卒業式

3月は卒業式の月だが
もうそろそろ、終わりを迎えるのではないだろうか

卒業式の思い出は、というと、
幼・小はまったく記憶にない
高もほぼ記憶にない
大は微かに・・謝恩会の方が記憶にある
謝恩会といっても、当時は極めて質素で
大学の空き講義室で、茶菓子を食べながら歓談しただけ
アルコール類はなかったと思う

で、今でも鮮明に記憶に残っているのが中学校の卒業式
何故かというと、その日、私は大失敗をしてしまったから

卒業式で、私は卒業記念品の贈呈目録を読む係を言い渡されていた
予行演習の時は、送辞も答辞も目録を読むのも
お辞儀をする方向とか、立ち位置とかを確認するだけで
実際読んだりしなかった

当日、朝、先生が目録を渡してくれるとばかり思っていたが
式の前も、式が始まっても、誰も何も渡してくれない
〈何を読んだらいいんだろう〉と、ものすごく不安だった
いよいよになったら、先生が渡してくれると思っていたが
ついに、手元に何もないまま「記念品贈呈」の時になった
取りあえず、前に出ていったが、どうしていいのか分からないし
先生の方を見て、〈何もない〉と目で訴えた
先生が慌てたのが、分かった（非常時なのに、案外冷静だったのかな～）

壇上の校長先生も、横にいた担任の先生も
〈そのまま、お辞儀して戻りなさい〉と手ぶりで言う
そうするよりなかろう・・で、席に戻った

その後は、よく覚えていないが
恥ずかしさと悔しさで、ずっと泣いていたと思う
幸い、「蛍の光」や「仰げば尊し」、校歌を歌う頃で
みんな涙声になっていたので
私の涙もそれに紛れて、誰も「大事件」があったとは思わなかったと思う

体育館を出る時、担任の先生が呼び止めたような気がしたが
無視して教室に戻った

悲しいのか、情けないのか、悔しいのか
なんかよく分からないけど
1度泣きだしたら止まらなくなって
廊下でオイオイ泣きどおし（はずかし～）
友達が心配して、慰めてくれたのをよく覚えている
友達は、私が卒業が悲しくて泣いているんだと思っていたらしい
後で聞いたのだが・・

本当の理由は、誰にも分っていなかった
時間がたち、落ち着いてきたら
〈誰にも知られないで良かった〉とホッとしたことも覚えている

担任の先生は、夕方、家までお詫びに来てくれた
先生側の不手際だったと・・
それで許した

中3のクラスは、最高の仲間たちだった
担任の先生も大好きだった
あの日の涙は、そんな仲間や先生とのお別れが悲しくて
流した涙だとしておこう

先生とは、その後、高校に行ってからも時々会うことがあり
いろんな話を聞いてもらい、相談にも乗ってもらった
《卒業式の大事件》には触れることはなかったけど
もし、先生が亡くなられる前にお会いできていたら
あの日の卒業式のこと、話してみたかった
先生は忘れていたかもしれないけど・・

年度末

今日はまた雨、3日ほどぐずつく日が続くとか
春らしいうららかな日は長続きしないなあ～

年度末になった
いろんなことが終わり間近になっている
朝イチ、有働さん・イノッチペアもあと2週間
（今日の分が済んだので、あと9回）
いいコンビだったのに、残念！

朝ドラもあと2週間、終わりはどんなことになるのかなあ～
ヒロインが年を取らないと話題になっていたが
このところ、少しは年を取ったように映りだしたと思うが・・

前作（ひよっこ）に比べると、イマイチの感があるが
葵わかなさんを支える周りの芸人さんが上手い
安心し見ていられるし、「さすがプロ！」と、感心する

《さすがプロ》と、思わせたのはもう１作
昼の帯ドラマの「越路吹雪物語」
越路吹雪こと河野美保子を演じたのは子供時代から3人
宝塚時代を演じた瀧本美織さん、元気いっぱい「コーちゃん」を演じたが
今、演じている大地真央さんに比べると、やはりイマイチ
歌が違う、全然違う
「越路吹雪物語」なのだから、歌は絶対に外せない
大地真央さんの歌、ドラマから離れて、歌だけでも十分楽しませてもらえる

劇中、コーちゃんが歌っていたいろんな歌が登場した
懐かし、いいい歌をたくさん聞かせてもらった
ストーリーと歌の両方で楽しませてもらったドラマだった
もう少しで終わるのが惜しい

「里山便り」をアップ

昨日までの暖かさから一変、昨夜から雨、さらに強い北風で寒さがぶり返した
高知では、桜の開花宣言が出たが、花開いた桜も首をすくめているだろう

HPの「里山便り」「如月（2月）」の後半をアップした
ちょっと私生活に踏み込みすぎたかなと思ったけど
まあ、いいか
興味があれば、のぞいてみてください

今日の大仕事

今日は朝から社会福祉協議会（社協）へ行った
来月、図書館に納入する点訳本の印刷のためだ

点字印刷機は社協にしかなく、印刷するにはそこへ行くしかない
この点字印刷機、片面印刷しかできないので、時間がかかる
今日も、ざっと6時間ほどかかると覚悟していったのだが
やっぱり、その通りになった
終わったのは３時だった

印刷機が置いてあるのは、録音室でもあるので、防音が完璧
ドアを閉めてしまえば、完全に外部と遮断されて独房みたいな所なのだ
一人孤独に、印刷機と向き合った1日だった

ちょっと失敗して、印刷し直しの所もあったけど
取りあえず、作業は無事に終わり、ヤレヤレ・・疲れた😥

写真1：独房みたいな印刷室で印刷中
　　　印刷された用紙は繋がっているので、印刷後に1枚ずつミシン目に沿って切る
　　　これがなかなか手間がかかる仕事で、破れないように慎重に・・

写真2：点字が打ち出された用紙
　　　白紙に凸点があるだけで、何が書いてあるのか、全然読めない
　　　視覚障がいの方は、指先の感覚で、この文字を健常者と同じくらいの速さで読む

写真3：1枚ずつ離した用紙を、バインダーにセットすると点訳本の仕上がり
　　　ただし、この後、さらに表題をつけたりしなければいけないので
　　　本当の完成はもう少し先になる

写真１


写真2


写真3




　　　

給湯器大騒動・続き

丸1日、お湯が使えない生活を経験した
たった1日、しかも今日は改善されると分かっての1日
それでも、不便さを実感した。お風呂に入れないストレスも感じた

東日本大震災に限らず、自然災害で避難生活をせざるを得なかった人たちの
不自由さ・不便さをほんのちょっとだけ体験した
この状態が何か月も、何年も続くかと思うと、気持ちが萎える
先行きのことを考えると、暗澹たる思いになる
避難生活って、本当に過酷だわ

で、うちの給湯器はというと、昼過ぎ、無事に修理が終わり
元のように使えるようになった
部品の一部を交換しただけですんだ
本体がダメになっていたら・・と思って不安だったけど
良かった～　ホッとした
夕方にはお湯も使えるようになって、普段の生活が戻った

今日は暖かかった。運転中、窓を開けていた
冗談ではなく、近々桜が咲くかもしれないかも
ロウバイも梅もまだ満開状態
桜が咲き、ひょっとしたらツツジが咲いたりして・・
まさに百花繚乱、今年の春はいろんな花の満開が
1度にやってくるかもしれないなあ