(写真は、大横川沿いの桜)
首都圏は、少しの間寒い日が続いたので、何とか
桜の花がもっている様です。
と言う訳で、御殿山、桜坂に続いて、先週の2日
に「深川桜祭り」に行って来ました。
「深川桜祭り」の場所は、地下鉄「門前仲町駅」の
南を流れる「大横川」沿いの桜並木で、約270本
のソメイヨシノが1.3キロも続いています。
「大横川」(おおよこがわ)は、江戸時代に
造られた運河で、「竪川」と交差していました。
江戸城に対して”横”に流れているところから、
“大横川”と名付けられました。
余談ですが、大横川と交差していた「竪川」は、
江戸城に対して”縦”に流れているところから
「竪川(縦川)」と名付けられました。
地下鉄・門前仲町駅で下車して、4番出口から
出ると、徒歩3分で「大横川」に架かる「黒船橋」
に出ます。
ここの大横川沿いの両岸が「お江戸 深川 さくら
まつり」の会場です。(3月23日~4月7日)
黒船橋から、水上バス乗り場の表示がある方向へ、
大横川沿いに歩いて南下します。
直ぐに、大横川をオープンデッキの船で周遊する
「お花見クルーズ船」の乗り場がありました。
(昼間は35分コースで2,500円、夜間は45分
コースで3,500円:事前予約可能
: 3月23日~4月7日)
桜祭りの期間中は、夜桜のライトアップがある
そうなので、来年は、夜間のクルーズ船に予約
して乗ろうと思います。
ポスターによると、更に、桜祭り期間中の土日
には、櫓こぎで進む「和船」のお花見周遊船も
運航されている様です。
また、「和船」には、新内流しや嫁入り姿の一行
も乗り込み、江戸風情を盛り上げ様としている
みたいです。
大横川沿いの満開の桜並木に感動しながら、更に、
船乗り場から先に歩いて南下して行きます。
やがて、巽(たつみ)橋があり、その脇に大島川
水門がありました。
この大島川水門の辺りで、桜並木は終わりなので、
ここからスタート地点の黒船橋まで歩いて
引き返します。
戻って来た黒船橋から、今度は、大横川沿いの
反対方向の桜並木を歩いて北上します。
大横川の桜並木は、写真の様に、枝が水面近く
まで低くせり出しているので、なかなか風情が
あり素敵です。
その、桜並木の中ほどにある上の写真の「石島橋」
の脇には、次頁の写真のお休み処が設置されて
いましたが、平日だからでしょうか、閑散として
いました。
ここのポスターによると、お祭り期間中の土日
には、深川めし、焼鳥、甘味などの屋台村も
出店し、獅子舞やストリートパフォーマンスも
行われるそうです。
この石島橋から、大横川沿いの満開の桜並木
沿いに、更に歩いて北上して行くと、
巴(ともえ)橋の辺りで、桜並木は終わりました。
巴橋から黒船橋まで引き返します。
ここからは、来た大横川沿いの桜並木の道を
戻らずに、大横川と並行して流れている
次頁の写真の「古石場(ふるいしば)川
親水公園」沿いに黒船橋方面へ戻ります。
黒船橋の少し手前に、上の写真の「牡丹園」が
ありました。
この辺りの地名は「牡丹町」で、江戸時代、
この辺りは牡丹を栽培する家が多かったことに
由来するそうです。
牡丹園を右折して、スタート地点の黒船橋に
戻って来ました。
(赤色線の矢印が今回歩いたコースです。)