昨日の続きです。
次の日が参観だと言うことが頭いっぱいだったのか、半べそをかいて登校した末っ子ちゃん。
とにかく、音符はママが書いてあげるよ、帰って来たら一緒に練習しようと言い続けた。
って、これしか、言いようも無かった。
末っ子ちゃんは黙って頷き、半べそのまま登校していったが・・・。
学校ではどうなっていることやっら・・・(^^;)
今回、参観前の事をクローズアップして書いたが、これだけでは無く、末っこちゃんには、学校ですることの殆どすべてが周りに着いて行けない状態にある。
それは、動作や学力と言う訳ではなく、精神的にということ。
(動作や学力ももちろんついて行けてるとは思えないけど(^^;)
みんなと同じようにお喋りの輪に入っても何の事を言ってるのかサッパリ判らずにただニコニコしているだけだったり、反行動と言われても、何をどうしていいのか判らない・・・。
それでも、周りを見ながら必死に同じことをマネしているらしく、それが帰宅後の疲れ、甘えとなって出てくるようなのだ。
先生に質問したら叱られるのではないか、友達に聞いたら笑われるのではないか・・・。
そういったマイナス思考だけは働いているようです。
そこだけ歳相応なの?(10代は悩めるお年頃でもある)という気もしなくもないが、とてもアンバランスなのが、この障害の難しさなのかも知れない。
料理は好き、お嫁さんになっりたい(この頃は)と言う夢はあるものの、赤ちゃんに戻りたいと言う思いの方が強く、赤ちゃんの頃の話を執拗に聞いてくるのです。
しかも、毎日・・・(ーー;)
末っ子ちゃんにしろ、長男君にしろ、失敗には敏感だ。
しかも、長女ちゃんのように冗談が通じたり、笑いに変えたりが出来ない(言葉通りに解釈するため)ので、毎日が苦痛の連続となるのだと思います。
末っ子ちゃんも長男君も、自分の実年齢や周りの友達とのバランスをこれでも必死になって保とうとしている。
運動でも、遊びでも、お喋りでも、みんなと「一緒」にと必死なんだと思います。
1人が寂しいことも知ってるから、友達と遊ぶということが恋しいから本人なりに必死なんだと思います。
でも、それが、頑張ってしても出来ないから、それなら赤ちゃんの頃にと思うのでしょう。
末っ子ちゃんが赤ちゃんのままで居たい訳・・・それは必死になっても周りに置いて行かれることへの不安から来るのかも知れない。
子供社会で、これだけ大変なんだから大人になったらもっとつらいだろう、だから大人あなりたくないと思っているのかも知れない・・・。
出来る事の嬉しさ、成功する事の達成感・・・こういったものをもっとたくさん経験させることが今、1番大切なのかも知れないな・・・。
末っ子ちゃんは、長い時間、家の中では赤ちゃんでした。
でも、kugachanはそれで良いと思っていました。
外で頑張っている分、家の中くらいはと。
そして、幼い子がするような遊びであっても、出来れば褒める。
出来なければ、一緒になってしていました。
そうやって、少しずつ、自分で出来る事が増えて行き、今では1人暮らしが出来ています。
連絡もして来ません、ラインの返事もありません。
でも、長女ちゃんを通して、元気にしている事だけは聞いています。
それで、良いのでしょうね。