年齢相応のことだとは思いますが、
もうだいぶ前から耳が聞こえづらくなっています。
若い人同士がしゃべっているとき、
外国語のように聞こえるし、
車の走っている音は、
前からなのか後ろからなのかわかりません。
あっ、後ろから…と思うと、前の路地を車が通ったりします。
でも、まだ、日常生活には支障は出ていませんし、
友人たちにも同様な症状がある人はいます。
先日、カラオケに行きました。
Mちゃんと、もうすぐ82歳になるOさんと一緒でした。
ふたりともカラオケが大好きで、
ダイビングの友人だったのに、
最近ではすっかりカラオケ友になっています。
少し前からOさんの耳が遠くなっていました。
右の耳が聞こえづらいようで、
Oさんの右側から話しかけても反応がありません。
Oさんの外見は15歳は若く見えます。
いつもオシャレで、どちらかと言えば派手ぎみ。
背筋もピンとしていますから、
とても80代には見えません。
そんなOさんがいつも歌う歌は、
ウルフルズの『明日があるさ(ジョージアで行きましょう)』
動画もウルフルズの出ているものでないとダメで、
わざわざ、
そのバージョンのあるカラオケ屋さんを探して行きます。
そして、歌い始めました。
???
あれ? 音程が外れてる・・・。
でも、Oさんは分からない様子です。
耳の聞こえが悪いのが原因でしょうか。
大きな声で歌うと音程が取れやすいといいます。
いつも上手に歌っていただけに、
そのことをOさんに言っていいものか・・・。
わたしもいずれ、
もっと聞こえづらくなっていくのだと思います。
でもそのときは音程が外れても、
誰にも聴かれないように、
おひとりさまのカラオケボックスに行きたいと思います。
それにしても、ジークとモナの耳のいいこと、
わずかな音にも反応して吠えます。
若い証拠ですね。
わたしが怒る声は聞こえないふりもするけれど・・・。