岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

政務調査費に思う

2006-11-29 | 県政に関する活動
 報道によると、住民監査請求を受けて調査した結果、①私有車の車検整備費やカーナビ代を請求していた ②日帰りバスツアーの経費を請求していた ③議会だよりの印刷費で二重請求があったなど、不適切な支出が判明したといいます。公明党本部も政務調査費の不正受給を認め、2005年度分の政調費約1220万円のうち772万9千円を区に返還するとともに、来年春の区議選で引退する2人を除く現職4人の公認を取り消すと発表したとのことです。 これらは、目黒区オンブズマンが10月31日、自民党と公明党区議の政務調査費の使途が不適切だとして、返還させるよう区監査委員に住民監査請求をしていたものでした。公明党目黒区議団が提出した政務調査費の領収書の中には、昨年9月、沖縄県那覇市のタクシー会社の領収書に、上目黒3丁目―北新宿と東京都内の地名を記入したものがあったと指摘されています。  議員には、行政のムダ遣いをチェックするという大きな役割と責任があります。その議員が、上記のようでは困ります。 ところで、岡山県議会は、議員1人あたり月々35万円、年間420万円(議員全員では2億円を超える)政務調査費が支給されています。この使途についての報告は、年1回、A4用紙1枚に「調査研究費」「研修費」「会議費」「資料作成費」「資料購入費」「広報費」「事務所費」「事務費」「人件費」の科目ごとにそれぞれ数字を入れるだけです。使途を裏付ける領収書の添付などは義務付けられておりません。2億円を超える県民の血税を、領収書なしで「自由に」使えるなどというのは、ほんとうにおかしな話ではないでしょうか。
 日本共産党県議団は、領収書添付の報告を求めるとともに、すでに5年前から自主的に領収書の公表をおこなってきました。「行政の税金尾遣い方をチェックする議員は、自らの税金の遣い方でも厳格であるべきだ」と考えているからです。報告内容は県議団のホームページでご覧いただけます。
 公明党は4年前の県議選で「公表する」と公約していました。しかし、この3年間1度も公表されていません。公表しているところでさえ不正が発覚したわけですから、公表していないところでは、はたしてどんな遣われ方がされているのでしょうか・・・

                <写真は政務調査費の公表についての記者会見
                  左から赤坂県議、武田県議団長、森脇 : 4月27日>

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