(写真は島原鉄道)
実家の熊本で、またまた急用が発生したため、
先週の4月2日(水)から、本日・9日(水)迄、
帰省して来ました。
このところ、何やかやで、毎月帰省しています。
帰省中に、鉄道ファンの私は、以前から乗りたい
と思っていた島原鉄道(長崎県島原市)に乗りに
行きました。
島原鉄道・島原駅周辺の島原城や、城下町の武家
屋敷の散策も楽しみです。
島原市は、有明海を挟んで、実家の熊本市の正面
に位置しており、高速フェリーで僅かに30分の
至近距離にあります。
(高速フェリーの船内)
(船内でカモメの餌を売ってます:100円)
(高速フェリーから島原市を臨む)
熊本交通センター(8:35)→シャトルバス
→熊本港(9:25)~高速船~島原外港
(9:55)→島原鉄道(150円)→島原駅
上記の熊本と島原間のシャトルバス往復+高速船
往復で2500円です。
高速船を降りて、島原鉄道「島原外港駅」から
「島原駅」へ向かいます。
上の写真は途中の島原鉄道の車両基地です!
島原鉄道の「島原駅」で降りて、「島原城」
(540円)へ向かいます。
(島原駅前の「島原の子守唄の像」)
島原の子守唄
おどみゃ 島原の おどみゃ 島原の
梨の木 育ちよ
何の梨やら 何の梨やら
色気なしばよ しょうかいな
はよ寝ろ 泣かんで オロロンバイ
鬼(おん)の池ん 久助(きゅうすけ)どんの
連れんこらるばい
島原城は、1616年に、奈良から移された松倉重政
が7年をかけて築きました。
1637年、藩主の厳しい支配に反抗した農民が一揆
を起こし(いわゆる天草四郎による島原の乱)、
島原城を攻撃しました。
天守閣の内部は、キリシタンの資料を中心にした
郷土歴史館になっています。
(天守閣からの眺め)
「島原城」の向いの上の写真の老舗「姫松屋本店」
で、島原名物の「具雑煮」で昼食、腹ごしらえ
します。
具雑煮は、島原の乱のときに、天草四郎が信徒達
と籠城した際、餅をはじめ色々な材料を集めて
雑煮を炊き、3ヶ月も戦ったと言われています。
野菜、肉、魚、餅などの多彩な具が特徴で、
200年受け継がれた秘伝のダシが美味しいです。(980円)
腹ごしらえが出来たところで、「武家屋敷」へ
向かいます。
下の写真は、江戸時代にタイムスリップした
ような町並みの「武家屋敷」です。
島原城の外郭に造られた下級武士の町並みで、
通りの中央には、豊かな湧水を引き、江戸時代
には、生活用水として大切に守られてきました。
武家屋敷では、山本邸、篠塚邸、島田邸の3軒が
無料開放されており、当時の武家生活の様子が
偲ばれます。
「武家屋敷」から「鯉の泳ぐまち」へ向かいます。
湧き水が流れる清流に色鮮やかな錦鯉が泳ぎます。
湧き水が絶え間なく湧き出す池を眺めながら、
下の写真の「湧水庭園 四明荘」で、湧き水の
お茶(無料)のサービスを受けます。
明治時代に建築された静寂な佇まいの庭園で、
池に張り出す形で縁があります。
帰る時間になったので、「鯉の泳ぐまち」から、
メインストリートのサンシャイン中央街を
抜けて、島原駅へ向かいます。
メインストリートの中ほどに位置する下の写真の
建物は、明治に建てられた商人屋敷を茶屋として
再生した「しまばら水屋敷」で、湧き水の池を
眺めながらくつろげます。
抹茶と「かんざらし」セット(700円)をいただき
ます。
かんざらしは、島原の湧き水にさらして食感を
柔らかくした白玉を、甘さ控えめのすっきりした
後味の自家製シロップで食べます。
帰りの島原鉄道を待つ間、島原駅の近くの
カフェ「青い理髪館 工房モモ」で一休み
します。
大正時代の理髪店をそのまま利用した”青い
理髪館”のコーヒーとレアチーズケーキの
セット(680円)です。
レトロな建物の店内は、どこか懐かしさを感じ
させます。
島原の町中を散策してみて、ゆっくりともう1度、
訪れたい町だと思いました。
町の佇まいも、どこかホッとして落ち着ける感じ
の町です。
至る所に綺麗な湧き水が流れていて、町中の人達
が、それを代々、大切に守ってきたのを感じます。
帰りは、行きの逆コースを戻ります。
島原駅→島原鉄道(150円)→島原外港(15:45)
~高速船~熊本港(16:15)→シャトルバス→
熊本交通センター(17:07)
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