24日、知事は教員の定数増を求め文科省を訪ねました。(25日付山陽新聞)
「教育県岡山の復活」を掲げる知事でしたが、当選当初から私たちが繰り返し求めてきた教員の増員については「財源が厳しい」との繰り返しでした。27日の文教委員会で私は、知事による文科省への教員定数増員要請について評価するとともに、少人数学級のさらなる拡大を求めました。
岡山県ではこれまで1学年3学級以上の小中学校について「35人学級か少人数授業が実施」できるよう教員が配置されてきました。国の定数改善がおこなわれず、県財政が厳しいなか、岡山県では35人数学級等に必要な教員数は、正規教員の増員ということではなく、正規を非常勤におきかえる、いわゆる「定数くずし」によって確保されてきました。そのため、現場では「非正規」の先生が急増し様々な困難も生じていました。
そのようななか、2011年度には小1について国の定数改善により、12年度には小2について国の加配定数の活用によって全学級で35人学級を実施、13年度は小3の全学級で35人数学級か少人数授業が選択できるようにされていました。小4以上は「1学年3学級以上の学校」とされていますので、「すべての学校」への拡大が求められていました。
少人数学級の拡大を求めた私の質問に、担当課長から「小学校4年について、35人学級か少人数授業が実施できるようにする計画」との答弁がありました。
さらに私は、通級指導教室(普通学級に通う児童生徒が、ことばや情緒について専門の指導を受ける教室)の拡大――希望者が増えている小学校での増設、実施中学校(現在県内で3か所のみ)の拡大を求めました。
また、学力テストの中止、市町村ごとの結果公表の中止を求めました。学力テストについては、小6・中3で実施されている全国学力テストに加え、中1を対象にした独自の全県テスト、昨年秋から小5・中2を対象にした「全県たしかめテスト」が開始され、来年度は小4でもおこなうこととなっています。結果公表もふくめ、いわゆる「学力テスト」体制に拍車がかかっています。
「教育県岡山の復活」を掲げる知事でしたが、当選当初から私たちが繰り返し求めてきた教員の増員については「財源が厳しい」との繰り返しでした。27日の文教委員会で私は、知事による文科省への教員定数増員要請について評価するとともに、少人数学級のさらなる拡大を求めました。
岡山県ではこれまで1学年3学級以上の小中学校について「35人学級か少人数授業が実施」できるよう教員が配置されてきました。国の定数改善がおこなわれず、県財政が厳しいなか、岡山県では35人数学級等に必要な教員数は、正規教員の増員ということではなく、正規を非常勤におきかえる、いわゆる「定数くずし」によって確保されてきました。そのため、現場では「非正規」の先生が急増し様々な困難も生じていました。
そのようななか、2011年度には小1について国の定数改善により、12年度には小2について国の加配定数の活用によって全学級で35人学級を実施、13年度は小3の全学級で35人数学級か少人数授業が選択できるようにされていました。小4以上は「1学年3学級以上の学校」とされていますので、「すべての学校」への拡大が求められていました。
少人数学級の拡大を求めた私の質問に、担当課長から「小学校4年について、35人学級か少人数授業が実施できるようにする計画」との答弁がありました。
さらに私は、通級指導教室(普通学級に通う児童生徒が、ことばや情緒について専門の指導を受ける教室)の拡大――希望者が増えている小学校での増設、実施中学校(現在県内で3か所のみ)の拡大を求めました。
また、学力テストの中止、市町村ごとの結果公表の中止を求めました。学力テストについては、小6・中3で実施されている全国学力テストに加え、中1を対象にした独自の全県テスト、昨年秋から小5・中2を対象にした「全県たしかめテスト」が開始され、来年度は小4でもおこなうこととなっています。結果公表もふくめ、いわゆる「学力テスト」体制に拍車がかかっています。