この2,3日の間に、2つの『live』に出会った。
一つめの『live』
気がついたら、2月も終わるなぁって思ってたら、キャナから、2月末まで有効の映画の招待券をもらった。
そこで、観た映画は。
『歓びを歌にのせて』
世界的有名な指揮者ダニエルは、ある日突然、心臓発作をおこし、8年先までスケジュールが詰まっていた生活から一転、療養のため、少年時代に住んでいた故郷へ戻り、静かな生活を始める。しかし、有名なダニエルを知っている教会の神父から、この村にある聖歌隊のコーラス指導を頼まれてしまう。始めは、気が乗らないダニエルだったが…。
感想
大号泣
『生きる』歓びを本当に感じられる映画。そして誰でも、いつでも、『やりなおし』は出来るのだと、実感する映画。
最後の大合唱のシーンは、思わず私も立って歌おうかと思ったよ(笑)
これは、ぜひ見て実感してほしい
最近は、こんな素敵な映画に出会えることが多い
そしてもう一つの『live』は。
ふっとテレビのチャンネルを変えると、作家の重松清さんと矢沢永吉さんが対談していた。この番組は、永ちゃん世代の人達の人生をおったドキュメンタリーで、なかなか『男前』な番組だった。
ブラン管の中の永ちゃんに、重松さんが問う。
『今の時代に、矢沢永吉が出てきたら、最近の若者は、矢沢永吉を受け入れますかね?』
永ちゃんは、迷うことなく。
『受け入れるだろうね
』
正直、かっこいい…
そして、永ちゃんの名言は続く…。
『ガツンと殴られるべきだよ。本当に殴られるんじゃなくて、僕のステージを見て、「うわ~。永ちゃんに、ガツンとやられたよ。俺明日からエレキやるわっ
」って何かを感じなきゃ。俺だって、ビートルズを初めて聴いた時、ガツンと殴られたからねっ
』
『俺は倒れた時に、そこで終わるんじゃなくて、自分にカチンッ
ときて、戦おう
もう一度、起き上がろう
ってすぐ思っちゃう性格が逆に良かったんだと思うよ。』
やっぱりこんな永ちゃんだから、永ちゃんファンの40代の男性は、強いよ。
自己破産しても、商売に失敗して、借金を抱えても。
『このまま倒れたままでは、いかないよっ
』精神息づいてました。
『生きる』って、正直怖いけど、やっぱり楽しいから、今日も『生きる』ことに歓びを感じてます