昨夜、ボランティアガイドの三上さんが亡くなった。
なんだかなぁ…。この間は社長で、今回は三上さん。
へこむよね…。
三上さんは、かっぷくが良くて、声が大きくて、昔よくいた、『おせっかいな親父』だった。
でも、スタッフが変な客に捕まったら、必ず横から助けに来てくれた。
三上さんに質問して、三上さんも分からなければ、
『次に来るまでの宿題にさしてくれ。絶対、調べて教えちゃるわ~』って言って、必ず、次に会った時に教えてくれた。
ある日の日曜日なんて、お客様がまだ少ない時、同じボランティアガイドの宮下さんと、三上さんの、若かりし頃の話を教えてくれた。
何でも昔は、海パンなんてない頃、黒い三角形の布切れ1枚で、もちろん面積が少ないから、海からあがると、ぺろんっと大事な部分が丸見えだったそうな(笑)
中学生になると、男子は憧れの『白いふんどし』を巻いて、海水浴。
これが、小学生たちには本当に憧れで、早く中学生になって、パシッと、いっちょ前に巻きたかったらしい。
宮下さんは、三上さんより7歳も年上なので、『白のふんどし』巻いた派だった。
三上さんは、よっぽど『白のふんどし』を巻きたかったらしく、最後まで悔しそうだった。
今回、スタッフの中で最後に三上さんと話をしたのは、私だ。
9月20日(火)
ボランティアさんは、研修旅行があった。スタッフの私達は、食欲の秋なので、某有名ケーキ工場の見学に行く為に、8時半に会社の駐車場に集合していた。
そこへ、ボランティアさんは9時集合なのに、三上さんは8時半に1番乗りしてきた。
遠くから、三上さんを発見した私は。
『三上さぁ~~ん』
って大声で呼んで、三上さんに今日の予定を話した。
三上さんは、すでに私達の予定を知っていて、私が。
『お土産買ってくるけんね~』って言うと。
『わしに会えるのは、1週間後じゃけ~買ってこんでええわい。そんなに気をつかいんさんな~。わしは、それより今日は、ボランティアの6,7人で研修終わったら、飲みに行くんよ。それが楽しみじゃわいガハハハハ~』
その日に、その飲み会で倒れた。
私達が買ってきたお土産を、食べる事が出来なかった三上さん。
今日は、スタッフ全員が赤目で接客していた。
ボラ川も、私が泣きそうだったから一生懸命明るくしていた。
通夜に行った岡本兄さんから、今連絡があった。
ボラ川が、気が張っていたみたいで、通夜の時、ぷつんと切れて大泣きじゃったって…。
まだ、三上さんのきっぷのいい声が聞こえそう。
突然、私に言ってきたよね。
『安心しんさい。大丈夫じゃけぇ。あんたの事が好きな男が絶対現れるけ~大丈夫、大丈夫。』
私も、三上さんに言うね。
『これからは、白いふんどしで、泳げるね。三上さんが大好きな海で思いっきり泳ぎんさいね~。三上さんが居ない今日、三上さんの大好きな海に、大好きな船がたくさんおったよ。海から私等の事、よく見とってよーータバコ吸って、お酒飲む暇なんか、ないんじゃけーー』
なんだかなぁ…。この間は社長で、今回は三上さん。
へこむよね…。
三上さんは、かっぷくが良くて、声が大きくて、昔よくいた、『おせっかいな親父』だった。
でも、スタッフが変な客に捕まったら、必ず横から助けに来てくれた。
三上さんに質問して、三上さんも分からなければ、
『次に来るまでの宿題にさしてくれ。絶対、調べて教えちゃるわ~』って言って、必ず、次に会った時に教えてくれた。
ある日の日曜日なんて、お客様がまだ少ない時、同じボランティアガイドの宮下さんと、三上さんの、若かりし頃の話を教えてくれた。
何でも昔は、海パンなんてない頃、黒い三角形の布切れ1枚で、もちろん面積が少ないから、海からあがると、ぺろんっと大事な部分が丸見えだったそうな(笑)
中学生になると、男子は憧れの『白いふんどし』を巻いて、海水浴。
これが、小学生たちには本当に憧れで、早く中学生になって、パシッと、いっちょ前に巻きたかったらしい。
宮下さんは、三上さんより7歳も年上なので、『白のふんどし』巻いた派だった。
三上さんは、よっぽど『白のふんどし』を巻きたかったらしく、最後まで悔しそうだった。
今回、スタッフの中で最後に三上さんと話をしたのは、私だ。
9月20日(火)
ボランティアさんは、研修旅行があった。スタッフの私達は、食欲の秋なので、某有名ケーキ工場の見学に行く為に、8時半に会社の駐車場に集合していた。
そこへ、ボランティアさんは9時集合なのに、三上さんは8時半に1番乗りしてきた。
遠くから、三上さんを発見した私は。
『三上さぁ~~ん』
って大声で呼んで、三上さんに今日の予定を話した。
三上さんは、すでに私達の予定を知っていて、私が。
『お土産買ってくるけんね~』って言うと。
『わしに会えるのは、1週間後じゃけ~買ってこんでええわい。そんなに気をつかいんさんな~。わしは、それより今日は、ボランティアの6,7人で研修終わったら、飲みに行くんよ。それが楽しみじゃわいガハハハハ~』
その日に、その飲み会で倒れた。
私達が買ってきたお土産を、食べる事が出来なかった三上さん。
今日は、スタッフ全員が赤目で接客していた。
ボラ川も、私が泣きそうだったから一生懸命明るくしていた。
通夜に行った岡本兄さんから、今連絡があった。
ボラ川が、気が張っていたみたいで、通夜の時、ぷつんと切れて大泣きじゃったって…。
まだ、三上さんのきっぷのいい声が聞こえそう。
突然、私に言ってきたよね。
『安心しんさい。大丈夫じゃけぇ。あんたの事が好きな男が絶対現れるけ~大丈夫、大丈夫。』
私も、三上さんに言うね。
『これからは、白いふんどしで、泳げるね。三上さんが大好きな海で思いっきり泳ぎんさいね~。三上さんが居ない今日、三上さんの大好きな海に、大好きな船がたくさんおったよ。海から私等の事、よく見とってよーータバコ吸って、お酒飲む暇なんか、ないんじゃけーー』