岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

来年度予算(各部要求)について

2016-01-15 | 県政に関する活動
 2016年度岡山県予算の各部要求が発表されました。
 各部要求は、「『晴れの国おかやま生き活きプラン』に掲げる行動計画の最終年度であること、喫緊の課題である人口減少問題の克服と本県の持続的な発展の実現に向けた『おかやま創生』の取組を本格的に展開する年度であることから、既存の施策・事業の見直しをこれまで以上に行い、今、真に必要としている分野や事業へより一層予算を振り向けることで、『おかやま創生』の実現に向けた確実な道筋を示すとともに、『晴れの国おかやま生き活きプラン』の総仕上げにより、県民に確かな実感ある成果を届けるための予算編成とする」という基本方針にもとづいて、各部局が編成したもので、2月議会に提出される「予算案」の原案になるものです。
 県議会では、この各部要求にもとづき、2度の常任委員会で質疑をおこない、2月上旬におこなわれる予算総括協議会(会派の人数に応じて割り振られた質問時間(共産党は20分)内で、本会議と同様に質問をおこなう)、知事と会派の直接折衝を経て、知事による修正(査定)がくわえられ「予算案」となります。

 発表された予算総額は7197億円。今年度当初予算に比べて141億円、2.0%増となりました。このうち「生き活きプラン」にもとづく重点事業は65件、233億円、「おかやま創生戦略」にもとづく重点事業は55件、152億円。「おかやま創生戦略」にもとづく重点事業はすべて「生き活きプラン」にもとづく重点事業と重複しています。
 各部要求では、防災対策や地球温暖化対策、私学助成の拡充、がん対策の推進、子育て支援の基盤強化など県民要求にもとづく内容も一定盛り込まれました。一方、集落の集約化をねらいとした「小さな拠点」推進、学級崩壊や「荒れ」対策とした警察OBの派遣、農地集積の加速化、企業誘致補助金の拡充など賛同できない事業も含まれています。

 今後一か月が予算議論の正念場。県民要求にもとづいたしっかりした議論をしてゆきたいと思います。

 予算の全体については県のホームページをご覧ください  2016年度県予算について
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