「きょうされん」は、「共同作業所全国連絡会(共作連)」として1977年に結成されました。障害をもった人々の働く場を求めて全国各地でとりくまれていた共同作業所づくり運動の経験を交流することが結成の目的でした。現在では、働く場に加えて、地域生活支援センターなど障害者の地域生活を支えていくための多様な社会資源を提供する事業者の連絡会として活動しています。
岡山県では、全国組織に個別加盟していた事業者を中心に5年前から支部結成準備会を本格化させ、4年前に「きょうされん岡山支部」として発足しました。身体、知的、精神、あらゆる障害に対して、また障害の重い人びとを絶えず念頭において、県や市へも諸施策充実を積極的にはたらきかけてきました。特に昨年は、障害者自立支援法、岡山県独自の医療費補助制度の改悪など障害者への負担増が押し付けられた年でした。「障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会(障岡連)」とも連携して、負担増の実態調査などにとりくみ、県に負担軽減を求めて、また作業所等への施策充実を求めてとりくみを強めておられます。
いま、日本の経済力は世界のトップクラスです。ところがその日本で暮らす国民はどうでしょうか。障害者も高齢者も、負担が増えるばかり。働く人の給料も上がらない、若者たちは正規の職に就けず、派遣やパート、契約社員・・・。
地域をまわるなかで「8年間契約社員で働き、この4月からやっと准社員になった」という若者と出会いました。「毎年、契約更新のたびに『やめさされないか』という心配はなくなったけど、准社員でも給料も仕事も変わらない。いつになったら安心できるんだろう。このままでは結婚もできない」と語っていました。
「規制緩和」と称して大企業が優遇される仕組みがつくられ、国民には「自己責任」が押し付けられてきました。社会保障の制度も「受益者負担が当然」となり、わずかな年金暮らしのお年よりも、障害をもった人々も、生きていくために最低限必要な負担のために、人間らしく暮らせなくなってしまっています。
「文句があるならやめてもらってもかまわない」と言わんばかりに、働く人たちをゴミのようにあつかうヒドイ状況も生まれています。未来に大きな希望を抱くはずの若者たちの状況は本当に深刻です。
「格差と貧困」が大きな社会問題になっています。その是正のためには、人間が人間として大切にされる社会という方向こそ必要だと思います。私は県議選で、①税金の使い方、集め方を国民本位にあらためること ②負担増を中止し、福祉の充実をすすめること ③雇用のルールを守らせること――を訴えました。この実現に全力でがんばります。7月の参院選でも力を貸してください。
岡山県では、全国組織に個別加盟していた事業者を中心に5年前から支部結成準備会を本格化させ、4年前に「きょうされん岡山支部」として発足しました。身体、知的、精神、あらゆる障害に対して、また障害の重い人びとを絶えず念頭において、県や市へも諸施策充実を積極的にはたらきかけてきました。特に昨年は、障害者自立支援法、岡山県独自の医療費補助制度の改悪など障害者への負担増が押し付けられた年でした。「障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会(障岡連)」とも連携して、負担増の実態調査などにとりくみ、県に負担軽減を求めて、また作業所等への施策充実を求めてとりくみを強めておられます。
いま、日本の経済力は世界のトップクラスです。ところがその日本で暮らす国民はどうでしょうか。障害者も高齢者も、負担が増えるばかり。働く人の給料も上がらない、若者たちは正規の職に就けず、派遣やパート、契約社員・・・。
地域をまわるなかで「8年間契約社員で働き、この4月からやっと准社員になった」という若者と出会いました。「毎年、契約更新のたびに『やめさされないか』という心配はなくなったけど、准社員でも給料も仕事も変わらない。いつになったら安心できるんだろう。このままでは結婚もできない」と語っていました。
「規制緩和」と称して大企業が優遇される仕組みがつくられ、国民には「自己責任」が押し付けられてきました。社会保障の制度も「受益者負担が当然」となり、わずかな年金暮らしのお年よりも、障害をもった人々も、生きていくために最低限必要な負担のために、人間らしく暮らせなくなってしまっています。
「文句があるならやめてもらってもかまわない」と言わんばかりに、働く人たちをゴミのようにあつかうヒドイ状況も生まれています。未来に大きな希望を抱くはずの若者たちの状況は本当に深刻です。
「格差と貧困」が大きな社会問題になっています。その是正のためには、人間が人間として大切にされる社会という方向こそ必要だと思います。私は県議選で、①税金の使い方、集め方を国民本位にあらためること ②負担増を中止し、福祉の充実をすすめること ③雇用のルールを守らせること――を訴えました。この実現に全力でがんばります。7月の参院選でも力を貸してください。