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昨日、町立の図書館に子どもを連れていった。
目的は、子どもを喜ばせるためと、できたら文字を好きになってほしいから。わが町の図書館は比較的充実しており、特に子ども用の書籍がかなりある。紙芝居もいろいろ揃っており、本を買うよりずっと安くつく。というか、もちろん無料。
そんな気持で、図書館についたのだが、やたらと車が多い。いつもの雰囲気と違う。
カンフーの服といってわかるだろうか。あの、テカテカの見るからに中国のカンフーをイメージする服。あれを着て、子どもから大人までが順番に音楽に合わせて激しく演武をしている。そこには、わが町の町長も。
図書館の正面玄関の横あたりには、熊(わが町のマスコット。名前は知らない…)の着ぐるみを着た人が一人。
町を挙げてのショーで、町長とマスコットも出動したという形だろう。翌日(つまり本日)は、町の体育館で本番のショーをするらしく、この日はプレステージという形だった。
息子と娘が、
「あご見えてるやん!」と・・・・・
これは、子どもに隙を見せたクマが完全に悪い。
私が教えた言葉ではないと弁解しておくが、息子が
「中、おっさんやでな~」と。言葉遣いは別として、やはり隙を見せたクマが悪い。完全に悪い。
しかし、このような状況においても子どもは無邪気で
「クマと所に行く~」と。
私は、喜ぶと思って熊のところへ。熊は、私たちが視界に入っておらず、後ろで陣取っていた町の役人が、熊に“ちょんちょん”と教えてあげていた。
マスコットの仕事だから、それは良いとして、熊は早速仕事をこなそうと、私の息子に近づく。
「いや~」
カンフーのショーの音が一気にかき消えるくらいの大音量での悲鳴。
完全にクマが悪い。
そうこうしているうちに、ショーは終わり、熊も図書館の中の控室に向かう。
と、
その途端!
自動ドアが開き、図書館内に入っていく熊に町の役人が、
「おつかれさん」
と言いながら、熊の大きな手袋をはずしているではないか。
しかも、図書館に入ってから自らその熊の頭をとりだす始末。
私は、息子の目を塞ぎながら
「夢がなくなる。夢がなくなる」
と連呼してしまっていたのを覚えている。
息子は、着ぐるみからおっさんの顔が出た状況を見たにもかかわらず、
控室に消えていったそのおっさんに対して
「熊のおうち、あそこやな~」
といった。本当に子どもは無邪気だ。
ここで、町の人間に一言いいたい。
夢を壊すなよ。
以上。
※次は少し真面目な話を・・・
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※NPO法人 泉州精神看護研究会への寄付金・募金をお願いしております。以下の振込先ですが、お振込みの際は必ずmail@seishinkango.jp宛てにご連絡ください。募金に関しては、使途を明確にし医療の発展に役立てたいと思います。
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振込先:三菱東京UFJ銀行 岸和田支店(店番780)
普通口座 3624711
口座名義 特定非営利活動法人 泉州精神看護研究会
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※NPO法人 泉州精神看護研究会の会員を募集中です。ご興味のある方は、まずはmail@seishinkango.jpまでメールをお送りください。入会にあたり、特に地域を限定するものはありませんので、遠方の方でも遠慮なくご連絡ください。
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※拙著「精神科看護師、謀反」をご入用の方は、mail@seishinkango.jpまでメールをお送りください。送料は、当方負担で無料送付(本代別途)させていただきます。
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図書館の正面玄関の横あたりには、熊(わが町のマスコット。名前は知らない…)の着ぐるみを着た人が一人。
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息子と娘が、
「あご見えてるやん!」と・・・・・
これは、子どもに隙を見せたクマが完全に悪い。
私が教えた言葉ではないと弁解しておくが、息子が
「中、おっさんやでな~」と。言葉遣いは別として、やはり隙を見せたクマが悪い。完全に悪い。
しかし、このような状況においても子どもは無邪気で
「クマと所に行く~」と。
私は、喜ぶと思って熊のところへ。熊は、私たちが視界に入っておらず、後ろで陣取っていた町の役人が、熊に“ちょんちょん”と教えてあげていた。
マスコットの仕事だから、それは良いとして、熊は早速仕事をこなそうと、私の息子に近づく。
「いや~」
カンフーのショーの音が一気にかき消えるくらいの大音量での悲鳴。
完全にクマが悪い。
そうこうしているうちに、ショーは終わり、熊も図書館の中の控室に向かう。
と、
その途端!
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「おつかれさん」
と言いながら、熊の大きな手袋をはずしているではないか。
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「夢がなくなる。夢がなくなる」
と連呼してしまっていたのを覚えている。
息子は、着ぐるみからおっさんの顔が出た状況を見たにもかかわらず、
控室に消えていったそのおっさんに対して
「熊のおうち、あそこやな~」
といった。本当に子どもは無邪気だ。
ここで、町の人間に一言いいたい。
夢を壊すなよ。
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