はっこうはもとよりアナキストである。
日本国家に対峙するものである、
アナーキズム(ちくま新書 浅羽通明2004)を未だに繰り返し読んでいる。
難しいけれど面白い。
この本の最後を飾るのは
「国家民営化論」(光文社 笠井潔 光文社1995年)
というものである。
何もかにも民営化し、「無政府資本主義」にするというもの。
日本アナーキストの代表的文献といってもよい。
「アナーキズム」でも概要は述べれているが、やはり本書を読んでみたい。
ということでネットで検索しても売っていない。
ここは。。。と思ってヤフオクを探ると1冊だけあったので落札価格500円速攻で落とした。
ちなみに「国家民営化論」のイントロ、太宰治の語りを紹介する。
「おれは此頃、アナキストなんだ。政府なんて、いらんと考えているんだ。全部、商人に任せればいいんですよ。商人は、利に敏(さと)いからね、鉄道だって、道路だって、今より上等なものを、ちゃんと作って作ってくれますよ。儲ける代わりに、サービスも満点になりますよ。役所とか、役人と、そんなもの百害あって、一利なしなんだ。今度の戦争で、実証済みじゃあないか」(アナーキズム 240P)
そりゃそうだ。
はっこう
日本国家に対峙するものである、
アナーキズム(ちくま新書 浅羽通明2004)を未だに繰り返し読んでいる。
難しいけれど面白い。
この本の最後を飾るのは
「国家民営化論」(光文社 笠井潔 光文社1995年)
というものである。
何もかにも民営化し、「無政府資本主義」にするというもの。
日本アナーキストの代表的文献といってもよい。
「アナーキズム」でも概要は述べれているが、やはり本書を読んでみたい。
ということでネットで検索しても売っていない。
ここは。。。と思ってヤフオクを探ると1冊だけあったので落札価格500円速攻で落とした。
ちなみに「国家民営化論」のイントロ、太宰治の語りを紹介する。
「おれは此頃、アナキストなんだ。政府なんて、いらんと考えているんだ。全部、商人に任せればいいんですよ。商人は、利に敏(さと)いからね、鉄道だって、道路だって、今より上等なものを、ちゃんと作って作ってくれますよ。儲ける代わりに、サービスも満点になりますよ。役所とか、役人と、そんなもの百害あって、一利なしなんだ。今度の戦争で、実証済みじゃあないか」(アナーキズム 240P)
そりゃそうだ。
はっこう