YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE

のんびりと、ゆっくりと、思うがままを綴ってます。

かまちな話

2005-08-12 00:01:54 | 日々想々な話
8月になると必ず読み返す本がある。

その本は『山田かまち』の『17歳のポケット』だ。

「1日が24時間じゃあ足りないよ!」が口癖だったかまち。
17歳の夏の日、かまちはエレキギターの練習中に感電死してしまった。
その彼の部屋から、膨大な絵と詩が見つかり、今では彼の故郷、群馬県高崎市内に『山田かまち水彩デッサン美術館』が開設されている。

彼は、五感全てで生きていた気がする。
当時、かまちが死んだ歳の17歳だった私は、同じ17歳である事を無性に恥じたのを覚えている。17歳の私は、日々の生活をただ鳥が飛ぶように当たり前に過ごしていた。だから、自分にシャンと向き合いたい時は必ず彼の本を読み返していたのだ。
詩の意味、彼の本当の真意は分からないけど、私なりの答えは必ずそこから生まれてきた。

29歳の私が今好きな詩は。

『考える材料はたくさんある。
 無限的にある。
 したがって考えることが楽しければ、
 楽しみは永遠につきないということになるだろう。』

あなたは、いま、五感すべてで生きてますか?
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