☆「堅実に貯金をする」というほど、節約家ではなかった私ですが、それでもそれなりに貯蓄ができています。
(同年代の貯蓄率の平均はクリアしている)
10年前にマンションの頭金でごっっっっそり払いこんでしまい、残り100万円前後にまで減ったというのに。
それでもオタ活したり好きなもの食べたり飲んだりしてたはず。
「結構お金使ってた気がするけどなんでだろう?」
それでもなんとか借金せずお金が貯められている理由を考察します。
1:家計簿をつけていた。
最強of最強の理由がこれ。家計簿。
どんだけ使っていてどんだけ赤字で炎上している月でも、数字で記録していたこと。
多分抜けている記録もあったと思うし、毎月一円単位でプラスマイナスを合わせているほど精密ではないです。
それでも続けた。出金した理由と額を把握していたことは最大にして最強の根拠だと思います。
2:保険に入らなかった。
今まで数回ほけんの窓口的なところで、「こういう条件なら毎月いくら払うことになるか?」を試算してもらいました。
確か23,000円/月の計算になったと記憶してます。
毎月これだけの額を払っても、元本補償じゃないって損じゃない?
保険に入っていても罹患する病気によっては当てはまらない場合もあるし。
もう病気にならなきゃよくない?
この額を貯金して万が一の治療費に充てたらよくない?
脅し文句で、「年齢が増えるほど掛け金が高くなるし、そのうち保険に入れなくなりますよ」と散々耳にしました。
それでも、
「私が病気になるとしたら確率の高いものは何か?いくらかかるか?」
「突発的な骨折?内臓系は生活習慣病の予防を頑張れば可能性は減らせるし……。」
「総合病院で勤務してれば入院費補助が出るよね」
こういう打算と予想とギャンブルで、保険には入っていませんでした。
結果このギャンブルに勝ち、とりあえず臓器移植レベルの治療を選択しなければなんとかなる貯蓄ができました。
3:大学に行かなかった。
貯蓄の大敵は「見栄」「虚栄心」だというじゃないですか。
私が男女共学のおしゃれキャンパスに身を置いていたら、破滅していたと思います。
私は高校卒業後の進路として、当時女性ばっかりの、しかも3年間勉強するしかできない看護学校に進学しました。
(修羅の実習付き☆)
男女の甘いきゃっきゃうふふの大学キャンパス生活とは真逆のマジな軍隊生活です。
そのおかげで、ここ一番モテを気にしてしまう時期に、同い年の男子の目を気にせず済みました。
これは絶対大きいでしょう。
容姿ではまずどうにもならんハンデがある私が、美女やモテ女と比べられてコンプレックスを刺激されてたら、間違いなく美容やファッションに無茶な散財していました。
自己の存在意義レベルを問うまでに落ち込んで、それを利用されて搾取され尽くしていたでしょう。
「男にモテたい!」「イケメンゲット!」
とかいう甘い理由ではなく、
「人間として認めて欲しい……」「もうこんな惨めな思いをしたくない……」
ような、ネガティブな理由での散財と借金とか、あり得ていたと思います。
その後それなりにモテを意識したファッションをしましたが、モテるモテない以前に
「あ、これは私の戦うフィールドと違うわ」
と悟り、完全撤退して今に至ります。
4:早々にテレビを捨てた。
デジタルになる以前に捨てました。
当時は変人扱いされたものですが、間違ってなかったようです。
それまではビデオやDVDで、好きな番組を録画してはいたけど見ない日々で、テープやソフトが山積みでした。
さらにはゲーム機にソフトに買っては積んであるだけで、やっぱりプレイしていませんでした。
テレビ本体だって見ていないし。
でもNHKには受信料を払うってなんでやねん。
上記を鑑み、「料理番組しか用がないならテキスト買えばいいし、もう捨てちゃえ!」となりました。
引っ越しもあり、ゲーム機もソフトも記録媒体も全部全部捨てまくりました。
オタク的に大丈夫か?と思いましたが、別に困りませんでした。
NHK受信料も払わないで良くなり、買い替えなどもなくお金的に相当削減できました。
掃除的にも、テレビやデッキを置くことで埃が溜まることもなくなり、アレルギーも出ません。
5:断捨離をした。
「絶対なくてはならない!」
「失うくらいなら内臓を売る!」
このくらい確信していた漫画や蔵書関連を含め、衣服や家具、趣味のグッズにその他色々を徹底的にリサイクルに出しました。
「執着を手放す」
人生においてこれがどれほど大きいことか。
「足るを知る」
「絶対失えない!」
そう思っていることも、一度疑ってかかる。
本当にそうか?実はもう必要ないとわかってるんじゃないか?意地になってないか?
今一度己に問う。
この大きな決断を、今までに二回行いました。
そして後悔はしていませんし、効果は絶大でした。
そうして今振り返ると、全て良い方向に転んでくれました。
でも実際、理解を得られないというか少数派の中でも少数派の選択でした。
家計簿をつけてる人は全然いない。
テレビを捨てたというと変人扱い。
保険に入らない人間は当時無謀で常識知らずと言われ。
彼氏はいらんというと色々お察しされる。
断捨離(やミニマリスト)に至ってはカルト宗教者。
当時変人だったけど、今や資産形成においては「常識」になってます。
自分が信じる道にいけばええんやな、としみじみ思う今日この頃です。
ちょっと自慢。
「世界がやっと私に追いついたか!」
なんてねwww