毎日が日曜日・・・のようなもの

仕事もリタイア 家での生活を中心に気楽な毎日
明るい引きこもり人生を送っております

1番蝉の事・・・

2019-08-12 15:48:37 | 日記
早朝から一仕事、庭の草取りを頑張りました
あまりにもあまりにも傷み過ぎた私の庭・・・
大袋のゴミ袋ひとつ分作るだけで息が上がってしまいます
玄関周りの雑草だけでも何とか片付けられたのでプチ達成感

シャワーを浴びて髪も洗って
ドライヤーで乾かすのは暑くてイヤだから扇風機の風で乾かしました
ああさっぱり

         
モヒートのミントシロップを使って
アイスミントミルクティー
甘いけれどミントの爽やかさが口の中に広がります

猫かふぇの店長さん

どうにゃ うまいかにゃ
飲んでみる?

       

好奇心は旺盛のくせに臆病ときている ホント♪見ていて楽しいわ


この時期庭の草取りを躊躇するのは暑さももちろんそうだけれど・・・
セミとの遭遇を避けたいからです
草むらの中にセミが転がっていたらと想像しただけで二の足を踏んでしまいます

夜になると窓にバンバンぶつかって来てはジジッとうめき声をあげるセミさんたち
生きているのか 失神したのか それとも息絶えたのか・・・
朝に水撒きに出る時が恐ろしい

               

・・・けど 不思議と遭遇した事はない

今年セミを見たのは玄関の前で失神していたセミさん1匹だけ
ホーキで突っついたら慌てて飛んでゆきました

「助けてくださいウチの猫がセミを捕まえては私のところに持ってきます」

セミの姿を庭で見かけないので野良猫はセミを食べるのか?・・・とふと思い
検索してみたら・・・・

「助けてください・・・」おおおおお!想像しただけで私はダメだ 神様ーー

・・・で食べるかどうかですが バリバリ食べるのだそうです(野良猫さんたちは)
夏の特別栄養源!のようですよ

何しろ野良猫が遊びに来るようになってから(ポンタやドーナガ)
確かに家でも外でもムカデには遭遇していない
モグラの被害もない セミも見かけない Gなんている訳が無い!

                  

猫ちゃんたちのお陰なのかしら
今度生まれ変る時は・・・ 
虫大好き虫へっちゃら虫触れる虫殺せる虫無視できるニンゲンに生まれたいと切に願ってる

真夏のBGMはセミの声
気が付けば外ではセミの大合唱
(私はセミが恐いだけでキライなわけではない セミの声は大好きだしどんどん鳴いて欲しい)

世界広しと言えど一番蝉の声を知っているニンゲンは数えるだけだと思う
私はその一人よ 一番蝉の声を知っている数少ないニンゲンであります

耳ををつんざくばかりの大音響 
時雨が降る音に例えた「蝉時雨」は誰でも聞いた事はあると思います

・・・・が 一番蝉の事は知らないと思う

深閑とした林の中の静けさを打ち破るかのように一匹の蝉が力強く鳴くのです
箱根の山奥に数年ほど暮らしていた時に「1番蝉」の声を3度経験しました
明け方近く突然空気が変わります ピンと張り詰めるのです
来るなっ・・・と感じ取れるほど静けさの中のその奥の静けさが林の中に広がります

来たっ1番蝉の声は例えようがないのです
美しく壮言 威厳があって力強く あの小さなからだを震わせながら出し切る声が
広い林の隅から隅まで轟くのです
そしてこの「声」になら任せられると感じ取った蝉たちは東から西からと・・・
あっという間に杉林に蝉時雨が降るのです

どの蝉でも出来る事ではないのです
たまに半端モノの蝉が先達を気取って鳴く時があるのですがw
途中で息切れ?か・・・聞いている私もプッと笑ってしまいます
もちろん蝉時雨は不成立です

静寂を破り何千何万の蝉たちを従えるほどの声とは・・・私はその声を知っています
やはりそれは選ばれしものの声 

自分の役目を果した1番蝉は八日目の夕暮れに柔らかな腐葉土の上にポトリと落ちて
蝉の一生を終えるのです
ニンゲンの尺度で測れば短い一生だけれど
1番蝉には悔いの無い一生 謳歌した一生・・・なんだろうなぁ
 
誰も知らない1番蝉の事 私だけは知っている大切な思い出
夏が来て 蝉時雨が聞こえてくると箱根山の1番蝉の事を思い出すのです

(1番蝉の事は過去何度か書いてます ブレてないのは本当の体験だからです)

世の中に何かのうねり 打ち破る勇気
一人の声が大勢に届けと願う時
1番蝉のような人が必要ですね
政界なら山本太郎さんかな♪
空気が読めないヒトらしい・・・ふんそんなもん
空気ばかり読んでアザトク生きるコメツキバッタばかりじゃん
出る杭は打たれます 潰されて短い一生になるかも知れない
それでも1番蝉は途方もなくカッコいいんだよねぇ