瀬戸大橋開通30周年記念事業でブルーインパルスのアクロバット飛行が行われることが明らかとなり、急きょ、その中止を求めて申し入れをおこないました。
申し入れをおこなったのは、民主県政をつくるみんなの会、岡山県革新懇、岡山県平和委員会、新日本婦人の会岡山県本部、日本共産党岡山県委員会、同岡山県議会議員団、同倉敷市議会議員団。各団体の代表ら12人が30周年事業を所管する県土木部の担当課長に知事あて(祝賀事業の実行委員長は県知事)の要望書を手渡し、それぞれ意見を述べました。
要望では、(1)瀬戸大橋開通30周年記念事業は、瀬戸大橋の利便性及び観光資源としての価値等を県内外の人々に実感してもらい、瀬戸大橋の更なる利用促進に結びつけることを目的としているのに対し、ブルーインパルスは、航空自衛隊の存在を多くの人に知ってもらうため、華麗なアクロバット飛行(展示飛行)を披露する専門のチーム(HPより)で、展示飛行の目的は航空自衛隊のPRであり、30周年記念事業の目的と相いれない (2)これまでにブルーインパルスが引き起こした重大事故は、1982年に浜松基地航空祭で会場近くの駐車場に墜落、パイロット1名が殉職し、住民12名が負傷。1991年には宮城県金華山沖に2機が墜落し、パイロット2名が殉職。2000年にも宮城県光山山頂付近2機墜落してパイロット3名が殉職するなど。決して少なくない (3)ブルーインパルスの飛行とあわせ、隊員との握手会、陸上自衛隊車両の展示なども計画されており、「格好よさ」をアピールすることで戦争への抵抗が低減されかねない などを理由にあげ、アクロバット飛行は中止するよう求めました。
地元・倉敷市児島から参加したAさんは、「町内会で記念事業の説明があったが、アクロバット飛行のことは語られなかった。ひとつ間違えば事故の危険があり、子どもへの教育上も問題なのに、間近まで知らせなかったのは納得いかない」と語り、別の参加者Bさんは「瀬戸大橋30周年のお祝いなのだから、みんなで祝える内容にしてこそ意味がある」、Cさんも「本当の意味で瀬戸大橋や瀬戸内海の魅力を伝える事業にするべきだ」などと訴えました。
申し入れをおこなったのは、民主県政をつくるみんなの会、岡山県革新懇、岡山県平和委員会、新日本婦人の会岡山県本部、日本共産党岡山県委員会、同岡山県議会議員団、同倉敷市議会議員団。各団体の代表ら12人が30周年事業を所管する県土木部の担当課長に知事あて(祝賀事業の実行委員長は県知事)の要望書を手渡し、それぞれ意見を述べました。
要望では、(1)瀬戸大橋開通30周年記念事業は、瀬戸大橋の利便性及び観光資源としての価値等を県内外の人々に実感してもらい、瀬戸大橋の更なる利用促進に結びつけることを目的としているのに対し、ブルーインパルスは、航空自衛隊の存在を多くの人に知ってもらうため、華麗なアクロバット飛行(展示飛行)を披露する専門のチーム(HPより)で、展示飛行の目的は航空自衛隊のPRであり、30周年記念事業の目的と相いれない (2)これまでにブルーインパルスが引き起こした重大事故は、1982年に浜松基地航空祭で会場近くの駐車場に墜落、パイロット1名が殉職し、住民12名が負傷。1991年には宮城県金華山沖に2機が墜落し、パイロット2名が殉職。2000年にも宮城県光山山頂付近2機墜落してパイロット3名が殉職するなど。決して少なくない (3)ブルーインパルスの飛行とあわせ、隊員との握手会、陸上自衛隊車両の展示なども計画されており、「格好よさ」をアピールすることで戦争への抵抗が低減されかねない などを理由にあげ、アクロバット飛行は中止するよう求めました。
地元・倉敷市児島から参加したAさんは、「町内会で記念事業の説明があったが、アクロバット飛行のことは語られなかった。ひとつ間違えば事故の危険があり、子どもへの教育上も問題なのに、間近まで知らせなかったのは納得いかない」と語り、別の参加者Bさんは「瀬戸大橋30周年のお祝いなのだから、みんなで祝える内容にしてこそ意味がある」、Cさんも「本当の意味で瀬戸大橋や瀬戸内海の魅力を伝える事業にするべきだ」などと訴えました。