重松清さん

久しぶりに重松清さんの本を読みました。
「希望ヶ丘の人びと」
いやぁ、ホントにいい本を書いてくれますねぇ。
今読み終えて、「希望」の力を信じたい気持ちでいっぱいです。
「希望は世界のどこかに転がってるぜ」byショボ先ぱい

そう、どこかにある。転がってる。
じっと俯いていても、見つからないよ。
動き出せ、動き出せ！
一息着いたら、動き出せ！

この本の設定が、今の自分と重なるところが多くて、あぁ、分かる分かると、登場人物と一緒に、心を揺さぶられました。
何度も何度も、涙しました。
重松さんは優しいですね。
重松の描く嫌～なヤツ。
どうやってやっつけてやるか！と拳ワナワナしちゃうくらいムカつくけど、やっつけないんですよね。
あんなに嫌なヤツなのに！！
最後には、「アレはアレで生徒のことを考えてるんだ」って…
優しいなぁ。
私だったら、あんな風に思えないかもぉ。


私も優しくありたいなぁ。