その一の続き
Maeda Takashiなる者は極例と思う方もおろうが、先日、パスタファリアン(空飛ぶスパゲッティ・モンスター教団の信奉者)のブロガーからコメントがあり、当然その人もアンチ・キリスト傾向だった。件の人物のリンク先に「キリスト教の問題点について考える」というブログもあり、「かつて伝統的教派のキリスト教会で洗礼を受け入信し、25年間在籍しましたがやめました」と自己紹介している。このブログの記事「東京大学卒のクリスチャン」は興味深かった。こちらの管理人にもクリスチャンから反論というよりアラシが来るらしく、記事の一文を抜粋したい。
-このブログに寄せられるクリスチャンからの反論はグロテスクな皮肉や嫌がらせを上回るものは一つとしてありません。見事なほど低劣で見るに耐えないようなものばかりです…
また「東京大学卒の~」には、「自分から依頼ごとをしておいて身勝手な条件を出す、不見識もいいところ」のメールが送られてきたことも書かれていた。棄教者ということで現信徒から攻撃されていると思われるが、似た様な体験なら端から異教徒の私もある。在日ドイツ人ハウプト・ホルガー氏のHPに「マザー・テレサ、スーパー物乞い」というコラムがあり、それに着想を得て書いたのが、駄記事「マザー・テレサの実像」。
それまでの私はマザーへの称賛一辺倒の報道ばかり見ていたため、ホルガー氏のコラムは目からウロコだった。しかし、「マザー・テレサの実像」には、想像した以上の反響があったことに私自身驚いた。真っ当な意見もあったが、グロテスクな皮肉や嫌がらせはもちろん、低劣で見るに耐えないようなコメントもあった。一例を挙げたい。
何をムキになっている?(風に寄せて)
2010-01-05 01:48:10
マザーの議論の前に、何をムキになっているのかよく分からない。他人の意見にも冷静になれないようなあなたは、マザーテレサを否定することで、これを読む人たちに何を伝えたいのか。所詮、ドイツ人ジャーナリストのコピー程度の文章を書いて、じゃあ、何をあなたはされるのか。
誹謗中傷の海で溺れる哀しいあなた。
「風に寄せて」の翌日20:37の4度目のコメントに、「ここのご主人は、中国に対して謝罪し続ける覚悟でもあるのかと疑問を持ちます…」の一文があったため、私もこれをネタにし、「中国に対して謝罪し続ける覚悟」の記事を書いた。この一言だけで「風に寄せて」の正体が知れる。この者は「同志」の言葉も使っており、左派クリスチャンではないかと私は見ている。
ムキになってアラシをしてきた「風に寄せて」の類なら対応もしやすいしが、今年2月後半Nobなる自称一カトリック信者のコメントは、愕然とすると同時に信仰の行きつく先の恐ろしさを覚えた。Maeda Takashiや「風に寄せて」と異なり、一応言葉遣いは丁寧だが、己はブログを開設せず異教徒のそれに何度も長文の説教を繰り返す厚かましさには不快だった。初来日でマザーが日本を、「物は豊かでも、心が貧しい国」とこき下ろしたことへの擁護と思われるが、「キリスト教の私見」の題のNob氏のコメントで、私の関心を引いた個所を抜粋したい。
-ところでキリスト教では「心を貧しくせよ」と教えています。キリスト教世界では「心が貧しい」はほめ言葉です。私たちの心は結構豊かです。小学校以来多くの知識を身に着けてきました…こんな不確かな誰も証明できない知識を心に多く持つことは心の貧しさに反します。だからこそ戦国時代に布教されたキリスト教は滅びたのです。
本来この世の不条理と人生の無意味性に苦しむ私たちにこの世を生きる光を与えることが布教なはずで。それは無償の下心ないものでないと他人の心にはしみこまないものです。代償を求め、下心を持った善行は必ず挫折するものです。
もっとも私たち生身の人間が心を底から貧しくすることはそれは困難ですが。だからこそ無心に祈るのです。祈ることは神に願うことではなく、己の心を貧しくすることです。徹底的に貧しくなると私たちは神から浄化されます。私たちはついつい自分を主張してしまいます。あとで「しまった」と思うことが日々何度繰り返すことでしょうか。心が浄化され、ニコニコと他人の言うことを素直に聞くことができればと願いますが、残念。
その三に続く
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「戦争捕虜を奴隷にしても良い」という記述はハディスだったのでしょうか?戦利品章とも呼ばれるコーラン8章を読み返してみましたが、一節に「戦利品はアッラーと使徒のものである」の言葉もあります。また、「戦争で得たどんな物も、5分の1は、アッラーと使徒そして近親、孤児、貧者、そして旅人に属することを知れ」(8-41)とも。
この場合の“戦利品”とは物質と思われますが、実際にはアラブ軍の戦争捕虜なったサーサーン朝ペルシア兵の多くは奴隷になりました。身代金を出せば解放されましたが、元より戦に敗れた者にはそのような金は工面できず、自由になるためイスラムに改宗した者も少なくなかったそうです。
英語のslaveの語源となったのはスラブ人だし、イスラムの白人奴隷の多くはスラブ系でした。ただ、イタリアやフランスの港町から拉致されたラテン系のslaveもいたのは確かです。
私の中高生時代の世界史教科書には「オスマントルコ」と明記されており、テストでオスマン帝国と書けば×だったでしょう。現代はオスマン帝国に統一されているはず。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A8%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E5%88%B6
(ウィキペディア「イスラームと奴隷制)
コーランには、奴隷を大切に扱うようにとは書いてありますが、「戦争捕虜を奴隷にしても良い」とは書いてなかったと思います。後者の記述があるのは、ハディスではないでしょうか?
ちなみに「奴隷」を意味する英語のslaveの語源は、スラブ人のことだったそうです。
あと、「オスマントルコ」とは歴史用語の誤用です。正しくは「オスマン帝国」です。
イスラムの侵攻は布教目的もありましたが、それよりも富の獲得が主だったように見えますね。それに大義名分を掲げ、異教徒の地はもちろん同教徒にも戦を仕掛ける。もちろんイスラムに限らず、他の宗教も大同小異に思えます。
キリスト狂徒とムスリムが殺し合いをするのも、一神教同士で他宗教は基本的に認めないうえ、隣接していることが最大の原因では?インドなどキリスト狂徒とムスリムに、気の毒なほどやられました。
キリスト教の侵略は死の“福音”伝道の義務感からだとしてもイスラム教の侵略は何が原動力になっていたのかよく分かりません。ある本によれば定期的に人口減らしが目的の戦争を求めるとか…商人の集団なのも関係していそうですが。
キリスト教史は圧倒的に正視に耐えないがイスラム教の方も確かに野蛮。歴史を見ると両者は気の毒なほど殺し合ってます。
21世紀でも世界のメディアを牛耳る欧米人が、イスラム世界の後進性や残虐性を強調するのも意図的ですね。日本に対してもそうですが、彼らは平気で第三世界に関しては虚偽を書きつづる。
ただ、西欧のクリスチャンも十字軍以前の中世はムスリムに結構奴隷にされていたことが、『ローマ亡き後の地中海世界』(塩野七生著、新潮社)に載っています。地中海に面した西欧の港町はこぞってムスリム海賊に襲撃され、住民が拉致、奴隷にされました。
あと、意外に知られていませんが、アフリカの黒人を最初に奴隷にしたのもアラブ人ムスリムです。千夜一夜物語には黒人奴隷がかなり登場するし、中世のイスラム知識人の書物には黒人への強い蔑視があります。
ネストリウス派はマリアの女神化を恐れ「イエスもマリアも人間」と主張し帝国に追放されていたのでまともな集団と思っていたのですが、キリスト教というだけで健全な宗派を期待してはいけなかったようですね。
中東史は馴染みが薄いけれど近代では親日的でもあり興味があります。総じて西側の人間は野心的、東側は規律的で中間部は程々にワイルドな革新的なイメージがあります。
一番アンバランスなのは西のローマ法王(キリスト教徒)で代々人間性がぶち壊れ、奢侈におぼれながら中世以降残虐政治を続けていました。カトリックに世界征服を命じるなどスターウォーズの黒幕の爺のようなイメージ。西の端のスペイン、ポルトガル、イギリスの歴史もあまりに暴虐的で見るに耐えず、猛獣とテロまがいの格闘を続けていたのが中東のイスラム戦士だったわけですね。
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/e8ccffc8ef387ede23eed01b643ee2ee
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/dc5cf64af0f0dca09d825fdfe3d3d797
サーサーン朝時代、ローマに迫害され、亡命してきたネストリウス派をペルシア帝国は受け入れました。しかし、亡命先で平和に暮らすどころか、ゾロアスター教の神殿を破壊したり、神官を殺したりする等の犯罪を行っていたから、やはりテロリスト教だったのです。米国でデビッド・コレシュと名乗るカルト宗教のリーダーがいましたが、コレシュとはキュロスの英語読みです。こんな者がキュロスを名乗るとはおこがましい。
ゾロアスター教では動物の虐待を禁じ、河川を汚すことを罰せよと述べており、古代には珍しくエコロジーを説いていました。古代ゲルマン人も同じですが、イスラム以前のイランでは聖なる樹への信仰がありました。しかし2大テロリスト宗教により、古代からの聖樹は切り倒されてしまったのです。
黙示思想家イエズスも然りキリスト教自体ゾロアスター教の影響下にもあったミトラ(最高神アフラマズダの子)信仰の物真似なのですね。
ミトラもゾロアスターもペルシャが発祥地らしく、イラン攻撃が囁かれる昨今宗教はどれも半兄弟だと認識する必要性大に思えます。ゾロアスターの神殿を破壊していたのはかの2大テロリスト教のようですね。
イスラムはユダヤ教に近く、キリスト教の神が子を持ったという教義を認めない。イスラムもまた様々な宗派があり、これがイスラム?というような宗派もあります。イスラムからキリスト教に改宗するより、キリスト教からイスラムへの改宗者が多いと聞きます。
先に書いたように私がゾロアスター教に関心を持ったのは現世を重視、戒律は厳しくないし、とても前向きな教義に好感を持ちました。もっとも、この宗教は異教徒からの改宗は認めませんけど。そして、ヒンドゥーも非常に前向きな人生観で、これも面白いと思いました。ゾロアスター教とヒンドゥー教は同じ系統の宗教だし、個人的にはインド・イラン系宗教が魅力的です。ただし、これらの宗教は一神教にヤラれました。
耶蘇教は現代でも圧倒的な肥満率、森林と資源を滅ぼし地球を暖めるのみの世界平和に何の貢献も果たさない宗教にあらざる組織。ヨダレを垂らし締まりのない切支丹に嫌悪の自分としては、イスラムの戒律主義や対十字軍戦の奮闘に憧れるものはあります。
欧州諸国がユダヤ人を追放してもイスラム帝国のオスマントルコはユダヤ人を嫌悪せず受け入れむしろ活用していたし、中東をイスラムが支配していなければ、ユダヤ人も我々有色人種も欧州クリスチャンの飽くなき人殺し、差別、奴隷制と簒奪に苦しめられたのは間違いないのないところ。
誰かがこの殺人宗教の勢力を抑え込まなければならなかった。イスラムは誤解されてはいるものの役目を果たして来たと思いますよ。ヨゴレである切支丹を叩き潰すアッラーの加護は私には魅力があります。ちなみにGODとアッラーは同一ではないです。アッラーは御子など派遣してはおらず自力救済を要求しているそうなので。
やはり成田山にも宣教集団が説教に来ていたのですか。私が初詣しているのは地方の小さな神社なので宣教集団が来ることはないと思いますが、もし来たら十字軍!と呼んだ方がよいでしょうか(笑)。先にも書きましたが、これがインドなら下手すると焼殺されるかもしれない。
ただ、イスラムも耶蘇に劣らず教条的ですよ。欧米のイスラム移民もトラブルメーカーで悪名高いし、イスラム幻想は如何なものでしょうか。ムスリムもまた、鶴岡八幡宮を破壊したくて堪らないはず。個人的にゾロアスター教に関心がありますが、イランのゾロアスター教徒は欧州のユダヤ人より迫害されていたのです。多神教徒など人間ではありませんから。
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/45d01d06b0d3361bc6d1f97d2d16f987
以前、パキスタン人と結婚した女性からコメントがありました。多神教の日本人を馬鹿にしきっており、カネのために滞在している者も多いそうです。相互扶助など単なる宣伝文句に過ぎず、耶蘇と基本的に同じです。中東もまた凄まじい格差社会なのをお忘れなく。
まああの程度であればキリスト教がいかに人間性の墓場であるかのネガティブキャンペーンにしかならないので放って置けば良いのかもしれませんが。
アメリカ教の弊害で世界各地で拝金や格差社会、人間性低下が蔓延する近年、社会を立て直せるのはイスラムの様な厳格神信仰かもしれないと思う昨今です。
軍隊的ゆえの欠点もある宗教ですが、朽ちる所まで朽ちる耶蘇教よりは遥かに雄雄しく、相互扶助も魅力。今年はイスラム入門を少し考えています。
またも貴方の実に興味深い体験談を教えて頂きました。私のような非信者には日本人クリスチャンの考えや行動パターンが理解できなかったのですが、貴方のお話からようやく何故彼らが反日傾向が強いのか、分かりかけてきました。もう完全な反社会カルトですね。異教徒からすれば、日本が嫌なら欧米にでも脱出すればよいと思うのに、日本と日本人をこき下ろし、憎悪しながら日本に寄生しているとしか思えない。かつてのキリシタンも同じだった。異教徒を始めに迫害、散々テロをしたから排斥されたのです。
以前、拙ブログに何度もコメントしてきた女ブロガーがいます。とにかく反日傾向が強く、日本および日本人をこき下ろす一方、中韓は称賛。そのため在日女?と想像していました。上の記事でリンクを貼った「マザー・テレサの実像」でも、テレサを非難したドイツ人のホルガー氏を、「人間としてコワレチャッテル人」とまで口汚く罵倒していました。
その女は「キリスト教の問題ではない」「普段マザー・テレサの良い話ばかり聞いていると、思わず拒絶反応が出てしまいます」と意味深なことを書いており、必死にマザーを擁護していた。
それだけならともかく、この者は在米の女医を自称していたのです。しかし、書込み時間と内容からタダの暇人なのが分かった。教養レベルもお粗末だし、医療専門用語を使っていない。人間としてコワレチャッテルのは当人でした。
コメントからその者の性格が浮かび上がるし、社会体験が極めて乏しいのも分かりました。人付き合いが出来ないとも話していたことがあり、これでは社会不適応になるのは当然と感じましたね。私はこの女はクリスチャン又は親キリストと見ていますが、ネットで見かける親キリスト派はこの類が多い様な…
以前、ヨシュア記を解説したサイトを発見しましたが、十字軍と全く変わりない精神に驚愕しました。一部抜粋すると…
-カナン人がモラル的に堕落したということは考古学でも確認されています。小さい子どもも殺されましたが、この子どもたちは道徳(正しさと悪さ)が分からなかったから、イエス様の御血で救われました(天国へ行った)…
http://www.hoshuha.com/Japanese/bible/joshua.shtml
チベット仏教のカルムイク人のことは初耳です。情報を有難うございました。
他にもキリスト者学生会(KGK)という組織があり、私はここのメンバーでもないのにここのメンバーたちから「正しい道を歩むように」(要するに、キリスト教に批判的な書物は一切読まずに、キリスト教の団体に盲従しろ!)と何度もお説教されました。反論したら、私のいないところでKGKの主事や福音派の牧師たちと宗教裁判を開き、徹底的な嫌がらせ・迫害が始まりました。彼らは皆「天国に行くのが約束されているから」それに同調できない輩は「地獄に行く」のだそうです。(この団体は、福音派がメインとなっています。やはり反日思想を好んでいるようです。)
実際にキリスト教の教会に行ってみると分かることですが、「自分たち以外は皆地獄に行く」と何度も何度も言われます。また、自分たち以外の人の書いた書物や芸術作品に関与するのも止めるようにも言われることもあります。私を宗教裁判にかけたKGKの主事(女性)に、それについて「ならば、ベートーベンは教会にほとんど行ってなかったし、バッハも牧師と喧嘩が絶えなかったそうだけど、彼らは『クリスチャン失格』なのか?」と言い返したところ、「つべこべ言わず、皆の言うことに従いなさい!」と金切声を上げました。彼らの教義では「クリスチャンのグループが祈って得た結論は神の意志」なのです。(と言うことは、異端審問も魔女裁判も祈って「処刑」という判決が出たのですから、あれだけ多数の人間を教会権力が殺戮したことは「神の目で見たら正しい」ということになるのです。まったくバカバカしいにも程があります。)
彼らの実名を晒して世の中に警鐘を鳴らすのも良いかとも思いましたが、私の身元が特定されて報復攻撃をされたら嫌なので止めておきます。
さて、クリミア・タタール人が中央アジアに強制移住となったのは、トルコ共和国の影響を強く受けると考えられたから(かつてのオスマン帝国の臣民)というのも理由です。(チェチェン人に対しては、イマーム・シャミール以来の怨恨もある。)ドイツ政府はトルコ政府との密約で、クリミア・タタール人の優遇措置を決めていますし、ドイツがもっと勝ち進んだらトルコも枢軸側で参戦するかもしれなかったのです。他にも、チベット仏教のカルムイク人もドイツに協力し(カルムイク義勇騎兵軍団)、一時強制移住となっています。ブラックユーモアのようですが、進撃してきたドイツ軍のハーケンクロイツ旗を見て、カルムイク人は「仏陀が助けに来た」のだと思ったのだそうです。
鶴岡八幡宮には元日以外にも宣教集団がいるのでしょうか?私の行きつけの神社には幸いその類はおりませんが、伊勢神宮にも押しかけている?
連中には恥ずかしいという気持ちは微塵もあるはずがない。下等な偶像崇拝者を救ってやるのこそ、神聖な使命と妄信しているから、そのような振る舞いがやれるのです。逆に非キリスト教徒日本人が教会に押しかけ、キリスト教を罵倒する…など出来ませんよね。これがインドなら、鶴岡八幡宮の宣教集団のようなことをしたら、絶対にタダでは済みませんが。
ドイツのムスリム義勇兵の情報を教えて頂き、有難うございました!どうもムスリムといえば、中東やインド出身者のイメージがありますが、バルカンや旧ソ連にもムスリムが多数いましたね。ドイツに参戦するムスリムならば、地理的にもバルカンや旧ソ連の方が多いのは当然でした。ドイツに協力したクリミア・タタール人だけでなく、確かチェチェン人もスターリンによって中央アジアに強制移住させられたはず。
それにしても、ヒトラーはソ連出身のキリスト教徒の義勇兵よりもムスリムを重んじたのは興味深いです。正教徒が多いから?
キリスト教に限らず一神教徒なら、己は唯一神の側に立つというのが教義の基本だから、敵側は悪魔側にいると見るのでしょうね。これは人種、民族問わず、自分たちは「被害者」「殉教者」という歴史偽造・歪曲で、誇大妄想と被害妄想を掛け合わせた史観となる。彼ら自身の加害者としての歴史は絶対に見ない。
ところで、貴方を罵倒した女性伝道主事は日本人でしょうか?在日や外国女ならまだ分かりますが、日本人ならもう反日日本人と見た方がベターでしょうね。欧米やインド、中東でも基本的に異教徒、異宗派は信用しないのだから。
鶴岡八幡宮へ行って来ました。そこにはやはり元日からマイクで宣教する恥ずかしい連中が…
神社を破壊したがるオーラを感じました。確実に操られています。
大混雑で1時間以上並びましたが、この5百年間この強迫観念が世界史を踏み荒らしてきた事を考えると、神社にごった返す日本人にもまだ救いはあるなと感じる年初でした。
ドイツ軍のムスリム義勇兵はソ連やバルカンの出身者が大半でした。バルカンのムスリムから編成された武装親衛隊の山岳師団(クロアチア2個師団、アルバニア1個師団)は比較的有名ですが、ソ連出身者は数十万人規模(正確な数字は不明だが、ある見積もりでは50~70万人)で存在したのです。ヒトラーはソ連出身のムスリム義勇兵には正規のドイツ軍服の着用を認めていました(ソ連出身のキリスト教徒の義勇兵にはなかなか認めなかった)が、実際は1944年の夏頃まで独自の徽章や階級章を着用していました。「ムスリムをドイツ軍に入れることにより、ドイツ軍が活性化される」とヒトラーは言っていたそうです。中でも、クリミア・タタールの義勇警察(「警察」とは言っても陸軍歩兵部隊と同等の戦闘力を持っていた)1万人と民兵1万人の独軍協力(ちなみに、クリミア半島のクリミア・タタール住人は20万人足らず)は、スターリンの怒りを買ったようで、ソ連がクリミア半島を奪回した直後にクリミア・タタール人は中央アジアに強制移住させられました。
もちろん、インドのムスリムも多数いましたが、ドイツは彼らをプロパガンダに利用しただけで、実戦には投入しなかったようです。日本軍のインパール作戦に随行したインド国民軍の悲劇とは対称的です。他にも、イギリス軍やフランス軍の捕虜の中近東出身のムスリムも若干いました。
ところで、キリスト教徒は、全部とは言いませんが、異教徒や対立宗派を「極悪人」として、そして自分たちの宗派を「被害者」「殉教者」として描写した歴史観が大好きです。私がまだ教会に行っていた頃、教会等で行われていた講演会等はほとんどすべてこの論調で、「それはおかしい」などと口走ると大変なことになりました。例えば、「日本軍によるシンガポールの中国系住人虐殺の発端となったのは、便衣隊という私服ゲリラの大量投入という国際法違反行為」と反論したら女性伝道主事が金切声を上げて私を罵倒し、私は教会のこの手のイベントに出入りするのを一切禁止されました。また、北朝鮮支援の署名用紙を突き付けられたので、「テロ支援の署名はできません。」と断ったら、やはり罵倒されました。彼らの考えでは、「教会は聖霊に導かれているので、それに逆らうのは悪魔だ」ということになるのです。
このような中にあって思考を停止し、定期的に多額の献金をするのが「熱心なクリスチャン」とみなされるのです。冷静な第三者にはあたり前のことですが、私はそれに気付くのに何年もかかりました。マインドコントロールとは怖いものです。
個人的にゾロアスター教に関心があって調べましたが、この宗教は異教徒からの改宗を認めないことで知られます。仮にヒトラーが例外的にゾロアスター教への改宗を認められたとしたら、この宗教はもっと知られていたはず。それでも件のブログ仲間なら、あの程度の低劣なデマでも真に受けたと思います。
ユダヤ人迫害はあまりにも有名ですが、ドイツ人でさえ同性愛者は迫害され、強制収容所に入れられたのは意外に知られていませんよね。カトリックに限りませんが、キリスト教の同性愛者への弾圧はスゴイですよ。日本ではゲイに寛容なイメージのある米国も、それは大都市に限ったことで、地方は身体生命の保障も危ういことがあるのも意外に知られていません。マスコミに登場する文化人が、ゲイに寛容な米国を讃えるのを見る度、コイツ、分かっているか!と言いたくなりますよ。
>>ドイツ軍には多数のムスリム義勇兵がいました
それは知りませんでした。対英独立運動家が義勇兵として参戦した?日本との関係で知られるチャンドラ・ボースもヒトラーに接近していたし、インド人ムスリムが義勇兵になっても不思議はありません。十字軍時代、ムスリムと手を組み、同じキリスト教徒と戦った西欧人諸侯がいましたが、その繰り返しですか。インドや中東でも異端に対抗するため、異教徒と同盟することはありました。
ロマもナチスに迫害されましたが、第二次大戦時のロマの死亡率を紹介したブログ記事があります。
http://79909040.at.webry.info/201007/article_3.html
記事をご覧になられればお分かりですが、ダントツがクロアチア、二位はポーランドで、何と98%、70%と桁外れ。どちらもナチス占領下にせよ、カトリック国という共通点があります。50%の死亡率のボヘミア(チェコ)もカトリックというのは興味深いと思われませんか?
以前何かのТV番組(NHK?)で、第二次大戦時のユーゴを報道していたことがあります。クロアチアのカトリック聖職者の発言も紹介され、虐殺を煽っていたとか。まさに「聖絶」奨励でしたね。それが20世紀末のユーゴ紛争にも繋がった。
「宗教が人間性を高める」ことも時にはありますが、それも同教徒、同宗派内で、異教徒には人間性を狂わせるのではないでしょうか。とにかく日本のマスコミはクリスチャンを美化しすぎですよ。おそらく欧米留学者が業界に多数いるため、世論操作しているのは間違いない。言論人の多くがクリスチャンなのは、絶対に偶然ではないはず。そのため、日本人一般(特に女)はクリスチャンに何となく好感を持っている。私のようなへそ曲がりは例外でしょう。
「ヒトラーはゾロアスター教徒だった。」とは、「ヒトラーがニーチェを愛読していたから」出てきたジョークですか?(ツァラトゥストラ=ゾロアスター)ヒトラーは、ムソリーニを奪回した後、ニーチェ全集をプレゼントしたそうですし、ニーチェの石像にナチ式敬礼をしている写真も多数残っていますから。これを字義通りに大真面目に受け止めた人がいたのには笑えます。
ヒトラーはニーチェをそのまま受け売りせずに、彼独自(とは言っても、カトリックの伝統の悪影響を受けた)の解釈をしています。その最たる例がウンターメンシュ(劣等人種:超人の対極)の解釈です。ヒトラーは、それをユダヤ人、ジプシー(ロマ)、スラブ民族、同性愛者、・・・(ほとんどすべてカトリック世界で嫌がられている人たち)であると考えたのでした。
これも意外だと思う人も多いことですが、ヒトラーはイスラム教を高く評価しており、ドイツ軍には多数のムスリム義勇兵がいました。カトリックとイスラムがなぜ?と思われるかもしれませんが、当時はバルカン半島で正教徒に対抗してカトリックとムスリムが組んでおり、あの悪名高きクロアチアのウスタシャ(正教徒の大虐殺で知られるカトリック系のファシズム団体)には当初より(ドイツ軍がムスリム義勇兵を採用するはるか前から)多数のムスリムがいました。恐らく、ヒトラーはカトリックのイスラムへの軟化姿勢に倣ったのでしょう。
ウスタシャについての情報は和書ではあまりありませんが、彼らの「黒色軍団」についてナチス親衛隊保安部(SD)関係者が記した記録が断片的に何かの本に出ています。それは、SDのメンバーですらも戦慄を覚えたものばかりで、例えば、結婚式が開かれていた正教の教会を襲撃し、新郎新婦を十字架に縛り付けて「新婚旅行に行け!」と生きたまま川に投げ込んだりしたのだそうです。(他の列席者は機関銃で虐殺した。)これらの残虐行為の現場には、多くの場合、カトリックの司祭が同行していたのです。もし私に余力があったら、ウスタシャについてまとまった本でも書きたいのですが、クリスチャンを美化した本でないと一般受けしない(戦後の世論操作の結果)ので、出版するのは難しいでしょう。「宗教が人間性を高める」というのは妄想にすぎない、という教訓になると思うのですがね。
私も在日ドイツ人のHPで、初めてマザーテレサの裏の顔を知りました。ただ、ネットする以前は、マザーが「インドに来るよりももっとも身近な近くの人を助けなさい。愛しなさい。家族、友人…」と言っていたことを知りませんでした。反対にインドに来いと主張していたと思っていましたが、これはマザー崇拝者の意見だったようです。
初めまして。クッキングホイルさんのブログでの貴方のコメントは興味深く読ませて頂きました。やはり部外者には信者の考え方は分かりませんし、キリスト教徒だった方の意見は貴重です。貴方が学生時代、キリスト教福音派の連中から執拗な嫌がらせを受けたことは、クッキングホイルさんのブログで読みました。創価やオウムとどこが違うのでしょう?
ヒトラーとバチカンがずぶずぶの関係だったのは、案外知られていませんよね。それどころか、いかにカトリックがヒトラーの暴虐に抵抗したという「神話」を捏造しまくっています。
在日ドイツ人のHPでも「教会は最大の犯罪組織」という興味深いコラムがありますよ。「聖母マリヤと共に虐殺」の皮肉が振るっています。
http://www.hpo.net/users/hhhptdai/kyoukaihanzai.htm
カトリックのブロガーには、「日本人とアウシュヴィッツのかかわりを考える」などの戯言を書いていた者もいました。不快だったので、「イスラエルを擁護する人々」の題で記事にしました。
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/bd36b9af0a8fe7b5f6da60fc7a012720
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/e92eaaf2cbbe1607ad7e3993d1aa064f
さらに件のカトリックブロガーは何と、「ヒットラーはキリスト教徒でなくゾロアスター教であったという説もある」とまで書いていたのです!今その個所は削除されていますが、元ネタは私の記事だったのは明らかでした。全くのデタラメも良いところで、異教徒に罪をなすりつける姿勢に怒りを覚えます。
上記でコメントされているshiretokoさんも、「キリスト教徒が論文を書く際、さりげなく嘘を挿入する」と以前言っていましたが、まさに嘘やデマを平気で書く。日中戦争でも影で欧米人宣教師が暗躍していたようです。
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/d67de6487534a7db5c60ca3563d81551
今時マルクス・レーニンなど信じている者はいないだろうし、むしろキリスト教会の方が遥かに危険で厄介ではないでしょうか?彼らは金融バブルでも儲けているし、それがはじければ神への信仰を説く。本当に頭が痛い連中です。
2~3年くらい前だったか、ТV(NHKだった?)でアルメニア正教とギリシア正教の聖職者同士が殴り合うのを見ましたが、今回は乱闘にまで発展しましたか。キリスト教の聖職者が、右の頬を打たれると左右の頬を殴り返すのは笑えます。それでもクリスチャンは、何処にも最低の聖職者や宣教師がいる、彼らはキリストの教えを忘れただけと擁護します。
年始の宣教集団は一度鎌倉で見た気がします(鶴岡八幡宮)。
元旦からやる事かと顰蹙の目を買っておりましたね。キリスト教がローマ帝国時代の作り話と分かった今、また鎌倉で心からの侮蔑の目を向けて来ようかと思っています。
外国にはURLだけで凄いこんなサイトもあるらしく
白黒はっきり言いたがる外人さんによる忌憚なき意見が交わされているようです。
http://www.jesusneverexisted.com/
世界の穏健で健全な一年のためにはキリスト教にご退場願うのが一番です。
クッキングホイルさんのブログからやって来た元クリスチャンです。聖書と現実のギャップに長らく苦しんだ末、今では完全にキリスト教徒は決別しています。
私は仕事の傍ら、歴史の研究(第2次世界大戦前後の宗教に起因する紛争や抗争等が主要テーマ:ファシズムをカトリック系の政治運動として捉えている)をしています。ヒトラーは「熱烈なカトリック」であると公言していて、彼はローマ法王ピウス12世と仲良しでした。ヒトラーの反ユダヤ政策はカトリックの教えを実践しただけのことで、反英・反米はやはりカトリックの教え(反フリーメーソン:ユダヤ人の謀略国家・ソ連だけでなく、ユダヤ人に操られてユダヤの世界支配戦略に与するフリーメーソン国家とも戦う「世界ユダヤ主義との闘い」はドイツの責務、とヒトラーたちは主張していた。)に由来するものです。
ヒトラーがソ連に攻め込んだとき(バルバロッサ作戦)、ピウス12世はこれを「反共十字軍」として認可し、参加した枢軸軍将兵を祝福しました。この話題をクリスチャンの前ですると大変なことになります。いつだかこのテーマで小講演を行ったところ、カトリックの学校を卒業したと称する人物が質疑応答のときに、難癖を付けてきました。どのような展開になったかは詳しく説明するまでもないものであると思いますが、まったく議論が成立しないんです。挙句の果てには、私が正しくキリスト教を理解していないからこのような根拠のない「妄想」が出てくるのだとも言われました。徹底的な反撃も考えましたが、キリスト教の人に逆らうと本当に何されるかわからないということを経験上知っていたので、「時間切れ」で逃げることにしました。(学生時代、キリスト教福音派の人たちを怒らせて宗教裁判にかけられ、その後陰湿かつ執拗な嫌がらせをされたことがあります。また、私がラス・カサスの本を読んでいるということを神父に言いつけたカトリックもいました。)キリスト教の影響下にある人と議論を戦わせることは非常に危険なことです。アメリカでは裁判に巻き込まれたり、暗殺されたりすることもあります。このような人たちと決別できて本当に良かったと思っています。
http://www.47news.jp/movie/international_national/post_2447/
アンサイクロペディアの紹介を有難うございました。キリスト教の解説は大いに笑えます。
-キリスト教(切捨徒教・基督教)は、アジテーションの天才であったイエス・キリストが開いた宗教。「自らの目的を果たすためなら何でも切り捨てる徒党の宗教」という意味でこう名づけられた。古くは戦争で蹂躙した相手国の国民の首をことごとく切捨御免していた事からもこの名がつけられるにふさわしいと歴史が証明している。そのため、一般的には蔑称とされる。歴史を見ればわかるように、これが現存する最も長い歴史を持ったテロ組織である…
現法王がハリー・ポッターシリーズを批判していたとか。「反キリスト教的な魔術・魔法使いを普通のものとして受け入れさせる巧妙な仕掛けに満ちている」そうで、もうアホ、マヌケの範囲を超えており笑えません。
http://cookingfoil.blog106.fc2.com/blog-date-201108-4.html
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%95%99%E7%9A%87
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%83%99%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%8816%E4%B8%96
九州など実質的に耶蘇教の植民地状態だったのですが、日本のマスコミはやたらキリシタン弾圧のことばかり強調する。貴方の紹介された転びバテレンも欧州なら確実に惨殺されている。以前、コメンターのshiretokoさんから興味深いことを教わりました。
―日本の学者の唱える「大殉教」は何万人ものキリシタン殺戮を想像させるが、1612年の禁教令発布から鎖国後の1642年までの30年間に、バテレンとキリシタンを合わせ602名が殺されたに過ぎない。東北から九州まで日本各地で処刑されたキリシタンやバテレンたち、拷問の末死んだ者、「元和の大殉教」と称される55人もすべて含めての話である…(日本の知恵 ヨーロッパの知恵 松原久子著 三笠書房より)
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/8e3f182083d11af7fd972db3384e9f8d#comment-list
>>イスラムは侵略はしても宗教の強要はない
イスラムも結構宗教の強要はしていました。もちろん耶蘇に比べれば寛容でしたが、日本でイスラムのイメージが悪いのも、知識人や文化人に耶蘇が多いことも影響しているはず。
私自身は初詣で宣教集団を見たことはありませんが、連中が神社に押しかけていたことをネットで初めて知りました。鎖国なしに日本国の存続がありえなかったことに私も同意します。
この甘い蜜が異教破壊、信者の腐敗・傲慢の諸原因です。
耶蘇教は確かに日本でも寺社仏閣を破壊し、秀吉・幕府も態度を変えました。イエズス会宣教師の一人は尋問で植民地化の企てがあった事を白状しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%83%A9
イスラムは侵略はしても宗教の強要はないのですが、
キリスト狂は自身に都合の良い作文を「神の言葉」として使うので非常に傲慢で腐り切っているわけです。
もし初詣で宣教集団を見掛けたら侮蔑の念を向けましょう。鎖国なしに日本国の存続はあり得なかったかもしれません。
クリスチャンのブログを見ると、未だにローマを憎んでいることが分かります。在日ドイツ人のホルガー氏もHPで書いていますが、一部引用します。
-キリスト教信者は、自分達の教会こそ最大の犯罪者なのに、ローマ時代のキリスト教殉教者の役割をこれまでずっと強調してきました。しかし、実際はキリスト教の為に死んだ人の数は極めて少数でした。
-殉教者の多くは狂信者で、ローマの神々の神殿、祭壇や彫刻等を糞尿で汚すなどの無礼な行為や冒涜を行っていました。十六世紀末期、日本人はキリスト教信者に対し、ローマ人と同じ経験をしました。九州では、キリスト教の熱狂信者が、「偶象破壊」として仏教の崇拝物や経典を壊したり、仏塔を解体して薪にし、バテレン(伴天連、キリスト教宣教師)の風呂の燃料にしました。
http://www.hpo.net/users/hhhptdai/kyoukaihanzai.htm
「未信者は呪われている」という教義はイスラムも全く同じだし、中世インドもイスラムの侵攻に散々苦しめられました。しかし、一神教徒に支配され続けたインドが民族宗教を維持したのは感心します。
“異教を否定しつつ改宗者を増やす”独善宗教を異分子として弾圧したローマ帝国は、うっかり自身がそれを呑み込み [ローマ国教化:4世紀]、“異教徒を殺しつつ強制改宗する” 有害侵略宗教を世界デビューさせる事となったのです。
政治的な植民地的侵略の尖兵となった「キリスト狂」に侵されなかった国はおそらく日本だけ。
それは「キリスト狂」の侵略者的役割を見抜いた秀吉と家康の鎖国という英断によるものだった。地理的にも恵まれていましたが。日本には伝統宗教があれば十分です。