11月25日。
雨・曇りと続いた3連休の最後はドピーカン!
湖東の古刹はどこも紅葉が散り始めていて、参道の石垣や
苔の庭に積もった落ち葉がいちだんと風情を添えていた。
琵琶湖よりも西に住む私にとって、いつもと違うのは、
琵琶湖を挟んであちら側に比叡山があるという感覚。湖の
こちらには安土城趾の山があり、さらに手前には湖東平野
が広がっている。
視界に高い建物はなく、実に見通しがきく。
というワケで、はじめての湖東三山だよ♪
渋滞を避けて、今回はJR河瀬駅前からシャトルバスを利用。
まず、三山では一番遠い百済寺(ひゃくさいじ)に向かう。
百済寺→金剛輪寺→西明寺の順に奥から拝観する予定なり。
が、各寺に近づくたびに駐車場待ちの車の列に巻き込まれる。
渋滞の正体はこれだった。シャトルバスも例外ではなく、す
べての発着が時刻表よりも遅れがち。
むむ。やっぱり、紅葉の3連休は避けるべきだったかなあ。
ま、それはそれ。これはこれ。ともあれ百済寺に到着!
<百済寺>(ひゃくさいじ)
「百寺巡礼」で五木寛之氏が35番目に訪れたお寺。
五木さんも触ったといわれる大草鞋が仁王門に掛かっ
ていた。デカイ!
ここは元々、聖徳太子が百済人のために創建したお寺。
平安末期から鎌倉・室町までは大寺院だったそうだ。
が、信長に抗ったため兵火に遭う。
ちなみに、信長の焼き討ちとこの百済寺の名前はルイス・
フロイスの著書にも出てくるそう。
秘仏の十一面観音立像は植木観音像とも呼ばれている。
百済にある龍雲寺本尊とは「同木二体の姉妹仏」で、根の
ついた下半分の木に聖徳太子自ら十一面観音を刻んだこと
から植木観音の名がついたらしい。
ご本尊の脇侍として聖観音・如意輪観音の2体が公開され
ていた。ご本尊とともに信長の焼き討ちから火難を逃れた
数少ない仏像で、いずれも木肌が見えているせいか穏やか
で優しい表情に癒される。特に半跏像の如意輪観音さまは
美しいお顔と姿でその人気のほどがうかがえる。
本坊内庭園「喜見院」の高台は、天下遠望の名園と言われ
るほどの眺望。去年登った安土城趾の山がよく見えた。
で、小腹が減るも周辺に食事処はなく境内で赤飯まんじゅう
を買って温かいうちに食べた。上品な甘さが美味しい。
●JR河瀬駅→シャトルバス「百済寺」約60~70分
(秋の湖東三山シャトルバス利用)
紅葉の湖東三山へ(2)金剛輪寺・西明寺
雨・曇りと続いた3連休の最後はドピーカン!
湖東の古刹はどこも紅葉が散り始めていて、参道の石垣や
苔の庭に積もった落ち葉がいちだんと風情を添えていた。
琵琶湖よりも西に住む私にとって、いつもと違うのは、
琵琶湖を挟んであちら側に比叡山があるという感覚。湖の
こちらには安土城趾の山があり、さらに手前には湖東平野
が広がっている。
視界に高い建物はなく、実に見通しがきく。
というワケで、はじめての湖東三山だよ♪
渋滞を避けて、今回はJR河瀬駅前からシャトルバスを利用。
まず、三山では一番遠い百済寺(ひゃくさいじ)に向かう。
百済寺→金剛輪寺→西明寺の順に奥から拝観する予定なり。
が、各寺に近づくたびに駐車場待ちの車の列に巻き込まれる。
渋滞の正体はこれだった。シャトルバスも例外ではなく、す
べての発着が時刻表よりも遅れがち。
むむ。やっぱり、紅葉の3連休は避けるべきだったかなあ。
ま、それはそれ。これはこれ。ともあれ百済寺に到着!
<百済寺>(ひゃくさいじ)
「百寺巡礼」で五木寛之氏が35番目に訪れたお寺。
五木さんも触ったといわれる大草鞋が仁王門に掛かっ
ていた。デカイ!
ここは元々、聖徳太子が百済人のために創建したお寺。
平安末期から鎌倉・室町までは大寺院だったそうだ。
が、信長に抗ったため兵火に遭う。
ちなみに、信長の焼き討ちとこの百済寺の名前はルイス・
フロイスの著書にも出てくるそう。
秘仏の十一面観音立像は植木観音像とも呼ばれている。
百済にある龍雲寺本尊とは「同木二体の姉妹仏」で、根の
ついた下半分の木に聖徳太子自ら十一面観音を刻んだこと
から植木観音の名がついたらしい。
ご本尊の脇侍として聖観音・如意輪観音の2体が公開され
ていた。ご本尊とともに信長の焼き討ちから火難を逃れた
数少ない仏像で、いずれも木肌が見えているせいか穏やか
で優しい表情に癒される。特に半跏像の如意輪観音さまは
美しいお顔と姿でその人気のほどがうかがえる。
本坊内庭園「喜見院」の高台は、天下遠望の名園と言われ
るほどの眺望。去年登った安土城趾の山がよく見えた。
で、小腹が減るも周辺に食事処はなく境内で赤飯まんじゅう
を買って温かいうちに食べた。上品な甘さが美味しい。
●JR河瀬駅→シャトルバス「百済寺」約60~70分
(秋の湖東三山シャトルバス利用)
紅葉の湖東三山へ(2)金剛輪寺・西明寺
なっていたのを思わず買ってしまいましたよー。
ご住職が記念したものだそうで、念持仏として
お持ち下さい、って書いてありました。
滋賀県の仏像はほとんど見たことがないので
朝早く起きてまた出かけたいと思います~♪
私は公開時に行ってなかったので、外陣の格子からこっそり覗いてきました(^_^;)