かめのにわ

クサガメぴぃたんの日常をゆるい感じで綴るブログ
〜peace&piece〜

今日のしっぽ

2020-04-29 21:28:00 | 通院記録・健康


かいぬしの膝からこんにちわ。

最近はぴぃたんのお膝ぼっこばっかりしてます。

ほんとになんで膝に乗せるとおとなしく日向ぼっこするんでしょうね。
トロ舟のときもこれくらいおとなしくしてくれたら、かいぬしの日焼け予防になるんですが。



まぁ嬉しいんですけど(笑)
しかしでかいな君。

さて今日のしっぽの進捗です。







かさぶたみたいになってて、途中でかさぶた剥がれましたけど、下はもうだいぶしっかりした皮膚?になってます。


左側ちょっと血の色してますが、外側に出血はしていません。
内出血ですので自然治癒を待つしかないね。

まぁ順調に治ってきてます。
完全に元どおりになるにはひと夏かかるかなぁ。
でもまぁお陰でというかなんというか、休みの日はずっと家にいて、ゆっくり日向ぼっこさせてあげられるので、安心して経過を見ています。
自然の太陽に敵うものはないよ。


お膝ぼっこ中はよく私の腕に顎を預けてだらーんとしたりします。



かわいいなぁ。



虫さんが飛んでたのを見てる。
(かいぬしは虫さんから逃げたいけど、ぴぃたんの日向ぼっこのために我慢した)



先日ツイッターでほかのクサガメかいぬしさんとおはなししたんですが、クサガメって脇に顔突っ込みません?
顔突っ込んでじーっとしてるの、どういうことなんだろう。



かいぬしの足登り。


職場で「休みの日に家で何をしているか」の話題になると、「亀と遊んでます」としか言えないかいぬしです。

楽しいです。

陸場の改造でもしようかな。



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タマゴが残したもの

2020-04-26 11:30:00 | 通院記録・健康


前回タマゴを産みました。
産卵は今回はそれで終わりました。

産卵後、またのどかにお膝ぼっこする日々が訪れました。



それは産卵から3日経ったある日のこと。
かいぬしは休みで、ぴぃたんとお膝ぼっこをしていました。

ふと見ると、尻尾の両側が少し赤っぽくなっていました。
タマゴを産む前、何度も何度も両脚で尻尾を擦る姿を見ていたので、皮膚大丈夫かなと心配はしてたんですが、案の定擦りすぎで色が変わっていて。
仕方ないな、イソジン買って来て塗るかな。と思いながら水を変え、お水に戻そうと思って見たときでした。



はい?






ごめん。ちょっとごめん。なにそれ?

さっき色が変わってんなーと思った尻尾の両側がずるむけです。

……ちょおおおおおお!!!?

っと思った時点で病院の午前診は終わっている時間。

えええええとこれは水に入れていいやつ?入れないほうがいいやつ?
午後診までの4時間5時間を、どう過ごせばいいのかパニックです。

ずるむけて剥き出しになった部分は白くてゆで卵の白身みたいで、あきらかに柔らかそうで何かでこすれたら傷がついて出血するのでは…という不安を感じました。

結局数時間を水に入らずに過ごし、かぴかぴのまま病院へ。

先生いわくは、よっぽど強い力で擦らないとここまでにはならない。何があった?と聞かれましたので「3日前にタマゴを産みました」と言うと「あーーー……」と悟ったようにため息をつかれました(笑)

亀の産卵行動とはここまでの説得力があるのか。

結局できることは毎日のイソジンと、毎日の水換え。
しかないんですよね結局。

そんで3日後。





左側はめくれた皮が被さってて普通に見えるんですけど、たった3日であの「ちょっとでも何かでこすれたらキズついて出血しそう」な状態は回復しました。
早いな。

で、さらに3日後





そんで昨日






どうだろ。
写真だと分かりづらいけど、着々と剥き出し部分がしっかり硬くなってきています。

まだ1週間ちょいなのに、なんかすごい回復力です。

人間もまぁこんな感じだから一緒といえば一緒か。

あとは清潔と日光浴をしっかりして、気長に元どおりになるのを待つだけです。

しかしあれですね。
亀の尻尾ってこんな構造だったんですね。

表面の硬い部分がめくれても血も出ないし痛そうでもない。
内側の肉部分がまた硬くなっていく、と。

いや興味深かったけど、心臓に悪いから今度から尻尾掻き掻きすんのやめて。
突然ずるむけられた日にはギャーってなるから。






みんな平穏無事に育てているのに、なんで私はこんな色々しでかすのかと、日々かなしくもなりますが、すんませんがどうかひとつ温かい眼差しで見ていただきたいです。



かいぬしも頑張るよ




君がそのガタイでかいぬしのぼりをやめないように(でも肩に登頂したのち背中に降りようとするのはやめてください。危険にも程がある)



そんな産卵後の大騒動のおはなしでした。





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ほめられた

2019-03-06 13:19:54 | 通院記録・健康




今日は恒例の嘴削りに病院へ。



いつも別室へ連れていかれて削られて戻ってくるのですが、今日戻ってきたときに「えらかったですよー、ちゃんとお口開けてくれたんですよー」と褒められた。



・・・・・口を開けた!!!?




すみませんそれたぶん食べ物をもらえると思ったのではないかと!!!!
※もしくはたまたまあくび(一番確率が高い)




通院も年単位で長くなりましたので、少し前に先生に「知恵がついてきて、僕が顔を触ろうとしたら両手で顔を隠すんです(笑)」と言われたこともあるぴぃたん。




まさか・・・・まさか観念して自分から口を開けるなんてことは・・・・・・
(いくらなんでも亀にそこまでの知恵はない)





「ぴぃたんええ子やで」




・・・・・・いや、どうかな・・・・・・・・





そんなぴぃたんは最近本当にアグレッシブです。


春の訪れを全身で感じているのでしょうか。アグレッシブです。





「あっそびに行くでー♪」






「とぉっ!!!!!!」


※スロープの横から飛び降りる






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興味深い話を聞きました

2019-01-04 18:48:04 | 通院記録・健康


今年もよろしくお願い致します。





さて。
正月早々ではありますが、私が休みの日と外気温が暖かい日が重なりましたので、思い切って嘴削りのために病院へ行ってきました。
年始なので患者さん少ないかと思ったけど、そこそこの人数がいてびっくりしました。
まぁ闘病中の子たちからしたら正月も何もないですもんね。
嘴削りごときで通院してすいませんって気分です。










いつものように最初に体重を計ったときに、体重が増えていることにふと先生が眉をひそめました。
昨年の産卵騒ぎのときに卵胞がたくさんあったのをエコーで確認して以来、産まなかった卵胞の行方を先生はずっと気にしてくださいます。
私も「ごはんの量も回数も減らしているのに体重が増え続けている」ことに関しては懸念があったので、先生にそれを伝えると、先生が珍しく饒舌に面白い話をしてくださいました。










今まで日本の獣医は「卵管・卵巣を摘出してしまえばもうタマゴが出来ることはありません」と患者に伝えてきたが、外国の研究で、卵管卵巣をすべて失っても数年後に卵胞を作る亀が多数確認されている。ということ。


卵管卵巣をすべて取り除いた亀に対して定期的にエコー検査を実施した結果、どこから発生しているのか全く分からないが、卵胞が新しくできている個体がいるというのです。それも「多数」。


「卵管・卵巣の取り残しではないか」という疑問も投げたが、多数の医者が多数手術を行っている中で、それだけ相当数の個体の取り残しがあるとはどう考えても考えにくい。
もちろん卵管がないので、それが殻のついたタマゴにまでなることはないが、卵胞のままずーっと体内に在り続けるケースがあるというのです。
現在の時点で、卵胞を長期間持ち続けてもそれが何らかの病変になったり、それで体調を崩したりという個体がいなかったため、本亀に何の異変もないので飼い主も気付かないから表面化しなかっただけで、おそらく今まで手術した個体の中にもそういう子はたくさんいるだろう。
つい最近そういう研究を知ることになり、いままで手術してきた飼い主さんには「今後タマゴができることはない」と伝えていたことが今後は覆されることになると先生はおっしゃていました。









そしてうちのように卵巣・卵管がまだある亀においても、今までなら「タマゴができるか、卵胞が吸収されてしまうか」の二択だと信じていた私たちにとって「卵胞のまま長期間体内に持ち続ける」という第三の事例が存在する可能性が出てきたわけです。
殻つきのタマゴになって、うまく産めなければ促進剤なり、手術で取り除いてしまえばいい。
でも卵胞のまま在るだけの状態だと未知なんです。
元気だし、ごはんも普通に食べる。生活に何ら支障がないので特に何も処置はできない。でももし体内で黄身が腐って炎症を起こしてしまったら(これは実際に先生がその可能性をおっしゃっていました)、体内に卵胞がずっとあることで予想もしない事態も可能性として想定しないといけないわけです。








ツイッターでフォローさせていただいており、昨年のお散歩会にも来てくださった子で、この病院で実際に卵管卵巣を摘出したアカミミガメさんがいます。
「卵巣卵管が無くなっても、卵胞を作る可能性は決して低くない」
この研究結果をその子と飼い主さんにもお伝えしたかったです。
ブログを見てくださるといいのですが。



甲羅で身を守る以外の生き残り方法を持たない生き物です。
生き物の雌としての、種の保存への本能が卵胞を作らせるんでしょうか。



生き物はまだまだ未知数です。
特に亀のように研究がまだまだの生き物は、これからもこんな驚きがどんどん出てくるんでしょうね。



とりあえずうちの対策としては、いままでのように毎日の様子をちゃんと観察。
「いつも」と違うことがあれば記録。
体重はなるべくこまめに測る。
幸いにも毎月病院に嘴削りに通院してますので、何かささいなことでも気になることがあれば報告。
場合によってはエコー検査をお願いする。

とまぁこんなとこでしょうね。
言ってみれば昨日までと何も変わりません。
観察は常にしてるし、体重は・・・・まぁもうちょいこまめに測ろうかな(笑)





今日は午後から好き放題伸びていました。









足がごぼうのようです。






未知の生き物だからこそ、観察そしてこういった情報交換も大事。



みんなで大切に育てていきましょうね。







今年もよろしくお願い致します。







※お散歩会ことしもやるよ。
 ちょっと日程で悩んでるので近日中にお知らせしますね。






食欲の秋。

2018-09-16 15:15:26 | 通院記録・健康



本日は嘴を削りに病院へ。



8月が忙しくていけなかったので、7月のタマゴ騒動後、初めて病院に行きました。







先生は「その後どうですか?」と聞いてくださったので、「まったく何も産卵行動ぽいことはないし、もう卵胞なくなっちゃったのかなと思ってました」と正直に伝えました。
実際7月の騒動の最後、何事もなくなってご飯もモリモリ食べるようになったときに最後通院してたので、まさか今回それについて聞かれるとは思ってもなかったくらい私にとっては過去の終わった話になってたんです。


でも先生は「あれだけたくさんあって、はっきりとエコーにも映っている卵胞が全部なくなってしまったとは思えないなぁ」と不安げ。


先生「数が増えていたり外側の殻が出来てしまっていたら、産ませてあげないとお腹の中で圧迫されてご飯も食べなくなってくる。(診察台の上の体重計にのったぴぃたんの体重を見ながら)実際これだけ体重が増えてるし卵胞が育ってるのでは・・・・・食欲はどうですか?」

かいぬし「・・・・毎日もりもり食べてますし、なんならもっと寄越せってものすごい要求してくるのをこっちが数を管理して止めてるくらいのレベルなんですけど・・・・」

先生「えっ・・・・・それは・・・・じゃぁ・・・まぁ・・・・」

かいぬし「あっ・・・・・・・・・・・・・・(察し)」




その後、嘴だけ削って何事もなく病院は終わりました。


もし不安があったら絶対にレントゲンかエコーを提案してくる先生が一切それもなく。



ぴぃたん。かいぬしは実はうすうすわかっていたよ。



きみは太りすぎだ!!!





「!!!!!」





おタマゴ騒動のあと、あのぴぃたんが食べなかったことへの衝撃から毎日ごはんをあげてしまっていたかいぬし。
あれから2ケ月も経つのにそれを継続してしまっていたかいぬし。
わかってます。悪いのは私だ。




先生にタマゴが詰まってると思わせるほどの体重増加をさせてしまって申し訳ありません(笑)



ガクガクブルブル



ぴぃたん明日からごはん1日おきね。
1回量も減らすね。




「!!!!!」




この夏ちょっと体重増えちゃったかいぬしと一緒に頑張ろうか!!(笑)




ちなみに測りたてほやほや本日のぴぃたんの体重は1,563gでございます(笑)



うん。重い。




そんなわけで病院の帰りにちょっと公園散歩してきました。









草ボーボーやったけど、それが逆に楽しそう。















体重管理というものは、人間も亀さんも難しいですなぁ。




でも次の産卵に向けて栄養はきちんと取ってほしいし本当に難しいところではあります。



てゆか次の産卵いつ来るんだよー。それがいちばん怖いよー(笑)






「さぁな」













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