京都へ行こうと思っていたら、相方から連絡があって、誕生日プレゼントをくれるそうです。
いつも使っている財布、元カレが40歳の誕生日にプレゼントしてくれたやつなんですね。
別に元カレからもらったから、なんて気にしていたわけではなく、ただ、ボロボロになっていただけです。
普段使いなので気に入ったものをということで一緒に買いに行こうというので、
一緒に京都に行って、京都の伊勢丹で買おうということになりました。
近鉄で丹波橋まで、そこから京阪電車に乗り換えて七条まで。
七条駅をあがると、そこには鴨川。
七条通りの向こう左手に京都国立博物館、右手に三十三間堂、突き当りが智積院。
今まで数々の特別展が開催されてきた、本館(明治古都館)。
今回オープンした平成知新館。
開館時間にちょうど着いたのですが、入館待ちの人の列が本館の前まで・・・
入館すると凄い人なので、3階まで階段を上っていろいろ見ながら降りてくることに。
各階に分野別の展示
3階:
陶磁
考古
考古のコーナーでは、金銅の経筒、経箱、骨蔵器などの国宝がずらり。
藤原道長が金峯神社に納めた経筒(国宝)が展示されていました。
2階:フロア全体が絵画です
特別展示室では肖像画
仏画 浄土教信仰の名品
中世絵画 幽玄の美-山水画の世界-
近世絵画 京のにぎわい
中国絵画 宋元絵画と京都
1階:
彫刻 京都の平安・鎌倉彫刻
絵巻 国宝絵巻の美
書跡 古筆と手鑑
染織 小袖の美-みやこのモード-
金工 神秘の仏具
漆工 古神宝と仏の荘厳
ちらし。観音開きになっています。
左が国宝 伝源頼朝像、右が国宝伝平重盛像。
左の肖像画は教科書では頼朝像として載っていましたが、実はそうではないとか。
重盛像も同様です。
その裏面。
祇園祭礼図屏風。
開いてみた真ん中。
宝誌和尚立像。顔が割れて、そこから顔・・・
そしてその左と右。
もう一つ、「京都国立博物館だより」
自分としては一番よかったのはやはり仏像ですね。
その中で大阪・天野山金剛寺の本尊、巨大な大日如来坐像と脇侍の不動明王坐像が圧巻です。
大日如来像は平安貴族好みのみやびな作風。
不動明王像は快慶の弟子行快の銘文が発見された鎌倉時代の貴重な作例です。
しかし左脇侍のこれまた行快作といわれる三世明王坐像は展示されていません。
この前まで三世明王坐像だけ、奈良国立博物館の仏像館で展示されていましたが。
奈良国博では台座も展示されていましたが、
今回の京都国博では台座は展示されていませんでした。
しかし丈六の像、金色に輝き、その大きさに圧倒ですね。
これは金剛寺の金堂内での様子です。
とにかく展示作品が多く、会場も広かったので、2時間以上の時間が必要でした。
図録を見ると、いろいろな作品が見れなかったので職員に前期後期があるのかたずねると、
展示されていても載っていないものがあって、逆に載っていても転じされないものもある、
前期後期には分かれていない、という説明でしたが、
ちらしをよく見ると、一期と二期に分かれているやん!
ってことでもう一度来る事になりそうです。
どこかに出展リストおいてあったのかなぁ・・・
次回の特別展と一緒に来ようかな?
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