インサートホール作成4個及びチューンナップセットの
ご注文有難うございます。
作成過程をどうぞご確認ください。
1)お預かりしたボード
フロント及びリア共に4個の既存のホールの
あるボードですが、スタンスを広げたいとの事。
共に前後に2個づつ新規にホール作成希望です。
★作業前のボード
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/35/30a244ce91bc9780c84ba500c18a145e.jpg)
2)作成位置確定
新たに作成する位置にホールのセンターを出し
正確にポンチで印をつけます。
専用ドリル刃をボール盤に装着し、まずは基本の
穴を作成(穴は貫通)
★ホール作成第一段階
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e8/310c802830eb94d9fa032b95b147d5f3.jpg)
★その出来たホール
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d9/8b6539e55140a33d4450abfdcf49da62.jpg)
3)専用リーマーで面取り作業
ボール盤にリーマーをセットしデッキ側及び
ソール側から穴の面取り作業をいたします。
削りすぎると出来上がったホールが凹み過ぎて
滑走面もその部分がいびつになる為ここは慎重に
かつ丁寧に!
★面取り作業
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e5/2352b8660f392dfd1e566f711c32bdad.jpg)
4)さらに面取り作業にて微調整
出来たホールにロレット皿をソール側から挿入して
みながらロレットの沈み加減を微調整。
芯材くず、グラスファイバーくずを丁寧に取り除き
毛羽とり作業も大事です。
★微調整研磨
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/bb/94b63293ac153d4d177323c17c24e5c5.jpg)
5)仮設定
今回作成位置が、ボードの比較的肉厚部分でしたので
9ミリのロレット皿を挿入いたします。
皿を仮に沈めてみて、皿底に貼り付ける滑走面素材の
厚さの確認。素材を張った時既存のソール面と
フラットになるようにが肝心ですね!
★仮挿入で収まり具合確認
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/1b/c603f6e4e23380d698f44b233114f8e1.jpg)
6)ソール素材カット
ロレット皿の沈み加減もOK!
皿底に貼り付ける素材をカットします。
ブラックがいい気もしますが、10色手持ちしてますので
ここはお好みのカラーを張ってあげたいですね。
似合いそうな4色をセレクトして仮にカットしてみました。
ブラック、フラッシュグリーン、ホワイト、ピンク、
★どのカラーを張りましょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d2/d912bdab63d047f03fed581dcce351a9.jpg)
■ワンポイントで目立つ方がいいという方もいますが、
宮本様、お好みのカラーをメールでお知らせくださいね。
カラーが決まり次第、ホールに接着剤を注入しロレット皿を
固定。その後皿底に好みのカラーの素材を本接着。
そして熱プレスしてそのまま自然乾燥と続きます。
その後通常のチューンナップとなります。
続きはまた後日・・・