(写真は、穴山橋から見下ろした釜無川とその対岸の風景)
穴山駅から乗車して韮崎駅に戻る予定でしたが、穴山駅は
崖の上にあり、この断崖を上る道などなさそうです?・・・
穴山三軒屋バス停の時刻表を見てみると、午後は2便しか
ありません・・・
しかも、14:42の便が行ってしまったので、 このあとは
最終便の17:32のみです。
う~ん!
仕方ない、バス路線沿いに行けるところまで歩いて、
どこかでこの最終便に乗って、今晩宿泊予定の韮崎のホテルに
行こうと思います。
JR中央本線の穴山駅からの乗車を諦めて歩き始めます。
釜無川を「穴山橋」で渡ります。
穴山橋は、江戸時代には、長さ十間(18メートル)の橋
でしたが、橋が流失すると舟渡しとなりました。
穴山橋を渡り終わり、上の写真の「円野(まるの)郵便局前」
の交差点の歩道橋をくぐります。
そして、上の写真の「みどりや食堂」の少し先の斜め右の
「上円井(かみつぶらい)旧道」に入ります。
やがて右手に、次頁の写真の「内藤家」の堂々とした
「なまこ壁の長屋門」があります。
明治天皇は 明治13年の巡行の際に、ここ内藤家で休息
しました。
上円井旧道は、上の写真の上円井の交差点で国道20号に合流
します。
この交差点が「韮崎(にらさき)市」と「北杜(ほくと)市」
の境です。
「小武川」を「小武川橋」で渡ります。
小武川には、江戸時代には、土橋が架橋されていました。
小武川橋を渡り終わると、直ぐに右折して、小武川に沿って
進み、道なりに左折します。
暫く歩いて国道20号に合流します。
国道20号を進み、上の写真の中央の武川町農産物直売
センターの所から右の小道に入ると牧原地区です。
牧原地区を進むと、変則T字路に突き当たるのでここを
左折します。
この分岐点には、1822年建立の「庚申塔」があります。
旧道は、一旦、国道20号に合流します。
牧原の歩道橋の交差点を左に入ると「牧原八幡神社」が
あります。
牧原の歩道橋に戻ると、その先に牧原交差点があり、その脇に
「牧之原」バス停があります。
もう、路線バスの最終便の時刻に近くなったので、ここから
バスに乗って、韮崎まで戻ることにします。
路線バスで韮崎の繁華街まで戻り、写真のホテルルートインコート韮崎にチェックインします。
(朝食付き1泊:8,800円)
歩き疲れたので、外に出ないで、ホテル内の食堂で夕食を食べます。
(牛すき焼き豆とうふ:830円)