ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

横浜中華街・春節 2014.1.31


(写真は春節の関帝廟)
今年は、1月31日が、旧暦のお正月(春節)で、
日本でいうところの元日に当ります。
中国では1週間の連休となるため民族大移動が
始まります。
春節(旧正月)は、神様と先祖を祀り、豊作を
祈り、福を招く行事です。
という訳で、横浜市民の私は、春節を横浜中華街
でお祝いします。

日本人が正月に、おせちや雑煮をいただく様に、
中国では春節には餃子をいただくそうです。
そこで、横浜中華街で、取り敢えず、餃子で軽く
腹ごしらえをします。
それから、先ず、関帝廟で新年の初詣?をします。

真っ赤な中華提灯が綺麗です。

これが私にとっての旧正月の初詣です。





ちなみに、「関帝廟」の「関帝」とは、三国志の
英雄「関羽」のことで、中国では商売の神様
として絶大な人気があるそうです。

関帝廟で新年の初詣を済ませて、次に、媽祖廟
(まそびょう)へお参りに向かいます。





媽祖廟の境内の入口には、ドラと神輿が置いてあります。





長くて大きな線香(1,000円)を買うと、ドラを
”ジャーン”と鳴らすことが出来、更に石段を
上がって、媽祖廟の中で線香をお供えできます。








媽祖廟を出て、中華街のメインストリートへ向かいます。


旧正月当日の1月31日(金)なので、商売繁盛を
祈願する「採青(さいちん)」の獅子舞が、鐘
太鼓の伴奏で、飲食店を1軒1軒回っています。


獅子舞が、各店舗の入口に吊るされたご祝儀袋を
くわえて取ります。


獅子舞は各店舗の前で踊った後、店の中まで
入って激しく踊り、爆竹の景気づけで熱気に
包まれました。
この獅子舞は、二人で踊っていますが、時々、
一人がもう一人の肩の上に乗ります。
そうすると、獅子舞が立ち上がった形になります
が、これが迫力満点で、観客は熱気に包まれます。
 

獅子舞の顔を覗いてみると、意外に可愛い顔で、
獅子舞の中は高校生くらいの若者でした。


獅子舞の背後では、爆竹が激しく鳴り響き、白い
煙がもうもうとわき上がります。




獅子舞見物を終わり、中華街の聘珍楼に立ち寄り、
私の好きな酢豚をツマミに、紹興酒で一人で
旧正月の乾杯をしました。


以下は、今後の春節のスケジュールです。

興味のある方は、これからでも遅くないので、
出掛けてみたらいがが?
 ① 2月8日(土)16時~
  ・皇帝衣装や獅子舞、龍踊などのパレード
  ・於:中華街のメインストリート

 ② 8日(土)・9日(日)・11日(火・祝)
  ・獅子舞、神技(雑技)、中国雑技や古箏の
演奏など:於)山下町公園
   (中華街の中の「山下町公園」なので、
間違えて有名な「山下公園」に行かない
様に!)

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コメント一覧

更家
関帝廟と媽祖廟
媽祖廟の由来、ありがとうございました。勉強になりました。
媽祖廟と関帝廟の写真の取り違え、ご指摘ありがとうございます。
似ているので、ブログを書くときに、間違えてしまいました・・・
iina
春節
http://blog.goo.ne.jp/iinna/
春節の横浜中華街をひとり歩きも好いものですね。
春節に、行き会ったことはあれませんが、賑やかそうです。爆竹の歓迎に遭ってみたいものです。
獅子舞は、5月の仮装行列で見たことがありますが、春節は本当のお祭りですから、力もはいるでしょう。
聘珍楼で乾杯とは、いいところへ行かれました。

ところで、マカオの地名は、媽祖廟にちなむそうです。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/3ed9b2aee22f9987dd05c6d89edbd612

なお、冒頭の写真は関帝廟のような気がしますが・・・?
更家
お祭りさわぎにウキウキ!
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
そうですよね。

獅子舞の背後には、賑やかなドラと太鼓のお囃子、激しい音の爆竹と、この”ドンチャンさわぎ”には、私も気分がウキウキしてきましたよ。

その上、場所が中華街とあっては、美味しいものを食べない訳にはいきませんよね。

どの飲食店も人で溢れていましたよ。
hide-san
お祭りさわぎ
http://blog.goo.ne.jp/hidebach
沢山の人が集まって、お祭りさわぎは何処も一緒ですね。

人が集まって美味しいものを食べて、
ドンチャンさわぎして、
楽しむのは人がいつも期待するものなのでしょうね。
更家
三国志の人気武将
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
気付きませんでしたが、確かに、そう言われればそうですよね。
勇敢な武将が商売繁盛のシンボルですものね。
どういう関係でしょうかね?
Komoyo Mikomoti
関帝廟
http://blogs.yahoo.co.jp/ya3249
中華街には、必ず関帝廟がありますね。
三国志の人気武将が、
商売の神様になっているというのは、
何か不思議な気がします。
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