(写真は春節の関帝廟)
今年は、1月31日が、旧暦のお正月(春節)で、
日本でいうところの元日に当ります。
中国では1週間の連休となるため民族大移動が
始まります。
春節(旧正月)は、神様と先祖を祀り、豊作を
祈り、福を招く行事です。
という訳で、横浜市民の私は、春節を横浜中華街
でお祝いします。
日本人が正月に、おせちや雑煮をいただく様に、
中国では春節には餃子をいただくそうです。
そこで、横浜中華街で、取り敢えず、餃子で軽く
腹ごしらえをします。
それから、先ず、関帝廟で新年の初詣?をします。
真っ赤な中華提灯が綺麗です。
これが私にとっての旧正月の初詣です。
ちなみに、「関帝廟」の「関帝」とは、三国志の
英雄「関羽」のことで、中国では商売の神様
として絶大な人気があるそうです。
関帝廟で新年の初詣を済ませて、次に、媽祖廟
(まそびょう)へお参りに向かいます。
媽祖廟の境内の入口には、ドラと神輿が置いてあります。
長くて大きな線香(1,000円)を買うと、ドラを
”ジャーン”と鳴らすことが出来、更に石段を
上がって、媽祖廟の中で線香をお供えできます。
媽祖廟を出て、中華街のメインストリートへ向かいます。
旧正月当日の1月31日(金)なので、商売繁盛を
祈願する「採青(さいちん)」の獅子舞が、鐘
太鼓の伴奏で、飲食店を1軒1軒回っています。
獅子舞が、各店舗の入口に吊るされたご祝儀袋を
くわえて取ります。
獅子舞は各店舗の前で踊った後、店の中まで
入って激しく踊り、爆竹の景気づけで熱気に
包まれました。
この獅子舞は、二人で踊っていますが、時々、
一人がもう一人の肩の上に乗ります。
そうすると、獅子舞が立ち上がった形になります
が、これが迫力満点で、観客は熱気に包まれます。
獅子舞の顔を覗いてみると、意外に可愛い顔で、
獅子舞の中は高校生くらいの若者でした。
獅子舞の背後では、爆竹が激しく鳴り響き、白い
煙がもうもうとわき上がります。
獅子舞見物を終わり、中華街の聘珍楼に立ち寄り、
私の好きな酢豚をツマミに、紹興酒で一人で
旧正月の乾杯をしました。
以下は、今後の春節のスケジュールです。
興味のある方は、これからでも遅くないので、
出掛けてみたらいがが?
① 2月8日(土)16時~
・皇帝衣装や獅子舞、龍踊などのパレード
・於:中華街のメインストリート
② 8日(土)・9日(日)・11日(火・祝)
・獅子舞、神技(雑技)、中国雑技や古箏の
演奏など:於)山下町公園
(中華街の中の「山下町公園」なので、
間違えて有名な「山下公園」に行かない
様に!)
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