劇場 シアタードラマシティ
観劇日 2010年4月11日(日)
上演時間 前編 12時30分~16時10分
後編 17時10分~20時30分
座席 13列
なんてゆうか・・・
長時間ストリーミング体育会系走りながら&しゃべり続ける観客一体
型劇場エンターテインメントな舞台だった♪
(ナンノコッチャ!)
今回はリピーターになるのはキビシイため先に戯曲を読んだのだけれ
ど、大休憩を挟んで<前編・後編2部構成>というのは流れが把握し
やすくてイイなと感じた。
そして、ライブな舞台は想像以上に生身の人間臭かった。
今回は席が遠かったことと、蜷川さんが演出上の仕掛けとして配した
さいたまゴールド・シアターの役者さんたちの効果もあって、全体を
俯瞰で見渡すことができたように思う。
私は白薔薇でも紅薔薇でもない一群衆として戦いの行方を楽しみなが
ら見物させていただいた。
演出や舞台装置について書きたいことはいろいろあるけれど、いま
この感覚が消えないうちに上川さんに関して感じたことを先にメモし
ておきたいと思う。
以下、若干ネタバレかもしれないので未見の方はご注意ください。
●ヘンリー六世役の上川さん
ヘンリー六世は歌舞伎でいえば「義経千本桜」の義経のようなものだ。
だって、タイトルロールのくせに出番が少ない。
エピソードごとの主役はむしろ(桜に見立てられた)周辺人物たちの
ほうで、そっちのほうが数倍魅力的に描かれている。
星座でいえば北極星で、動くのは獅子や白鳥、牡羊たち。
はっきりいってヘンリー六世はしどころのあまりない役だと思い込ん
でいた、少なくとも戯曲を読んだ限りでは。
なので、今回のヘンリーは意外も意外。
見始めてすぐに、ひゃあイイかもと感じた。
最近の上川さんの定番になりつつある(?)見るからに熱さ全開、針
が振り切れるほど高速飛行みたいな表現を封印し、控えめなのにとて
も豊か。しかも静的でありながら痛々しいほど激しさが伝わってくる。
むしろ情けないヘンリーに私はかなり魅了されてしまったらしい。
今まで知らなかった上川さんを存分に楽しませて頂き、蜷川さんには
感謝申し上げたいほど。
その他の感想についてはまた後日。
次回の感想は千秋楽観劇後になるかも・・・。
「ヘンリー六世」大阪公演 観劇メモ(5)(このブログ内の関連記事)
「ヘンリー六世」大阪公演 観劇メモ(4)(このブログ内の関連記事)
「ヘンリー六世」大阪公演 観劇メモ(3)千秋楽カーテンコール
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朝からヘンリー!(このブログ内の関連記事)
スタンダップ!の「ヘンリー六世」インタビューから(このブログ内の関連記事)
観劇日 2010年4月11日(日)
上演時間 前編 12時30分~16時10分
後編 17時10分~20時30分
座席 13列
なんてゆうか・・・
長時間ストリーミング体育会系走りながら&しゃべり続ける観客一体
型劇場エンターテインメントな舞台だった♪
(ナンノコッチャ!)
今回はリピーターになるのはキビシイため先に戯曲を読んだのだけれ
ど、大休憩を挟んで<前編・後編2部構成>というのは流れが把握し
やすくてイイなと感じた。
そして、ライブな舞台は想像以上に生身の人間臭かった。
今回は席が遠かったことと、蜷川さんが演出上の仕掛けとして配した
さいたまゴールド・シアターの役者さんたちの効果もあって、全体を
俯瞰で見渡すことができたように思う。
私は白薔薇でも紅薔薇でもない一群衆として戦いの行方を楽しみなが
ら見物させていただいた。
演出や舞台装置について書きたいことはいろいろあるけれど、いま
この感覚が消えないうちに上川さんに関して感じたことを先にメモし
ておきたいと思う。
以下、若干ネタバレかもしれないので未見の方はご注意ください。
●ヘンリー六世役の上川さん
ヘンリー六世は歌舞伎でいえば「義経千本桜」の義経のようなものだ。
だって、タイトルロールのくせに出番が少ない。
エピソードごとの主役はむしろ(桜に見立てられた)周辺人物たちの
ほうで、そっちのほうが数倍魅力的に描かれている。
星座でいえば北極星で、動くのは獅子や白鳥、牡羊たち。
はっきりいってヘンリー六世はしどころのあまりない役だと思い込ん
でいた、少なくとも戯曲を読んだ限りでは。
なので、今回のヘンリーは意外も意外。
見始めてすぐに、ひゃあイイかもと感じた。
最近の上川さんの定番になりつつある(?)見るからに熱さ全開、針
が振り切れるほど高速飛行みたいな表現を封印し、控えめなのにとて
も豊か。しかも静的でありながら痛々しいほど激しさが伝わってくる。
むしろ情けないヘンリーに私はかなり魅了されてしまったらしい。
今まで知らなかった上川さんを存分に楽しませて頂き、蜷川さんには
感謝申し上げたいほど。
その他の感想についてはまた後日。
次回の感想は千秋楽観劇後になるかも・・・。
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夜更かしきばりんですが、睡魔と闘わねばならないことはなさそうな雰囲気がムンパリさんの言葉の表現から感じられますv
>観客一体型劇場エンターテイメント…
メッサわくわくします(#^.^#)v
もう私、予習も何もしてませんが…頑張ります♪
千秋楽には皆さん行かれるみたいで、キョロキョロしたら
いろんな方に劇場で遭遇すると思いますよ~♪
(私はヘンリー王ファン仲間と終日いっしょなんですが。)
そうそう、私も睡眠時間は短かったのですが、長いのに
意外と(笑)眠くならなかったです。
ただエンターテイメントといっても、ほら、いつもの蜷川さん
お得意のパターンですから。通路席だと特に楽しいです!