達がいなくなるかも・・・と言う不安の方が末っ子ちゃんには大きい。
なのに、頑なに拒否をする。

女の子にはあこのくらいの歳からビックリするような変身を遂げることがあるが、末っ子ちゃんにはナカナカ付いて行けない世界のようで・・・。

次の日は参観がある。
末っ子ちゃんは合奏をする班にいるようです。
リズムを合わせられない、音符も読めない、楽譜のどこがどこの音なのかも判らない
・・・。
それを先生にも言えず、お友達にも言えず・・・。
ただ、誤魔化しながら本番を迎える事になった。

これをkugachanに言ったのもこの記事の前日の夜。
お友達から貰った手紙をその辺に置きっ放しにしていたのを目にしたkugachanが末っ子ちゃんに「お友達から手紙貰ったんやなぁ~」なんて話した事から始まったのでした。

お友達からの手紙は練習するポイントなどが書かれていた。
どれも大事なパートだから頑張って練習してね、なんて事が書かれていた。

末っ子ちゃんは、目に涙を浮かべてできない事をイロイロ話してくれたのです。

楽器を使うということは、間違った音や聞こえない音があれば先生は気づくはず。
先生は教えてくれないのか?と聞くと「ピアノを弾きながら何か言ってるけど判らない。」という。
横に来てまでは教えてくれないようでした。

変わりに近くのお友達が教えてくれると言うが、焦りと戸惑いばかりで、身に付かないようなのでした・・・。

                   ・・・つづく

今回は2部作になります。
調度4年生くらいの事です。
自閉症の子には細かい作業が苦手な子もいます。
粗大運動が苦手な子も多く、言われたように身体、又は身体の1部を上手く使いこなせない子がいます。
練習によって、改善されて行く事もありますが、視力の悪い子に根性で眼鏡無しで本を読めと言っているような所もあり、眼鏡があれば読めるのに・・・と言う塩梅なのです。
楽器を奏でる場合も、眼鏡の代わりになるような指示があれば良かったんですけど、この時の音楽の先生は、何度お願いをしても理解して貰えなかったんですよね(^^;)

「僕は嫌わている」

2019-05-14 01:14:19 | カウンセラー
今日の記事は少し悲しいです。
子育てをしている皆様にとっても、何でうちの子がこんな思いをしなくちゃいけないんだろう・・・と思われる事はあると思われます。

自閉症は、忘れる事の出来ない障害とも言われており、後々まで記憶の深い深い場所で忘れられないでいるようです。

この記事は2007年3月の前半の記事です。


ある金曜日、長男君のお迎えに行き、帰りの車の中で、いつものように学校はどうだったかな?と聞いた。

kugachan 「お弁当は誰と食べた?」
長男君 「〇〇と●●。」

いつものメンバーだ。

kugachan 「あはは(^^)変わらないねぇ。他には居ないの?」
長男君 「居ないよ。僕は嫌われているんだ。」

一瞬、ドキッとした。
平静を装い、
kugachan 「何でそう思う?」
と、聞いてみた。

長男君 「みんな僕のこと、嫌いなんだよ。僕が怒った時(パニック)、〇〇は先生を呼んでくれたけど、他の人は僕に怒ったんだ・・・。」
kugachan 「・・・それで?」
長男君 「僕が泣いたりすると、みんな煩いって言うよ。だから僕は嫌われているんだ。」
kugachan 「そんな事は無い。長男君には優しくしてくれる人だっている。一緒に遊んでくれる人だって・・・。」
長男君 「でも、僕は嫌われているんだ。」

長男君は感情のコントロールが難しい。
昔(幼い)頃い比べれば随分コントロール出来るようになったと思う。
それに、どんな子も思春期は感情のコントロールが難しいように思う。

最近は、また支援学級へ、休み時間ごとに通っているようだ。

どうしたのかと思っていたが、こんな風に感じていたとは、それを聞くのは親としてはちょっと辛い・・・。

それでも長男君は学校を休んだりしない。
楽しいと言ってくれる。
数人の友達に会えることを楽しみにしてると言ってくれる。
だが、この数少ない友達も、遊ぶ約束をしていながら、電話も無く来なかったり・・・。
その次の日、来れなかった理由を言ってくれる訳でも無い・・・。

約束を守って貰えなかった日、長男君はすごく悲しそうな顔をして黙り込む。
そんな長男君を見ているのは辛く、色んな事を話しかけるが長男君は悲しそうに笑うだけだ。
だが、そんな事があっても、長男君は次の日になるとまた、笑ってその子の話をする。

自閉症は殻に閉じこもる障害では無い。
コムにケーションを取りたいと思っている。
でも、その方法も外側から教えられたものが殆どで、自分の中から見つける事が難しい。

友達になりたいと思っても、その方法が判らなくて、何か辛い事があっても、自分の中から言葉を見つけられない。

理解をしてよ、こういう障害が在ることを知って欲しいよと思うのは、こういう事からなのだ。

誰かと一緒に居たいと思っても、それを伝えられない事が辛いのだ・・・。

月曜日になれば、また長男君は登校するだろう。
家を出るときには、元気に笑顔で「行って来ます。」を言うだろう。

今は、学校の先生も数人の友達も理解を示してくれてる。
だが、卒業したら・・・?
その先に長男君の笑顔が今のように見られるのかと思うと不安で仕方が無いkugachanでした。


この記事は長男君が中学の時のものです。
みんな思春期で、自分の事で精いっぱいだった事でしょう。
いじめに合わなかっただけラッキーだと思います。
ですが、今も、苦しんでいる面はあり、それは一生続くのだろうと思うと、心苦しいですね。
いつの日か、治ることの無い生まれつきの障害というものが治せる日が来るのでしょうか。
そんな日が来ることを願って止まないkugachanです。


専門書???

2019-05-12 21:33:44 | カウンセラー
専門書が欲しい、読みたいと言ったばかりのKugachanです。

今日は少し大きな書店へGo!
看護士さんが読む様な本が沢山並んでいます。
どれも読んでみたいですが、こちらのコーナーは今は用が無いので素通り。
いや、横目で物色(^◇^;)

そして、心理学コーナーと教育コーナーを行ったり来たり。
Kugachan自身、発達障害の我が子達を育てて来たので、そう言う方々の心の支えに少しでもなれたらなぁ、と言うのがカウンセラーの検定を受けたきっかけの1つでもあるので、新しい情報が欲しい所でした。

が、まずは、心理に目を付けた方々の本を読んでみたい。
フロイトやらユングやら、先人たちの本を読んでみたい。
歴史的にも興味があるし。

で、専門的な本を手にする。
分厚い、文字小さい(^◇^;)
秒で寝てしまいそうな気がして来ました。

よくあるんですよね。
映画だったり、コミックだったりするとスラッと読めちゃうのに、文字だけだと2行で寝てしまう事(^^;;
かと、思えば、挿絵程度なのに、読み終えるまで、何時間でも集中出来ちゃう本もある。
この差は何なんでしょうね〜💧

でも、読みたいし、知りたい。
で、悩んだ挙句買った。


やる気あるのか?と言われてしまいそうですが。
読まないよりはと言うか、このシリーズが結構面白いのと、ホントに判りやすい。
自分自身の為にもなったりする。
難しく勉強するより、楽しく学びたいKugachanなのでございます。


#カウンセラー #アドラー心理学

専門書が欲しい

2019-05-12 01:29:04 | カウンセラー
カウンセラーの卵としては、やはり、イロイロ本が欲しい所です。

ネット検索しても良いんだけど、それをコピーしても良いのだろうけど、本とネット情報は、何か違うんですよね。

子供達に発達障害があると分かってからは、自閉症やADHDを取り上げた書物をいっぱい読み、看護師さんになった同級生から教科書を借りて、人体の仕組みや脳の仕組みを勉強したり、たまたま映っていた放送大学を見ながらメモを取ったりもしました。



もう1度、今度は自分で専門書を購入し、いつでも調べられるように、返却を気にせず勉強が出来るようにしたい。

今は、まだまだ卵で、通信教育の実習サポートを受けたり、もう1度テキストの整理をしたり、今後のコンセプトも考えたりしたい。

いずれは、語学も身に付け、国境なき医師団の端くれに置いてもらい、海外でもカウンセリング出来るようになりたい。
その時には、食物はもちろん、ボールを持って行き、バスケやサッカー等、一緒に出来れば良いなぁと思います。
また、Kugachanはキックボクシングや空手を習っているので、それらも教える事が出来れば良いなぁと思います。(まだ白帯なんんですが💦)

初歩を教える事が出来たら、明日命がどうにかなってしまうかも知れない子供達の中から、生きる気力と、プロ選手が出ないとも限らないですしね(*^▽^*)

簡単な読み書きそろばんを教えると、意欲の有る子供はドンドン成長し、自分の育った地域に貢献し、せめて、その地域の人たちが最低限の生活基盤が出来るかも知れませんし。

夢物語のようですが、夢や希望には制限は有りませんからね。
その為にも、まずは日本で成功と言うか、多くの苦しんでる人たちを救うお手伝いをしたい。

Kugachanが、そうなのですが、うつ病になって、もう数十年。
なかなか軽快してこれなかった。
薬だけでお腹いっぱいになる程の量の薬をの飲んでいた。
今は、精神の薬にも待った✋が掛かる様になりましたし、Kugachan自身、薬を減らす努力をしてきました。

当然、カウンセリングも受けた事がありますが、日本でよく使われる、認知行動療法で、カウンセラーが異性と言う事もあり、余り上手く行きませんでした。

そんな経験も含め、 目指すカウンセラー像も有ります。

今は、兎に角、実習サポートと、専門書。
卵の殻は思ったより、固かったようです💦

それでも、
諦めたくないKugachanなのでした。


#カウンセラー