
2024.7.18(木)
ポロトの森キャンプ場の朝。
バンガローの予約をしていて良かった。
この辺りは自然がいっぱいの森の中のキャンプ場。
昨日はシカも姿を見せ、ヒグマ出没注意の看板もあった。
この広いキャンプ場で私一人だけが泊まっていたことを考えるとテント泊でなくて良かった。
年々北海道ではヒグマ、東北ではツキノワグマの被害が増えている。
今日はウポポイ(民族共生象徴空間)の見学を予定しているが洗濯物がけっこう溜まっている。
スマホで調べるとバイクで10分くらいの場所にコインランドリーがあった。
6時オープンに合わせてバイクで向かう。
洗濯に45分ほどかかるので、近くのポロト湖で写真を撮るなどして過ごす。
洗濯も終わりキャンプ場に戻りバイクに荷物を積んでいる時、突然バイクが転倒した。
砂利道の端が少し盛り上がっていたのが原因であろう。
すぐに起こそうとするが数日前に転倒し体を強打した痛みがあったので諦めた。
時間は8時過ぎ。
管理人さんが出勤している時間だ。
すぐに助けを求めて管理棟へ急ぐ。
管理人さん2人にお願いしバイクは無事起こすことが出来た。
管理人さんから「自分の技量に合ったバイクに乗った方がいいよ」と助言をいただいた。(確かに!)
バイクはブレーキレバーが1/3折れていたのとサイドボックスに傷が付いた。
ボックスの開け閉めは問題なかったがブレーキが心配だ。
確認すると操作には問題なさそう。
ブレーキレバーの予備を持ってきてなかったので焦った。
チェックアウト後、ウポポイの見学をする。
「ウポポイ」とはアイヌ語で「歌うこと」を意味しているらしくスタッフの人たちが歌や踊りを披露してくれていた。
「民族共生象徴空間」とは将来に向けて先住民族の尊厳を尊重し差別のない多様で豊かな文化を持つ、活力のある社会を築いていくための象徴となる空間。(資料より)
写真の後ろに見えている家はポンチセ(小さい家)、ポロチセ(大きい家)、シノッチセ(遊びの家)でポンチセのみ見学できた。
かやぶきの家は虫が付くので煙で燻すとか、年中、囲炉裏でで火を灯すのはカムイのためであるなど説明された。
「カムイ」とは動物、植物、生活用具、天候などつまり人間に自然の恵みを与えてくれるもの、暮らしに欠かせないもの、人間の力が及ばないものらしい。
この世のものにはすべて魂が宿っているものとして火を灯し敬っているとのこと。
見学を終え、アイスを食べてから次の目的地、室蘭の「地球岬」へ向かう。
「地球岬」は100m前後の断崖絶壁が連なり、快晴の日には展望台から太平洋を一望できる景勝地で、室蘭の絵鞆(えとも)半島の最南端に突き出た岬。
地球岬から室蘭の白鳥大橋を渡り「道の駅 あぷた」でランチタイム。
途中「ハッピーディアーズ」というお菓子専門店で粉末のスープを購入。
この日は睡魔が何度も襲ってきたので「道の駅 YOU・遊・もり」で休憩。
キャンプ場に連絡すると途中のコンビニで食料を購入してきた方が良いとのこと。
大沼国定公園内にあるセイコーマートへ立ち寄る。
駒ヶ岳がきれいだった。
17時頃、宿泊先の「きじひき高原キャンプ場」に到着。
管理人さんが絶景ポイントを教えてくれたのでバンガローに荷物を置いてから見に行く。
キャンプ場からしばらく山道を登ると遠くに函館山などが見えていた。
明日から東北旅が始まる。
本日の走行距離
223.8キロ
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