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岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

来年度予算 知事との直接折衝

2014-02-10 | 県政に関する活動
 来年度予算に向けた知事と各会派の直接折衝がおこなわれました。
 日本共産党県議団に与えられた時間は30分。氏平三穂子県議とともにのぞみました。 
 私は、景気回復の実感はなく、県民の各種負担が増えるなかで、「県民の暮らしをあたためる施策に重点をおき、下からの好循環をつくることが必要」と指摘し。社会保障の拡充、子どものための教育、地域で頑張る産業・事業者の支援、ムダ遣いの中止――について要望しました。

 社会保障については氏平県議が、低所得の高齢者や障害のある方が安心して入居できる場所を確保する問題、一定年齢の高齢者へ支援金を給付する制度の創設、子どもや障害者の医療費補助制度について要望。また、「ブラック企業」根絶のために、情報を収集し県の相談機関や高校の就職担当と共有すること、高校で働く権利について学べる冊子を配布することを求めました。
 住宅の確保について知事は、「既存の施設をうまく活用できないか検討することは大事なこと」と述べ、ブラック企業問題については。「安心して働ける社会にすることは当然のこと。若者にも(間違ったことを見抜
く)力をつけてもらう必要がある」などと答えました。

 私は、35人学級の実現、私学助成の拡充(総括協議会での質疑をうけて)、住宅リフォーム助成制度の創設(秋田県の経済波及効果等の資料も届けました)、省エネ補助の創設に当たり地元業者の仕事を増やす工夫、倉敷まきび支援学校ができる井原線・吉備真備駅にエレベーター設置、倉敷駅付近連続立体交差事業(鉄道高架事業)の中止を求めました。また、議員に関係する経費――政務活動費の削減、海外視察旅費の廃止(計約1億3000万円の削減)を提案していることも紹介しました。
 私学助成については、予算総括協議会の私の質問に「情けないことだ」と答弁したをうけ、「目に見える改善を」求めました。知事は(先週の私のブログを見ていたのでしょう)「『ねこばば』と言われることのないようにしたい」と答えました。(思わずみんな ”苦笑い”でした)
 吉備吉備駅のエレベーターについては「利用する生徒の状況をきいたうえで」との答弁でした。

 鉄道高架事業について知事は「現時点では、推進とも中止とも言えない」としながらも、「一般的に議員の皆さんから出される要望は税金がかかることが多い中で、共産党さんからは削減の提案もしていただいていることはありがたい」との発言もありました。
 「無駄遣いをやめて県民の暮らしにまわせ!」――私たちの一貫した姿勢が光っています。
 
 


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