このブログで初めてキャッスルマン病を知った方にとっては、まず、
『キャッスルマン病ってなに』から始まりますよね。
ごもっともです。
私もそうでした。
聞いたことのない病名。
そのはずです。
私が『キャッスルマン病』と診断された2005年、
日本に1500人しかいないらしいと主治医から聞きました。
どのくらい少ないかというと、
私は首都圏にある大学病院に通院していて、
血液内科もとっても充実しているんですが、それでも
『キャッスルマン病の患者』は、私が第1号です
あれから2年が経ちますが、いまだに『お友達』は出来ません。
あまりにも珍しいので、他の科を受診した時や薬局など、
90%は「なんじゃそりゃ!?」てな顔をされます。
『キャッスルマン病』を知らない先生でも、
診察時や薬を処方するときなど、『キャッスルマン病』はどんな病気で、
アクテムラはどんな薬なのか、ちゃんとお薬カタログで調べてくれる先生は、
いい先生だと思います。
なんにも聞かずに、むしろ聞かなかった事にしようという空気を醸し出し、
診察&処方箋を出す先生も中にはいらっしゃいます。
そこで、私が主治医から言われているのが、
「他の先生にかかる時は、この手帳を持って行くといいよ。」です。
「この手帳」とは、アクテムラを販売している中外製薬という会社が
キャッスルマン病でアクテムラを打つ時に渡す体調チェック表です。
(主治医から渡されます)
毎日・同じ時間に体温を測り、体調も併せて記入します。
アクテムラを打った日もわかるよう記入します。
そして、巻頭6ページにわたり『キャッスルマン病』『アクテムラ』についての
説明が書いてあるので、とりあえず、だいたいの先生は
「なんとなく」わかるみたいです。
「この病気のことを、もうちょっと詳しく知りたいな」
という方がいらっしゃったら、『キャッスルマン病』『アクテムラ』などで
検索してみて下さい。中外製薬さんのHPでその手帳の説明部分が読めます。
ちなみに体調チェック表のダウンロードも出来ます。
(PC初心者なものでリンクの貼り方などがわからなくてすみません)
で、私は普段、誰かに病気の説明をする時、
「免疫不全」「自己免疫機能障害」などの単語を使います。
先生と話していてよく出る単語は、
「CRP」「IL-6(インターロイキン6)」「IGG」「サイトカイン」。
いろんな単語が出てきて、ちょっと難しいです。
『キャッスルマン病』には、限局型と多発型(全身性)があり、
限局型の場合は手術で完治しますが、多発型の場合は今の医学では治りません。
私の場合は後者・『全身性キャッスルマン病』なので、大学病院通いです。
この病気の発症原因は、何らかのウィルスに感染したものという説がありますが、その感染経路や、発症の起因などは不明です。
ただ、患者数が非常に少ないことから、空気感染や体液では感染しないだろうと
言われています。
ちょっとやそっとじゃうつりませんよという事です。
じゃ~、私は一体なんでこんな厄介な病気になっちゃったんだ
というと、それは謎です。
原因が謎な場合、強いストレスが挙げられる事が多いですよね。
確かに、私も発症した当時は強いストレスを受けていました。
でも、私の周囲には、私以上に強いストレスに晒されている人が
山ほどいましたから、「ストレスで難病になっちゃいました」
なんて言えません。
なってしまったものはしょうがない。
腹をくくって受け入れるしかないと、私は思います。
それにしても、『キャッスルマン病』は患者数が少なすぎて、
文献などがほとんどありません。
私のように、なぜかキャッスルマン病になってしまい不安な日々を過ごして、
『キャッスルマン病』を検索しては、他の患者さんのブログやHPを見て
一喜一憂している人はもっといるんじゃないかな。
そんな人達の為にも、「こんなケースもあるんだよ」と教えてあげたいな。
そんな思いで、このブログを書いています。
「私だけじゃないんだ」
「こんな治療方法や選択肢もあるんだ」っていう安心感。
私自身、いろんなブログをサーフして、日々過ごしてきました。
今度は私の番ですね。
ここからは私信になってしまいますが・・・
KITさん、ブログ拝見しています。
KITさんのブログでのコメントのつけ方がわからなくて、
ここに書く事にしました。
舌白板症の原因ですが、KITさんのおっしゃる通り、アクテムラの影響が
ないとも言えないので、主治医と中止しようかと話し合ったんですが、
癌になるリスクはまだはっきりしていないので、
もうちょっと様子をみようと言う事になりました。
私も、アクテムラじゃないと症状が改善されないんです。
それと、私は3年前までの(妊娠・出産・授乳期間を除く)14年間
喫煙していたので、そっちの線も強いかもしれません。
舌白板症の原因については、結局はっきりとした見解は出ませんでした。
『キャッスルマン病ってなに』から始まりますよね。
ごもっともです。
私もそうでした。
聞いたことのない病名。
そのはずです。
私が『キャッスルマン病』と診断された2005年、
日本に1500人しかいないらしいと主治医から聞きました。
どのくらい少ないかというと、
私は首都圏にある大学病院に通院していて、
血液内科もとっても充実しているんですが、それでも
『キャッスルマン病の患者』は、私が第1号です
あれから2年が経ちますが、いまだに『お友達』は出来ません。
あまりにも珍しいので、他の科を受診した時や薬局など、
90%は「なんじゃそりゃ!?」てな顔をされます。
『キャッスルマン病』を知らない先生でも、
診察時や薬を処方するときなど、『キャッスルマン病』はどんな病気で、
アクテムラはどんな薬なのか、ちゃんとお薬カタログで調べてくれる先生は、
いい先生だと思います。
なんにも聞かずに、むしろ聞かなかった事にしようという空気を醸し出し、
診察&処方箋を出す先生も中にはいらっしゃいます。
そこで、私が主治医から言われているのが、
「他の先生にかかる時は、この手帳を持って行くといいよ。」です。
「この手帳」とは、アクテムラを販売している中外製薬という会社が
キャッスルマン病でアクテムラを打つ時に渡す体調チェック表です。
(主治医から渡されます)
毎日・同じ時間に体温を測り、体調も併せて記入します。
アクテムラを打った日もわかるよう記入します。
そして、巻頭6ページにわたり『キャッスルマン病』『アクテムラ』についての
説明が書いてあるので、とりあえず、だいたいの先生は
「なんとなく」わかるみたいです。
「この病気のことを、もうちょっと詳しく知りたいな」
という方がいらっしゃったら、『キャッスルマン病』『アクテムラ』などで
検索してみて下さい。中外製薬さんのHPでその手帳の説明部分が読めます。
ちなみに体調チェック表のダウンロードも出来ます。
(PC初心者なものでリンクの貼り方などがわからなくてすみません)
で、私は普段、誰かに病気の説明をする時、
「免疫不全」「自己免疫機能障害」などの単語を使います。
先生と話していてよく出る単語は、
「CRP」「IL-6(インターロイキン6)」「IGG」「サイトカイン」。
いろんな単語が出てきて、ちょっと難しいです。
『キャッスルマン病』には、限局型と多発型(全身性)があり、
限局型の場合は手術で完治しますが、多発型の場合は今の医学では治りません。
私の場合は後者・『全身性キャッスルマン病』なので、大学病院通いです。
この病気の発症原因は、何らかのウィルスに感染したものという説がありますが、その感染経路や、発症の起因などは不明です。
ただ、患者数が非常に少ないことから、空気感染や体液では感染しないだろうと
言われています。
ちょっとやそっとじゃうつりませんよという事です。
じゃ~、私は一体なんでこんな厄介な病気になっちゃったんだ
というと、それは謎です。
原因が謎な場合、強いストレスが挙げられる事が多いですよね。
確かに、私も発症した当時は強いストレスを受けていました。
でも、私の周囲には、私以上に強いストレスに晒されている人が
山ほどいましたから、「ストレスで難病になっちゃいました」
なんて言えません。
なってしまったものはしょうがない。
腹をくくって受け入れるしかないと、私は思います。
それにしても、『キャッスルマン病』は患者数が少なすぎて、
文献などがほとんどありません。
私のように、なぜかキャッスルマン病になってしまい不安な日々を過ごして、
『キャッスルマン病』を検索しては、他の患者さんのブログやHPを見て
一喜一憂している人はもっといるんじゃないかな。
そんな人達の為にも、「こんなケースもあるんだよ」と教えてあげたいな。
そんな思いで、このブログを書いています。
「私だけじゃないんだ」
「こんな治療方法や選択肢もあるんだ」っていう安心感。
私自身、いろんなブログをサーフして、日々過ごしてきました。
今度は私の番ですね。
ここからは私信になってしまいますが・・・
KITさん、ブログ拝見しています。
KITさんのブログでのコメントのつけ方がわからなくて、
ここに書く事にしました。
舌白板症の原因ですが、KITさんのおっしゃる通り、アクテムラの影響が
ないとも言えないので、主治医と中止しようかと話し合ったんですが、
癌になるリスクはまだはっきりしていないので、
もうちょっと様子をみようと言う事になりました。
私も、アクテムラじゃないと症状が改善されないんです。
それと、私は3年前までの(妊娠・出産・授乳期間を除く)14年間
喫煙していたので、そっちの線も強いかもしれません。
舌白板症の原因については、結局はっきりとした見解は出ませんでした。
以前は血液内科にたずさわっていました。
今は、週に一回程度耳鼻科にまわっています。
そこで、若い女性がキャッスルマン病と診断されました。私は、血液疾患のあるとあらゆる患者さまを見てきました。それなりに勉強もしてきたつもりですが、キャッスルマン病と聞いた時には、全くわかりませんでした。教科書で調べてもほとんど載っていません。
パソコンで調べたところ、ここに行きつきました。その患者さまもきっとここに来ると思います。「私は元気に頑張っている!」と、彼女を励ましてあげてください。mocoさん、お体がよくなられるよう私も陰ながら応援しています。
ichiさんのような熱心なお医者さんと出逢えて、
そのキャッスルマン病になってしまった患者さんも幸せですね。
心ある医療が出来ない医師も多いなか、
親身になってくれる医師と出逢えると患者としても
かなり安心します。
その患者さんがわたしのブログを通して、
「こんなへんてこな病気になってもワリと普通に生活できるんだな~」って思って頂ければ幸いです
いろいろとくだらない事も書いていますが
わたしのキャッスルマン・ライフが少しでも
参考になるよう、これからもがんばって更新します
ichiさんの患者さんへ
キャッスルマン病のブログはいろいろあって、みなさん、仕事ぶりや暮らしぶりを公開されています。
治療法なども、わたしの場合は「アクテムラ」を使用していますが、みなさんそれぞれの考え方によっては
「アクテムラ」は使用せず、ステロイドや
漢方・サプリメントなどを取り入れている方もいらっしゃるので、見比べて御自身の治療方針の参考にされるといいと思いますよ。
薬の副作用で免疫がガタ落ちになるので、
感染症にならないよう、注意していれば
わたしは案外、普通に生活できてますよ
妊娠を希望する場合は、
ステロイドなら服用を一時中断するなどの対応も
出来るみたいなのですが、
アクテムラは使用を一時中断すると再開した時に
薬の効果が出ない可能性もあるそうなので
あまりお勧めできません。。。
初めまして、ではありませんね。KITです。具合はいかがですか? 時折拝見させていただいています。ブログも再開しました。
そして今回キャッスルマン病患者としての声ブログ(ポッドキャスト)も始めました。
文章では伝わりにくいニュアンスを音声にこめて配信しております。
実験的な試みなのですが、もしよろしければアクセスしていただければ幸いに思い、一方的ですがお知らせに参りました。
よろしくお願いいたします。
KITさんのブログ再開、待ってましたよ~
さっそく伺わせて頂きますね。
以前喉が苦しくリンパ摘出してステを飲んだら
20キロ近く太り精神的にもおかしくなりました。
今は、副作用もなくなり18kやせました。
ところが最近喉周りのリンパが成長して苦しいです。
今度先生に相談します。
>ステロイドで20キロ近く太り精神的にもおかしくなりました。
わたしもアクテムラで18kg太ったので、お気持ちお察しします。でも、現在は18kgお痩せになっているんですね。うらやましい限りです。
>最近喉周りのリンパが成長して苦しいです。
天然水さんも全身性ですよね
ステロイドを止められた後は、どのような治療をされているのですか?
喉周りのリンパは、またステロイドを服用して小さくするか、手術で取り除くかするのでしょうか。
喉周りのリンパの腫れは天然水さんの身体に負担がかかるでしょうから、早くいい解決策が出るよう、1日も早く先生に処置して頂けるといいですね。
久しぶりです。
また痩せました。そして子供たち(悪)も育ってきました。crpは14から10に下がりましたけどいつも安定してないので今度はどうかな?やはり首周りの育ちが良く苦しさを感じます。ま~気長に付き合います。
^^
天然水さん、お久しぶりです。
首周りのお子様達が暴れん坊にならないように
しっかり見守ってあげなきゃですね。
CRPも下がったとはいえまだ10もあるんでしたら
身体的にお辛い事と思います。
あまり痩せすぎても寝込んだ時に一気に体力が落ちてしまうから、そろそろ多少の「蓄え」も必要になってきたんじゃないですか?