鉄道ネタの記事を楽しみにしているというコメントがあったので、
先日吉野へ行ったときの写真をご紹介いたします。
大和西大寺駅構内の掲示。
この日は薬師寺でAKB48のコンサートが開催されるため、
最寄り駅西の京駅に特急列車や急行列車が停止するらしいです。
それと、天理教月次祭(つきなみさい)が行われるため、天理行きの特急があって、天理行きの急行が増発。
しかもどちらも西ノ京駅に停車するようです。
橿原神宮前駅で吉野行き特急に連絡する特急に乗り込みます。
これは22000系ACE(エーシーイー)ですね。
その中はこんな感じ。
この一両にのっているのは自分一人・・・。
大和西大寺駅の南には西大寺検車区(車両基地)があり、近鉄で最大の収容を誇る検車区です。
多くの列車が止まっています。
黄色いのは23000系伊勢志摩ライナーです。
橿原線は「平端(ひらはた)」駅で天理線を分岐します。
そして高架の京奈和道としばらく並走。
「田原本(たわらもと)駅の手前で隣に線路が見えてきます。
これは「西田原本」から「王寺」に向かう「近鉄田原本線」。
そして、「新ノ口(にのくち)」駅(「冥土の飛脚」で有名なあの新ノ口村です)を過ぎると、
伊勢へ向かう大阪線とつながる連絡線があります。
大和八木駅の一階部分は南北に伸びる橿原線。
二階部分は東西に伸びる大阪線のホームです。
この駅を過ぎると終点橿原神宮駅。
橿原神宮駅では向かいのホームに京都へ向かう列車が停まっています。
この列車は京都と奈良の名所を車体に描いた3220系のラッピング電車です。
橿原神宮駅で吉野線へ乗り換え。
橿原線と吉野線では線路の幅が異なります。
自分が大学を卒業してからこの駅を利用するのは初めて。
吉野線へ向かう通路が地下道となっていました。
以前は駅の中に踏切があったんですけどね。
名前の通り、橿原神宮がすぐ隣にあります。
以前は無かったのですが、この駅に「吉野口」でのJRの接続を記した時刻表がありました。
よく吉野口駅で50分待ち、とかあったんですね。
昔は待合には売店があって、冬など肉まんをほおばったりしたのですが、
いつの間にか売店はなくなって、待つのは手持ち無沙汰でした。
これがあれば、接続が無いときはこの駅で待つことができますね。
ちなみに吉野線は急行・準急(いずれもすべての駅に停車しますが)は一時間に二本、
JR和歌山線は基本的には一時間に一本です。
北のほうを見ると、畝傍山。
吉野行き特急は26000系「さくらライナー」でした。
さくらライナーの隣にいる特急は16600系特急、阿部野橋行き
さくらライナーに乗っていたのは自分を含めて二人で、
もう一人は「飛鳥」で降りてゆき、吉野までこの車両は独占でした。
運転席が丸見えで、ずっと見ていました。
自分が大学時代、橿原神宮前駅を出た特急は、下市口まで停まりませんでしたが、
今はいろんな駅で停車します。
しばらく行くとJR和歌山せんと並走して(いずれも単線)、吉野口へ。
見たことも無い青い車体のJRの列車が走ってきました。
吉野口駅を過ぎるとそこは下市口。
義経千本桜で有名な「すし屋」の段の舞台、弥助寿司があり、「いがみの権太」の墓にはこの駅で下車です。
この駅を過ぎるとどんどん山の中を走ります。
線路脇の植物が列車の窓に当たります。
そして吉野川沿いに列車は走ります。
しばらく行くとこの吉野川を渡り、吉野神宮駅へ。
川の向こうの遠くに見えている山が「妹背山婦女庭訓」で有名な妹山、背山です。
この辺りは製材業が盛んで、工場がたちならんでいます。
吉野駅に到着~。
駅で降りたのはわずか6人。
鉄道ネタを熱望していたジンです。近鉄列車だけじゃなくて、見たこともないJRの塗装が見られて嬉しいです。
それにしても、吉野までの特急がガラガラって大好きななんでしょうか。
と、上のコメントで書くつもりが、間違ってました(>_<)
春の桜の頃や秋の紅葉の頃は
全く予約が取れないのですが、
この時期は案外吉野を訪れる人は少ないんです。
この青緑のJRの車両、自分がこの線を利用していたときには走っていませんでした。