先日、聖書の終末予言についてのまとめ補足 2, 3 を掲載し,補足を
終了する予定でしたが、一つひとつの項目について詳細に書いて
いけば、もっとたくさんのことを書くことになりますし、見直して
まだまだ書きたいことがでてくると思われますので継続します。
私が読み解いたことはまとめとしてではなく、新たに書きたいと
思います。
先日書いた記事で終末について引用した部分を書きました。
旧約聖書:エゼキエル書、ダニエル書、テサロニケの信徒への
手紙二(修正します)
新約聖書:ヨハネの黙示録、マタイによる福音書、テサロニケの
信徒への手紙二(ユダヤ教徒が知るものではありません)
新約聖書と旧約聖書の終末の最終場面は違いがあります。
ご存じの方も多いと思います。
旧約聖書のみ、ユダヤ教徒にとっては待ちに待った自分たちの
救世主が出現して、ユダ族とエフライム族がひとつの木となり、
イスラエルの民となり、ユダヤ教徒は救済されるのです。
しかし、新約聖書に旧約聖書を重ねるとイエスキリストが現れ、
最終的にユダヤ教徒がイエスキリストが自分たちの救世主だと
気づき、キリスト教徒とひとつになりイスラエルの民になるのです。
また、エゼキエルとダニエルは共にバビロン捕囚となりました。
同じ時期のものですが捕囚された場所が違います。旧約聖書に
よる終末についてダニエルの夢の解き明かしの最終では救世主が
現れ、多国籍軍を人に依らず切り出された石と鉄の杖で打ち
砕きます。ユダヤ教徒ではそのように解釈されていると思います。
新約聖書の内容に旧約聖書のエゼキエル戦争とダニエルの70週の
預言を重ね合わせるとエゼキエル戦争と終末の戦争は別のように
思われる記載が多くあります。それだからだと思いますが、まず
エゼキエル戦争が起きてそれから70週のうちの残り1週が始まる
ように解釈されています。
どうでしょうか。私はこれを読んで疑問が湧きました。
汚れた霊ども(蘇った反キリスト)がハルマゲドンと呼ばれる
ところに王たちを集めた時に、主によりマゴクの地のゴグは
引っ張り出され、その王たちを率いてハルマゲドンに向かい、
イスラエルの山に行ったと解釈できないでしょうか。
後々にまた書きます。