イルリサットの世界遺産を巡る旅が続きます。
岩の上にケルンが立っています。日本だと小石を積み上げているんですがここでは大きな石を積み上げて赤く塗られています。
目印の役目があるようです。
街を遠望しています。左手の山の上には通信施設が見えます。岩山は固い岩石でできており氷河の浸食に
耐えて残ったのでしょう。
ベースにあたるセンターに戻ってきました。草地と岩場そして池があります。
ここで余談ですが、この写真はおわかりのように友人の方が撮影されています。素晴らしいです。
400枚以上送られてきました。ダウンロードをするのもなかなかでした。そして画像様式が異なるために
変換する作業も必要でした。たぶん日頃撮影をされていて日本に送られているのではないかと推測します。
ホームページに掲載する点数には制限があります。どの写真も美しく選ぶのが困難でした。
余談終わります。
砂場に動物の足跡がありました。大きな足跡です。
爪が見えているので大きな鳥だと思われます。猛禽類?
センターに近づいてきました。池のある草原に岩場がありその上にあります。
一階建ての横に長い建物です。外観はガラスで覆われています。
この写真では太陽が映っています。南の空の低い位置だと思われます。
これから日没しすぐに日の出になるのかもしれません。白夜になると日没がなくなります。
(私はスカンジナビア半島で体験しました)
街が遠望できます。センターの館内に入ってきました。
大きな白図です。指で示しているのがアパートでしょうか。現在地はもっと内陸だと思います。
ラインで示しているのがトレイルコースでしょう。
ここでグーグルマップを見てみましょう。
氷山が流れている様子がわかります。しかし氷河は映っていません?
こういった氷山がタイタニック号にぶつかったのでしょうね。
中央の白いのが氷河です。かつては海まで達していたのですが現在はどんどん後退してしてしまい
陸地が現れていることが分かります。氷河にある複数のラインには氷河が後退していった年がかかれています。
地球の温暖化の影響が視覚的にわかります。
※北海道大学がグリーンランド北西部の氷河を現地調査をしたレポートがこちらです。わかりやすいです。
ハイキングコースが3ルートあります。今行ってきたのがイエロールートだと思います。
レッドルートは最初に行きました。
後はブルールートです。だんたん難易度が高くなっています。
この地図はイルリサットの市街図です。左下にあるのがセンターですね。サッカー場が二つあって犬を飼っている牧草地があることがわかります。
センターから草地を見ます。犬(イヌイット犬?)が飼われています。そりを引くためでしょう。
冬になれば一帯は雪に覆われてしまうのでしょう。
沖合に氷山が見える風景です。岩場に3階建てくらいの住宅が並んで立っています。
画像下の岩場がグレーに映っていますがこの岩場はなんでしょう。
草地に木橋が続きます。世界遺産の中ですからね。
アパートに帰ってきました。
三人で乾杯です。
ランチ?ディナー?いつも明るいので時間が分かりません。
また外に出てきました。
日が変わっているかもしれません。
街の交通ルールの看板です。犬ぞり優先、動物優先です。
突然山登りです。
3つのルートの中、一番長いコースです。6.9km4~5時間とありました。
石に青いマークです。道が正しいことを現わしています。ケルンも立っています。
湖が見えてきました。地図ではここから左にカーブするルートになっています。
右端の湖ではないかと思います。東にルートを取り湖のほとりで北西に歩いたのでは。
(送られてきた写真の順番が実際の道順とちがうように思います、少し変更しています)
桔梗に似た薄紫の花がかわいらしいですね。
岩場を超えていきます。
赤い花が群生しています。
峡谷のようなルートです。
峠が見えています。
ここにも氷河があったのでしょうか。日本の山岳地帯ではカールと呼ばれていますがどうでしょう。
結構な上りです。
峠を登りきると海が見えました。氷山も見えます。青く塗られた石がルートの正しさを示しています。
ピンクの石。
岩が向かい合ってゲートのようです。小さな氷河の通り道だったのでしょう。
もうすぐ海岸です。岩が丸くなっているのはやはり氷河によって削られた痕でしょうね。
海岸に近づいてきました。岩石が好きな人にはたまらない風景です。
グリーンランドは貴重な石の宝庫だと言われていますから。
※こちらにグリーンランドの岩石を研究している方が書かれた文章があります。
いよいよ海岸です。氷山や氷塊が押し寄せている風景です。
確かに津波に注意というのはわかります。このような地形で津波に襲われればひとたまりもありません。
今回はここまでです。
続きます。
お読みいただきありがとうございました。