サポート隊の日々

サポート隊員hidekoの雑記帳

プレート破損

2010-09-20 23:30:00 | ★欠損プロテクター復元
黒いプレートの先端部分が片方だけ
ポキッと割れてしまったスキーですが、
チューンナップ作業前にここを補修。



細い溝の部分から折れている為、
接着面が更に薄くてその面はプレート本来の
厚さの半分しかありません。
この状態で接着後の滑走時に持つか
 ちょっと心配です。

接着部分が露出する部分の為、
 板のシナリ運動の影響を受けそうな気配。

前後を逆に取り付けなおしすれば
 接着部分がちょうどヒールピースの真下に
 収まり、ここなら定位置で使うよりは
 長持ちしそう。

なので前後のプレートを交換する事を提案。




一度割れたプラスチック素材は接着しても
 脆くなり、その部分からまた折れて
 しまう事が多いですが、駄目元で
 接着補修と交換作業もご了解頂きました。


▼接着後に前後交換して取り付けしたプレート

ビス穴の位置も違う為、不要になった4個の
 穴の処理もいたします。

その後にチューンナップも作業開始!



プロテクター作成

2008-10-27 00:14:00 | ★欠損プロテクター復元
【追記】
 このプロテクター欠損修復のご注文は
 現在お受けしておりませんのでご了承ください。

~~~~~~~~~~~~~~~~


今年の3月にフィッシャーの欠損プロテクター復元の
 ご注文を頂きましたが、
 今回も全く同じ状況のご注文です。
  しかもメーカーも機種も同じ!



 本体とプロテクターのジョイント部分が
  3ミリほどしかない為取れ易いのでしょう。




ソール側を見ればスポンと抜けたって感じ!


手持ちのスキーから嵌め込むパーツを作ります。
 両サイドにはエッジモールが収まっている為、
  削ってその窪みを作り、既製のものより
   深く差し込んで固定できるようにパーツを作成。

取れた部分のソール素材、デザインシート
 双方を少し剥がして差込口を確保し
 パーツをがっちり固定

  2日間接着&プレスしてこんな状態に


既製のプロテクターを見ながら 
 ラジアルファイルで少しずつ研磨しながら
   形を整えます。




ほぼ同型に揃えた、クリア塗装して完成です!



メーカーではこの部分のパーツが
 あるはずですが『非売品扱い』ですし、
 『修理不能』といわれます!



 雪上復帰させたい!
  その気持ちが ぎゅっと詰まった加工パーツです!
   多少の不揃いは笑って許してくださいね。niko


さーて、明日からこのスキーも
    チューンナップ作業です!symbol5

スキー修理・パーツ作成

2008-03-09 15:30:00 | ★欠損プロテクター復元
【追記】
 このプロテクター欠損修復のご注文は
 現在お受けしておりませんのでご了承ください。

~~~~~~~~~~~~~~~~


片方のテールガードプロテクターが無くなった
 スキーの補修とチューンナップが仕上がりました。

まずは到着時の状態




なくなってしまったパーツを復元します。
 その作成作業過程はこちら


パーツが復元できた段階でチューンナップ開始
 先ほどチューンも終了

この後、パーツにクリア塗装して完了し
 こんな具合に仕上がりました。

 

ソール側は


この部分の大まかな形を作る段階では、
ラジアルファイルで、かなりの力で研磨されましたが
 取れる様子も無くがっちりです。

 これで取れそうじゃ当然納品は出来ませんが・・

まずはテスト済みという事で明日発送です。


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テールガード作成

2008-03-08 15:31:00 | ★欠損プロテクター復元
【1月20日追記】
 このプロテクター欠損修復のご注文は
 現在お受けしておりませんのでご了承ください。

~~~~~~~~~~~~~~~~


片方のテールガードプロテクターが無くなったフィッシャー

   
 綺麗に片方がすっぽり無くなっています。
 この無くなったパーツも作成します。
 

   
   シートにパーツの被さり部分が3mm程しかない。
   これだけでは、接着部分が少な過ぎて
   せっかく作ったパーツがすぐ外れてしまう。
   頑丈に接着するには、中に差し込み方式のパーツを作らないと・・

   と言う事で、作成するパーツのイメージがまとまり、
   さっそくシートを剥がし内部を綺麗に除去し差込口を確保


ここまでは簡単!

  
 中に2センチ差し込んで、更にデッキシートに被さって
 素材を押えるようなパーツを作ります。
 某スキーの樹脂部分を一部カットして作成
 
  
 その樹脂で、ソール側部分とデッキ側部分の2つのパーツを作り
 深く差し込みながら双方を接着。一日がっちりプレス。


  
  翌日完全に接着なった事を確認し、片方の既製品を見本に
  ラジアルファイルで同型に荒研磨。
  その後、細目ファイルと仕上げ用サンドペーパーで
  丁寧に丸みをつけ、ソール側もシャベル状に研磨しながら
   肉厚も調整。研磨されたパーツは白っぽくなってる・・


 
 まづはこんな感じに仕上がりました。

 この後、このスキーのチューンナップ作業がある為、
 それが仕上がった段階でクリア塗装すれば、
 もう少し見栄えのいいものになる予定。
 完成は後日チューン終了後に掲載。

※追記・・3/9の仕上がり状態
 
symbol3最近こんな補修も手がけてます
プロテクターなどパーツが入手できない時はご相談ください。

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