娘の片頭痛の予防薬

4月から片頭痛の予防薬を飲み始めて、明らかに娘の片頭痛は抑えられている。
鎮痛剤を飲んだのも、月に２回くらい。
３月は、学校を休むことも週に１度あったし、毎日調子悪かったので、この効果は劇的と言ってもいい。
トリプタノールは抗鬱薬で、子供に飲ませるのは不安もあったし、娘の持病との関連もあったので、副作用などの心配もあった。
でも、幸い副作用も見られず、毎日普通に生活できることに、本当に感謝している。
もっと早くから、この治療をしてくれればよかったのに…とも思うが、治療には段階があるのだろう。

今回のことで強く感じているのは、片頭痛で悩んでいる人は、絶対頭痛外来に行くべき！ということ。
娘の持病で通っている市立病院の先生は、頭痛についての対策は、頓服の鎮痛剤と漢方薬。
思春期特有の、ホルモンバランスの崩れや自律神経失調症のようなことが原因ではないかと。
高校生くらいになったら、落ち着くんじゃないか、みたいなことをおっしゃっていた。
結局、それ以上の治療方針は示してくれなかった。
トリプタノールを飲み始めることになって、飲んでもいいかと相談に行ったら、
それでよくなった事例もあるから、大丈夫です。って…知ってたのかい！！って感じ。
そういう事例を知ってたなら、そういう治療方針を出してくれても良かったのに。
そしたら、わざわざ遠くの頭痛外来まで行かなくてもよかったのに…と思ってしまった。
私の父は医者なのだが、脳過敏の慢性頭痛に、トリプタノールが効くなんて、全然知らなかった。
医者は万能ではない。
専門外のことは、正直よくわからないのだ。
今は、いろんな専門科があるから、きちんと選んでいく必要があると思う。
それによって、治るものも治らず、いつまでも苦しみ続けることになる。
面倒でも、きちんと調べて、行くべきだ。
娘の事例がすべてだとは思わないけれど、もし、頭痛外来に行かずに、ずっと頭痛で悩んでいる人がいるなら、
是非一度、行ってみるべきだと勧めたい。
普通に暮らせるようになって、今ほんとに感謝しているから。

次の心配は、この予防薬のやめ時だ。
二か月くらいでやめていくようなのだが…
その後も、頭痛が抑えられるのか。
祈るような思いだ。