昨年11月、慣れない運動をしたらひどい腰痛になった。1か月ほどで概ね治ったが、左の腰だけ少し痛みが残った。しかも、腰そのものより、お尻の左側の筋肉や左膝の後ろが引きつるというか痺れるように少し痛く、たまに左足の小指の辺りが少し痺れたような感じになった。
普通に考えると、腰の部分で左足からの神経が圧迫されているのは明らかだった。座って腰が伸びている時は平気だが、立ったり、歩いたりしていると鈍い痛みというか痺れがあった。ネットで調べ、症状から自己診断すると、神経根型の腰部脊柱管狭窄症だと思った。
下の図で言えば、腰部の脊柱管の神経根の片側が圧迫された状態だということだ。
出所:下記で紹介するNHK健康チャンネルの2つの記事から引用、合成
ネットには色々情報があるが、例えばNHK健康チャンネルにも4つほど記事があり、ストレッチのやり方も載っている。
さらに1か月ほど経つと症状が出始めた直後より少しましな状態にはなったが、その後も立ったり、歩いたりするとずっと痺れたような感じが続いた。生活に支障が出るほどではなかったが、持続的な痺れ・違和感が不快だった。
整形外科に一度行って確定診断をしてもらうかと思いつつ、歯医者以外はほぼ行ったことがない私にはおっくうで、結局、行かなかった。前回のひどい腰痛の時と同様だ。こうして私はいつも医療費削減に貢献している。ずっと入っている医療保険でも、私自身は保険金の請求をしたこともない。
治療に関しても手術がいるほどひどくはないし、薬で痛みを抑えたいほどでもない(薬を飲み続けるのは嫌い)ので、加齢に伴う症状の一つとして付き合っていくしかないと考えた。今まで通り、ジョギングや散歩をしつつ、ついでに腰から足の筋や腰の筋肉を伸ばすストレッチを少しする程度で過ごしていた。
ところが、約半年後の6月頃から急に一段階楽になった。軽めの運動とストレッチを続けた効果が出たのか、温かくなったからかなのかは分からない。ともかく立ったり、歩いたりしている時にもほとんど違和感を感じなくなった。
症状が完全に消えたわけではないし、上体を反らすと症状を強く感じるので、治癒した訳ではない。ただ、寒くなってきた現時点でも症状が緩和されたままであり、今後このまま過ごせそうだと思っている。