扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

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JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

Digital Photo No.15 2008.07.18

2008-07-18 23:55:55 | Photo & Photography & Camera
Phase OneとKodakの撮像素子に関して書こうと思います............................

Phase Oneからは凄いSpecのDigital Backが発表されました。
「P 65+」というものでDigital Backだけで39,900ドル、Camera Systemで41,990ドルというものでした。
今の円とドルの兼ね合いではDigital Backだけで404万円、Camera Systemで425万円ぐらいになります。
これ仕事がもらえるのであれば購入するでしょうけどね~。
凄いSpecですよ。
Dynamic Rangeも12.5段と凄すぎです。
これはNegative Filmに近いLatitudeを誇っているぐらいでしょう。
またPrint Outを前提として考えるのであれば大きなBuildingに貼り付けることが出来る画素数になっているはずです。
まあこれは大きくPrintする事が前提での話でスナップや日々の写真を撮る為にこのSystemを使うのは余程お金が余っている人でしょうね。
簡単に持ち運んで撮れるようなSystemではないし、このCameraで適正露出を全画面に作り出すにはかなりの光量を確保するSystemも必要になるわけです。
つまりStudio撮影でもFashion Photoで世界的な一流ブランドからの依頼が毎月来るようなStudioぐらいでしょう。

しかしDigital Video Cameraの画素数が安いCameraでも800万画素は行くようになってきました。
最近チェックしている三洋の「Xacty」で4万前後で購入できるモノでさえ900万画素も行きます。
それに対して一眼レフタイプの画素数の増加が待たれている時期なんですよね~。
Photon(光の粒子)がSensorが余りに小さくなると受光出来ないぐらいになるといわれていますが、もうそんなことも言っていられない状態になりつつあるわけですよ。
PENTAXがDigital Backの開発を中断しているのですが、こういった技術というのは継続していき最新のモノを生産できないと追いつけなくなります。
作品作りには35mmTypeのCameraではLensに限界がくるんですよね。
そんなことは解りきっているのですから、Digital Cameraでも大判TypeのCameraを使用することの方が良いことは当然なんですな。
Mamiyaから大判Typeの一眼レフCameraが発売されていますが、少し中途半端な気がします。
良いLensが無いんですよね。

カールツァイスのLensを使用できるCONTAXの645 Systemが欲しいとか考えてチェックしているのですが、故障してしまうと必ず直るという確約が得られない生産終了品ですので駄目なんですよね。
またBackpackだけで405万も掛かるのですから命がけの写真になりますな。(爆)

KodakのSensorについても書いておきましょうかね。
Backpackというのは現状ではPhase Oneの独壇場なんですな。
よって対抗馬が出てきたことで価格競争が期待できるようになりましたな。
Kodakさんには頑張っていただきたい。
おいらは大判Cameraでも安ければ購入して使用したいと考えられるようになりましたからな。
しかしComputerのMachine Specが劇的に向上して作業の効率化、高速化、短縮化、時間的拘束の短時間化が出来たことによって写真Dataに対する感じ方が淡泊なモノになっているのは気になっていますな。
G4で処理しているときには一つ一つの作業に凄く気持ちを込めて行っていました。
魂のこもった作業、魂の載った写真だったのですが、同じ作業をすると余りに作業時間というか待ち時間が皆無なので拍子抜けしてしまいます。
でも多画素化していくならばG4での作業と近い感覚で写真Dataを扱うことが出来ると思うんですよ。
待ち時間というのはある意味で必要なのだとも思います。
Power MacからMac Proへの変更は余りに大きすぎるGeneration Gapが横たわっています。
これは趣味で行っているからこそ大きいのでしょうね。

Graphic Boardも換装もしくは増設したいモノがあります。
Radeon HD 3870のMacintosh版が発売されています。
まだ日本向け製品が出ておらず輸入版しか入ってきていないようなんですがね。
価格は25,000円程度のはずなのですが、3万オーバーでネットで見つけました。
どうなってるんだ?

とにかくDigital一眼はNativeで撮れると言っても画素数の絶対値がVideo Cameraと比較しても圧倒的ではなくなってきたんですよね。
600万画素程度であればVideo Cameraで撮影して、そこから一瞬を取り出してPrint Outすると良いレベルにまでなってきてるんですな。
Hi-Visionという規格ではL Sizeでは十分なんですな。
こうなるとDigital一眼を購入するよりもVideo Cameraの良いのを購入して録画した方が良いという結論になってしまいます。

まあね。
これはCameraに興味が無く撮れればいいという見方をしている人の話なのですが、大多数の意見が世界を動かしているのですからCameraの世界もNeedsに応えてくれないと駄目ですよね。
音楽の世界では既に圧縮音源で満足する人が多くなりつつあるのですから、Digital Stillの世界が好きなおいらからすると音楽の二の舞になるかもしれないと気が気ではありません。

早期に中堅気で2000万画素Over、Flagshipで3000万画素程度になって貰いたいモノです。
SONYのCameraが早く出て欲しいですな。
そうなると他社も価格変更せざるを得ないでしょうからね。

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