MupeToYamato スペイン坂の秋
スペイン坂の秋
やってきました ぼくの番が やってきた
ずっと列にならんで 待ち続けていたよ
やっと
君に 逢えた 逢えた 逢えた 逢えた 嬉しくて
その横顔に呆けていたよ
真綿包んだ様な愛くるしさが
渋谷駅降りて遠ざかるスペイン坂
ちょっと
まって まって まって まって まって 心の
準備なんて簡単にはできないよ
秋の風ふいてく 君と僕とのその間を
マフラーが暖かそうだねと
君に恋して 言葉空回り
君は少し笑って はにかみました
その時 神様がいるってことを信じれました
僕は なんて
ついて ついて ついて ついて いるんだろう
こんなに 優しい人に逢えるなんて
冬を越えて 春を迎えました
夏の 海で君は はしゃいでいたよね
波に光る
笑顔 笑顔 笑顔 笑顔 眩しくて
忘れられない想い出になりました
季節が過ぎて行く 君と僕とその間を
もっと君を好きになってゆく
いつか愛にかわってゆくのかな
消せない過去が暗礁に乗り上げて 二人もいつか
心配よりも楽しさを創ろうか 明日を支えるように
ひとつの夢が生まれる 君と僕とのその間に
君は喜んでくれるのかな
そっとポッケトに忍ばせたもの
季節は巡ってく 君と僕のその間を
二人の想い出を重ねたら
未来を照らす 灯りになるといい