岡山県の県立の支援学校(旧称・養護学校)は、岡山市に4校、県東部、西部、北部にそれぞれ1校ありますが、どの学校も生徒数が増え、増設を求める声が大きくなっています。3年前、県立支援学校がない倉敷市真備への増設が決まり、昨年には、建設工事(第1期)の契約が議決されていました。
「コスト意識」を強調する伊原木知事ですが、この支援学校の建設計画をみて、経費の削減を求めたというのです。もれ聞いた話では、教室の内装の材質などにもクレームをつけたとか。これを受けて、教育委員会では、周辺の植栽を減らし、柔らかい材料を使った中庭の舗装をとりやめ、太陽光パネルの設置を中止することで1億円削減しようと検討しているそうです。
子どもたちは日中の大半を学校で過ごすのですから、できるだけ良い環境を整えてあげたいというのは、県民だれもが納得するところではないでしょうか。植栽にしても、内装にしても、いわゆる「贅沢なもの」など含まれていません。それを「高すぎる」「贅沢だ」と言わんばかりに切り捨てる知事は、いったいどんな感覚をしているんだと言いたくなります。
植栽を減らした分は卒業記念などで補ってもらう(結局父母に負担させる)とか、舗装の代わりに芝生を植える(車いすで入れなくなるのでは?)とか、考えているようです。太陽光発電は、試算では20年かかるそうですが、確実に設置費費を取り戻すことができるし、自然エネルギーの普及、環境学習にも効果があるのに、これも中止とは・・・。代わりに、民間業者に屋上を貸すことを考えるそうです。県有財産で民間をもうけさせてやろうということでしょうか、民間出身の知事なら考えそうなことかもわかりません。
石井前知事が突如発表した大規模マラソン大会。総社市では吉備時マラソンがおこなわれており「競合する」と問題になっていました。新知事のもとで、吉備路マラソンの共同開催の可能性もあったと思いますが、実施時期は予定より1年延期するものの、吉備路マラソンと時期を少しずらして開催する計画であることが発表されました。その費用がすごい。現時点の見込みでは、折り返しコースなら3億4700万(県負担1億8800万)、片道コースなら3億8900万(県負担2億3000万)とのこと。(吉備路マラソンの経費は、ボランティアの方々に支えられていることもあって3000万円位だそうです) 県民が楽しめるスポーツも大事ですが、ここまで費用をかけておこなうようなものを望んでいるでしょうか。支援学校にこそ回してやってほしい。
「コスト意識」を強調する伊原木知事ですが、この支援学校の建設計画をみて、経費の削減を求めたというのです。もれ聞いた話では、教室の内装の材質などにもクレームをつけたとか。これを受けて、教育委員会では、周辺の植栽を減らし、柔らかい材料を使った中庭の舗装をとりやめ、太陽光パネルの設置を中止することで1億円削減しようと検討しているそうです。
子どもたちは日中の大半を学校で過ごすのですから、できるだけ良い環境を整えてあげたいというのは、県民だれもが納得するところではないでしょうか。植栽にしても、内装にしても、いわゆる「贅沢なもの」など含まれていません。それを「高すぎる」「贅沢だ」と言わんばかりに切り捨てる知事は、いったいどんな感覚をしているんだと言いたくなります。
植栽を減らした分は卒業記念などで補ってもらう(結局父母に負担させる)とか、舗装の代わりに芝生を植える(車いすで入れなくなるのでは?)とか、考えているようです。太陽光発電は、試算では20年かかるそうですが、確実に設置費費を取り戻すことができるし、自然エネルギーの普及、環境学習にも効果があるのに、これも中止とは・・・。代わりに、民間業者に屋上を貸すことを考えるそうです。県有財産で民間をもうけさせてやろうということでしょうか、民間出身の知事なら考えそうなことかもわかりません。
石井前知事が突如発表した大規模マラソン大会。総社市では吉備時マラソンがおこなわれており「競合する」と問題になっていました。新知事のもとで、吉備路マラソンの共同開催の可能性もあったと思いますが、実施時期は予定より1年延期するものの、吉備路マラソンと時期を少しずらして開催する計画であることが発表されました。その費用がすごい。現時点の見込みでは、折り返しコースなら3億4700万(県負担1億8800万)、片道コースなら3億8900万(県負担2億3000万)とのこと。(吉備路マラソンの経費は、ボランティアの方々に支えられていることもあって3000万円位だそうです) 県民が楽しめるスポーツも大事ですが、ここまで費用をかけておこなうようなものを望んでいるでしょうか。支援学校にこそ回してやってほしい。