本日2月29日は、4年に一度の閏年で、尚且つ月末です。
普段は混んでない道路が混んでたり、普段通行が少ない道路から車が出てきたりと、少し調子が狂う1日でした。
特に信号によく引っ掛かって、運行ダイヤに十分程度の遅れが出ました。
このような場合、基本的に運行ダイヤをもとに戻そうとする運転は、先急ぎ運転という事故原因になりますので、会社は認めていません。
そうはいっても、乗客の冷たい目線や次に引き継ぐ運転士への思いも相まって、気持ちは焦るばかりです。
こういうときに限って、普段より他の自動車の違法な駐停車や運転が凄く気になったりします。
「お巡りさん~、ちゃんと仕事してよ!」や「図々しい車だな~」、「早く、早く、早く…」なんて心のなかで連呼してしまいました。
目を三角にしてバス停から出るとき、フッと「こんなんじゃ、近いうちに事故るかも?」という思いが湧き、いつもよりゆっくり発進の指差確認を行いました。
そうして、無理やり「遅れるときは、仕方ない。」と割り切り、普段通りの運転で運行を行いました。
次の運転士に引き継ぐときも、「少しタイミングがずれるだけで、10分程度の遅れが出るから気にするな。」と、励ましの言葉をいただけました。
かっこよく仕事をしたいという思いが、事故を誘発するのかもしれません。
聞いた話ですが、年代別事故割合で一番多い年代が10代、20代の男性ドライバーだそうです。
どう考えても、かっこよく運転したい年頃です。
次に多いのが、年代に関わりなく高齢者と女性ドライバーです。
そして、一番少ない年代が40代、50代の男性ドライバーだといいます。
この割合は、昔から変化は無いと聞きました。
やはり、「かっこよくや美しく~したい。」という自意識が芽生えたときは要注意です。
そんな時は、指導教官の仰っていた「指差確認」が、効果的と深く認識しました。
何故、こんな恥ずかしいことを研修でくどいくらいやらされたのか、分かった気がします。