今年は10店×4週でつけめんのみの出店と言う従来スタイルに戻し、おじさんの胃袋には40店はきつかったので全店制覇は早々に諦めましたが、楽しませてもらいました。
そしてその会場で今日から開催されるのが・・・。
「TRYラーメン大賞&大人の週末が選んだ至高のラーメンフェス」。
年に一度色々なジャンルで人気ラーメン店を表彰する「TRYラーメン大賞」と、様々なジャンルでハイレベルな飲食店を紹介する「大人の週末」。
その二誌で選ばれたラーメン店が一堂に会すラーメンイベントですと。
出店名は公開されていましたが、メニューは今日パンフを見るまで分からない状況でしたが(もし違っていたらすみません)、これは行ってみるしかないかなと。
今回出店は21日間で51店舗。
昨年の「日本ラーメン大百科」同様、最短1日~最長5日で入れ替わるスタイルなので、1日しか出店しない店舗を逃すと全店制覇できなくなると。
まあ、3週間で51店は、1日3食でも17日かかるので本イベントも全店制覇は諦めますけどね。
初日の今日は2店、できれば3店目指そうと思います。
まず最初に選んだのは今日のみの出店の「中華そば 児ノ木」。
新宿区は上落合のお店だそうで。
今回出店は2024年TRY名店部門煮干部門1位での選出。
1日のみの出店だからなのか、客足はこのお店の集中。
もしかして皆51店舗目指しているのか、はたまた皆の行ってみたかったお店なのか。
直近の煮干部門1位なのでどちらもありそうですね。
出品作は「背脂煮干そば」。
東京のお店ですが、パンフを見ると新潟燕三条系ラーメンだそうで。
並んで10分経たずして出品作「背脂煮干そば」をゲット。
おぉ、醤油スープの一面をいい感じで背脂が埋め尽くしています。
ちなみに、岩海苔・真ん中の厚切り豚うで肉、鶏チャーシューは特製トッピング(500円)なのですが、諸事情で頂くことに。
スープは良い感じで煮干しの効いたスープで、背脂が甘さと程よいこってりさを与えて美味し。
新しい驚きを与えてくれる味ではないですが、安心の美味しさです。
醤油ダレとのバランスが良くて優しい味わいです。
そのスープを軽いウェーブのかかったやや太めのもっちり麺がしっかり絡めて美味し。
鶏むね肉チャーシューご馳走様です。
デフォルトのチャーシューはこの低温調理の肩ロース肉2枚。
しっとり食感でかつスープの邪魔をしない薄味の味付けで美味し。
二郎系を彷彿とさせる腕肉もほろっとしっとり仕上がって肉を食べている感が満点。
ご馳走様ですw。
硬めの触感のメンマも良かったし、煮干しに相性の良い岩海苔(特製トッピングですが)良かったです。
少し寒くなってきた今の時期に美味しく頂けるラーメンですね。
続いては「大つけ麺博」にも出店していた「亀戸煮干中華蕎麦 つきひ」。
店主は先ほど「中華そば 児ノ木」で受付をやって頂いた方みたいで・・・。
二杯目を食べに来たら同じ方がいてびっくりしましたが、よく見たらこちらのお店のTシャツを着ていましたね。
先日の「大つけ麺博」の2位のトロフィーです。
あの美味さなら上位は納得、1位を取れなかったのは超濃厚な煮干しに振り切ったので、好みが分かれた部分もあったのかも。
今回は2018年TRY新人賞にぼし部門2位での選出。
出品作は「秋の煮干中華蕎麦」。
秋らしく秋刀魚の煮干を使ったそうで。
スープはいかにも煮干しを使いました感のある黒っぽい仕上がり。
すみません、煮干しスープが気になって丼の写真を忘れましたが・・・。
秋刀魚なのかどうかがわかるほど舌が鋭くないのですが、とにかく香りも旨味も煮干が前面に出いていますが、「大つけ麺博」の出品作ほど煮干のすべてを詰め込んだような味ではなくて、こっちは煮干しのいいとこどりのような味わい。
塩味とのバランスも良く、後を引く味わいです。
麺は歯切れの良い中太麺。
ちょっと白っぽくて良い感じでスープを絡め、硬めに調理しつつも歯切れの良さが心地良いです。
一口に煮干しと言っても、様々なタイプがありますが、先ほどの「中華そば 児ノ木」よりも煮干そのものが前面に出てきている分こっちの方が好みです。
青ネギ、しっとりして柔らかな肩ロースチャーシュー、岩海苔と、煮干しの風味を活かすシンプルなトッピングも好感度高しです。
三杯目はお腹の具合と相談してと思っていましたが、「日本語当地ラーメン総選挙」「大つけ麺博」で連食になれた胃袋はどうやら全然行けそうでw。
続いては埼玉県は川口市から出店の「自家製麺 竜葵~ほおずき~」。
こちらは2016年のTRY新人賞塩部門7位。
出品作は「日本三大地鶏極上塩らぁ麺」。
名古屋コーチン、比内地鶏、薩摩地鶏を使った贅沢な塩ラーメン。
うむ、この淡麗さなら三杯でもイケそうだ。
出品作「日本三大地鶏極上塩らぁ麺」は時間をおかずにゲット。
おぉ、澄んだスープに黄金色の鶏油、きれいなラーメンですね。
丼の縁に沿うように鶏油があるのは、あとがけにしているのでしょうね。
スープはめちゃめちゃ澄んだ清湯の鶏スープ。
塩ダレの味付けははっきり目ですがしょっぱいと言うほどではなく、良い感じで後を引くバランス。
ふくよかな旨味が広がって美味しいスープです。
そのスープが歯切れ良い麺にしっかり絡んで美味し。
麺とスープが美味くて具が後回しになってしまいましたが、つくねも乗っていたので頂かないと(苦笑)。
んー、ふわっとした食感で美味い。
脂身までトロトロのバラチャーシューも良いですね。
初日の今日はもう1店煮干しのお店があって、煮干しの3店食べ比べも考えていたのですが、この「自家製麺 竜葵」は木曜までの3日間の出店で、明日明後日は来れなさそうなので今日に持ってきました。
澄み切った地鶏の味わいが素晴らしくて、今日食べれて良かった一杯です。
もちろん、「中華そば 児ノ木」「亀戸煮干中華蕎麦 つきひ」もそれぞれに特色があって美味しかったです。
11月は12・13・14食目で、2023年通算160食(106すすり43つけ11まぜ)になりました。