通称 山梨ZERO研究会 (旧OLぷー子 れきし文化荘203号室)

街に残る何気ない文化や歴史をぶらぶら探索追及。趣味と実益を兼ねたぷー子の日記です!

山梨県大和村 不思議な地域の不思議な庭園 棲雲寺

2019年12月25日 | ぶらぶら日記
お待たせしました私の中華まん大賞が決まりました
肉まんはデーリーヤマザキ(ヤマザキ)、ビザまんはセブンイレブン(新宿中村屋)となりましたので報告します

山梨県甲州市に大和村があります。

景色と水のきれいな渓谷の小さな村ですが、なんとなく負の歴史の証拠が多くある不思議な場所。
例えば、
上杉禅秀の乱による甲斐守護武田信満の敗死と墓
天目山の戦いで武田家が滅亡
有馬晴信の流刑地
近藤勇率いる甲陽鎮撫隊(新選組)の甲州勝沼の戦いの戦場

切子蕎麦発祥の地というのもありますが、地形的には甲府盆地の東端の端。交通では甲州街道、鎌倉街道、青梅街道など結束地付近。文化財的には国宝大善寺。

勝沼地区も入れれば、なんだかんだ人が集まりやすく歴史的文化的に賑やかな場所なのでしょうか

そんな大和村に武田信満が貞和4年(1348)に創建した臨済宗建長寺派棲雲寺(栖雲寺 せいうんじ)があります。







※開山は業海本浄。師の仲間の遠谿祖雄が創建した「西天目」と言われる兵庫県丹波市の瑞巌山高源寺に対し「東天目」とも呼ばれたそうです。
※もともとは天目山護国禅寺とのこと


文化財的には、重要文化財「木造普応国師坐像」
特に興味深いのが県有形文化財「絹本著色十字架捧持マニ像」(美術工芸品)。手に十字架を持っており、キリシタン大名有馬晴信由来の逸品という説もあったほど。現在は学術的に有馬さんとの関係はないとされています。
切り蕎麦発祥の地とも言われております。

しかし、今回ご紹介しておきたいのはこちら

続きは、次回です。



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