プチ早期退職者の資産運用+αブログ

勝手に生えてきたナンテンと実生の芽

 勝手に生えてきたシリーズ。万両シマトネリコネズミモチイチョウに続き、今回はナンテンについて書く。実が成ったのは確認できてないが、葉の形状等から間違いないと思っている。


 ナンテンに気付いたのは3年ほど前。長い間放置していて、朝顔がこぼれ種で勝手に育って咲いたりしていたプランターから生えていた。春から初冬までは生い茂った藤の陰になる場所にずっと置かれたままだった。

 そのプランターは縁が風化してきていたので処分することにし、昨年の春先にナンテンを掘り上げて鉢に移した。根も張ってなくて弱々しかったので適当な枯れ枝と麻ひもで細い幹を支えるようにした。それで現在の状態が以下の写真だ。



 普段は二階の物干し場の下にあるエアコンの室外機の上に置いてあって日当たりが足りないせいか、ほとんど紅葉もしてない。また、成長が遅い気もするが、実生の場合は開花までに4~5年かかるようだ。一応、新芽も出ているので、引き続き育てるつもり。”難を転ずる”縁起木だし。


 この冬(昨年11月下旬)、別な鉢からナンテンの芽が出ているのに気付いた。初めの内は双葉で分からなかったが本葉になったらナンテンだと思った。しかも日当たりがいい方で吹きさらしの場所にある鉢だからか、寒くなるにつれてきれいに紅葉してきた。下の写真は昨日撮った。奥に写っているのは同時期に発見した万両の芽だ。双葉の時から万両の葉の特徴がある。


 どちらも万両の実を食べに来た鳥の糞の中の種から発芽したのだと思う。


 毎年、正月明けの頃から、成っていた万両の実が減り始める。先週末で以下のような感じだ(ヒメユズリハかと思っていたら結局万両だった方の樹)。風で落ちたのかと思って下を探しても実は見つからない。



 食べている現場を目撃したことはないが、実が減り始めるのと共に玄関周りに鳥の糞が落ちているのが目立つようになる。以下の写真のような感じで落ちている。こういうのの中で落ち場所が良かった種が発芽しているようだ。



 狭い庭先で繰り返される自然の営みだった。

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