萌ちゃんのひとりごと

里山暮らしの萌ちゃんが日々の暮らしの中で思うことを綴っています

「花宴」

2018-03-07 19:44:40 | 日記
春は三寒四温を繰り返しながらやってくる
とはいうものの、このところの寒暖の差は激しすぎるのではないか
20℃近くになったかと思うと、一桁の気温になったり・・
身体がビックリしている
早くポカポカ春がやってきて欲しいなあ~

図書館で、久しぶりに小説を借りた
あさのあつこさんの「花宴」(はなうたげ)という本だ

最近、どうも重たい本を読む気にならなくて
雑誌や実用書やエッセイみたいなものばっかり借りていた
2月後半、図書館は年度末整理のため、2週間ほど休みになった
だから休みになる前は貸出期間が長く、たくさん借りれた
読み切れるかどうかわからなかったが、8冊も借りた
その中の1冊で、面白くなかったら、読まずに返そうとおもっていた

が、読みだしたら、これが面白い
時代物で、武家の娘が、心に想う人がありながら、家のために婿を取るという話
簡単に言えば、そういうストーリーだが
思いを寄せる人とご主人の間で、主人公の揺れる想いとか
父親と娘を相次いで亡くし、失意のどん底に落ちるとか
やっと、そんなつらい出来事を克服できそうになった時
今度は、ご主人の不可解な行動に不信感を抱いたりとか・・

なんか、次はどうなるんだろうと興味がわいてくる展開だ
ドンドン引き込まれて、二日で3分の2ほど読んだ
あと少し、だが、明日は返却日。返さなければいけない
予約がなければ、もう一度借りて読んでしまおう

実は、最後がどうなるのか、ちょっとズルして
終わりの2,3ページをパラパラッと読んでみた
《えーーっ、そうなるのか》
《それはなかろ~》
と、いうような結末らしい

最後まで読んでも、結末は教えません
この本を読もうとしている人に失礼だから

HPの「里山便り」《如月(2月)》の項、半分だけアップしました