カット野菜の需要が最近急増しています。健康志向の中で、「健康のために、野菜を積極的に食べたい!」という人が増えています。コンビニなどで売られているサラダも同じカット野菜の仲間です。
自宅で野菜を切って放置しておくとすぐに萎びてしまいますよね。でも、スーパーで売っているカット野菜は、シャキシャキ新鮮のままです。なぜカットした後も長時間鮮度を保っているのか不思議だと思いませんか?
カット野菜は、野菜を切った後、次亜塩素酸ナトリウムという消毒液やプールの消毒に使う 塩素水に何度も繰り返し漬けて殺菌します。においを嗅いだだけで、食べたら危ないとわかるはずですが、そのにおいを消すために、何度も水で洗浄します。野菜の断面から染み込んだものは水洗いでは落とせません。
この次亜塩素酸ナトリウムは、胃酸と反応すると、発がん性物質を発生させると言われています。
アスコルビン酸(ビタミンC)による褐変防止処理なども行われます。野菜に含まれている栄養素は水溶性のものが多いですから、殺菌剤液に漬けたり洗浄したり する間に流れ出てしまい、ほとんど何も残っていません。あえて言えば食物繊維くらい でしょうか。ドレッシングが付いていることもあります。 これがまたクセモノです。ドレッシングには、保存料や化学調味料などの添加物が大量に使われています。添加物そのものは、単体なら安全だといわれていますが、複数の添加物が反応すると 人体にどのような影響を与えるかはわかっていません。カット野菜だけでなく、「日本茶」を含むペットボトル飲料、その他全ての加工食品に複数の添加物が入っています。これらを組み合わせるとどのような化学反応が引き起こされるかはまだわかっていません。わかっていることもあります。あえて言うなら只今実験中というところでしょう。
カット野菜は外食産業、中食産業(弁当屋)を中心に利用が広がっているので、知らず知らずのうち食べてしまうかもしれません。