【報道されない自衛隊の真の実力】
自衛隊はなぜダイヤモンド・プリンセス号で完璧な任務遂行ができたのか?
新型コロナは世界中に広がり、感染には歯止めが止まりません。
その自衛隊の徹底した感染対策が脚光を浴びていました。
それは2020年2月3日に横浜港に到着したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」では船内で新型コロナの感染者が確認され、新型コロナ感染の拡大を抑制するため、乗員・乗客合わせて約3,700人は14日間、船内で待機する感染防止策を講じたのです。
その感染者対策の任務を全うしたのが日本の自衛隊です。この自衛隊の行動には当時全世界が称賛の声があげられていました。
また、220人をこえる感染者を受け入れた自衛隊中央病院でも、院内感染は起こりませんでした。
その当時、新型コロナの実態が分からないのに、作業に当たった自衛隊員及び自衛隊病院での二次感染がゼロであったというのは驚異的な出来事でした。
ダイヤモンド・プリンセス号船内ではあくまでもウイルス発生ですが、仮に生物兵器が日本にばらまかれた場合はより悲惨な事態になります。自衛隊は基本的にそうした最悪の事態を常に想定して訓練し装備も与えられていたから成功につながったのでした。
ダイヤモンド・プリンセス号に派遣された自衛隊員は延べ2700名にも及びました。
その中で、足止めされたダイヤモンド・プリンセス号船内では、薬不足が起こりました。この薬とは、新型コロナに関係のない、糖尿病や高血圧、心臓病など基礎疾患に関わる薬でした。この薬不足は、命にかかわる重大な事でした。しかも、その患者に合わせた薬は処方箋が分からないと配る事も出来ません。
ところが、日本の自衛隊員はその薬の処方箋を調べ上げたうえに、一日500人分の薬を乗客に届けていました。そのたびに、自衛隊員は、新型コロナに感染してもおかしくない船内を歩いて薬を届けていたのでした。
そんな危険な状況にも関わらず、隊員は一人も新型コロナに感染していませんでした。
加えて自衛隊のそうした対策に専門家やマスコミが成功の秘訣を質問すると
「特別なことは何もしていない。基本的なことを1つ1つ確実にやって来ただけだ」
と答えるだけです。
そんな中で、一番の自衛隊員の苦労はトイレでした。トイレでは当然防護服を脱がなければなりませんでしたが、むやみに防護服を脱げば感染の恐れがあります。そこで、トイレを使用しないため自衛隊員はおむつを着用していたのでした。
さらに、ダイヤモンド・プリンセス号の患者を収容したのは、自衛隊病院です。この事は今現在もマスコミは知っていながら報道していません。
自衛隊病院で院内感染が無かった理由は、常日頃の訓練のたまものでした。自衛隊病院は生物化学兵器がテロ等に用いられた時に対応する病院です。
実は、あのオウム真理教が引き起こした地下鉄サリン事件でも、自衛隊は速やかに対応し、サリンで汚染された地下鉄に自衛隊員が突入し隊員たちがサリン除去機活動していました。
ウイルスは当然目には見えません。ちょっとした油断で手や顔にウイルスが付着し感染拡大をせてしまいますが、自衛隊員ひとりひとりが、隙間なく感染防護対策をしていたからこそ感染者が一人も出ませんでした。
その自衛隊を指揮していたのが、安倍前総理です。当時の日本マスコミは、安倍総理の対策を批判ばかりしていましたが、実は全世界では高い評価を受けていました。