常盤御前(ときわごぜん)は源義経の母
九条院の女官から源義朝の妻となり
今若・乙若・牛若(義経)を生む
平治の乱(1159年)で義朝が敗れると
平清盛の追手を逃れて大和に隠れるが
母を人質にとられ六波羅へ子連れで出頭
平清盛の妾となった
大蘇芳年 画 御届明治十四年十二月
【常盤御前】
歳寒くして常盤木のしぼむ平治の戦乱より
あちらこちらに彾徨(さまよい)て
昨日は源氏の大将のいくつしみを受けたけど
今日はまた平清盛に愛される。
子供たちの命を助けるため伏見に出頭したのだから
懐に泣く牛若丸が復讐をはらすまでの苦労を思うと
敵の枕をあてるも涙をはらう閑はないであろう
轉々堂主人誌
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