ひとりごと

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道に光が

2016-12-21 15:06:59 | 頭痛
昨日、小田原の先生に紹介して頂いて、小児頭痛外来の専門の女医さんに診察をしてもらいました。
行く前は、また変な先生だったらどうしよう( ̄0 ̄;)と、よく眠れないほどでした。
でも、そんな心配無用でした。
色々な不安を取り除いてくれる、頼りになる先生でした。

はじめに、娘と二人で10分ほど話をして、そのあと私と旦那と三人で話をしました。
娘とは、学校の先生は好きかとか、部活はどうかとか、そんな話をしたようです。
そして私達には、今の状態は悪くないから、そのままでいいと。
この頭痛に悩まされた2ヶ月で、娘は頭痛に負けない、生きる力をつけたから、大丈夫だって。
それまで頭痛に翻弄されていたけど、ナニクソっていう姿勢が身に付いたって。
嫌いな担任や、単位がヤバイこの状況に負けてたまるかって。

それは、娘と話をした中で、先生が感じられたことのようです。
あんな少しの時間で、色々分かってしまうなんて、プロだなぁと思いました。

継続的な頭痛は、思春期特有の頭痛で、これにはトリプタンは効かないそうです。
対処法は、成長を見守るしかない。
薬でなおるものではないと。

最初は、え!?と思いました。対処法が無いなんて。

でも、先生が、彼女は大丈夫!ちゃんと成長がみれるし、初対面の私ともしっかり話ができる。ちゃんと育ってきてるから、大丈夫!と断言してくださいました。
中高はね、大変なのよって。
そこを越えて治っちゃう人、いっぱい診てきてるからって。
まずは、高校卒業までを目安にして、治療法も薬も今まで通りでよいと。

専門医の言葉には説得力があります。
頭痛地獄で迷子になりそうだったのに、道が見えて光が射したようでした。
小田原の先生も同じように励まして下さっていたけど、なぜかこの先生の方が説得力があって。
説明がお上手なのかなぁ。
予防薬も今まで通りでよいと。(サインバルタとトピナ)

今回解消されたことは、
片頭痛は悪化していてこの先治らないんじゃないかという不安。
予防薬は効いているのか、このまま飲み続けていいのかという不安。
継続的な頭痛は、薬物乱用頭痛になってしまったからではないのか、という不安。

そして改めて、彼女が学校生活で色々ストレスを感じていることを、実感しました。
本人も気づかぬうちに、色々考え、いろんなことに配慮をして、ストレスを溜めてしまっているのだろうなと。
先生が、頭痛は自己防衛の手段なんだと考えてみれば?と。これ以上無理できないよーって。
確かに、娘はちゃんとやりたい人なので、頭痛がなければ、やりすぎるほどやってしまうかも。
それができる人もいるけど、娘の体は、赤信号を発している。
やりたいのにできないから、それがストレスだったのだけど、赤信号はとまらなきゃって思うことが大切なのかな。

あと、鎮痛剤として、イブプロフェンを出してくれました。
カロナールより沈痛作用は高いそうで、先生はトリプタンと併用してよく使っているそうです。
これが効いてくれると、トリプタン頼みにならずにすむので、助かります。

いろんな不安がとけて、気持ちがとても楽になりました。

娘も同じなのか、今朝は落ち着いていて、久しぶりに送らずに学校に普通に行けました。

また、必要になったらいつでもカウンセリングにいらっしゃいと言っていただき、頼りになる神様がもう一人できた!と、ほんとにうれしい出会いでした。

娘と一緒に、焦らず治療していきたいと思います。